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Posted by ブクログ
シリーズ2作目。
スペインリーグ2シーズン目に突入した17歳のリュウジ。
1作目ラストからの、この2作目冒頭。
いきなり鳥肌もの。
1作目ラストでは「結果」「試合後」を出さず、
2作目の冒頭でその2つを物語っていく。
それも、語り口の基本となっている主人公・リュウジ目線ではなく、
あえて実在するスポーツ新聞やサッカー雑誌から伝聞調で。
このシリーズの、伝え方が、物語方が、本当に好き。
内容も相変わらず1つ1つの表現にリアルな想像が膨らませられ、
まるでそこにいるかのようなこの上ない臨場感があって、のめり込む。
名門・ベティスに移籍し、ホアキン・デニウソン・アスンソン・・・スタープレーヤー達に揉まれながら、スーパーサブとして自分のポジションを確立していくリュウジ。
実在する選手がいる実在するチームに、当然架空の人物であるリュウジがいる。
実在する日本代表選手と共に日の丸を背負う。
これに違和感を感じず読める、というのが信じられない程に面白い。
チームメイトやライバル、監督、会長、代理人、酒場、恋人、異国で色んな人々と関わる事でリュウジが心身ともに成長しているのも暗に伝わってくる。
そして、遠く離れた家族とのやり取り、異国で出あった恋人とのやり取りには、この2作目でも泣きそうになる。ずるい。
サッカー小説として、ではなく、
小説として、間違いなく最高傑作の1つだと思う。
次作も楽しみ。
大げさじゃなく、この本に出会えた事に心から感謝。
ハイホー。
Posted by ブクログ
正直なところ、
ここまでのスポ根な小説を読んだのは初めてだったので
色々な意味で衝撃でした。
話が進むにつれ、どんどん世界に入り込んでいく感覚が分かる。
心境描写が巧みだからか、
"自分自身がサッカーをしている"とまではいかないけれども
個々の心境と、プレー面の繋がりが分かって、ゲームの展開にどきどきする。
手に汗握る、とはこんな感覚なんだろうな。
実際のプレーヤーを見たことがなくても理解できるほど、
特徴がよく表現されているんだと思います。
古本屋から入手したため、
3部作の2作目から読み始めましたが、十分楽しめました。
スペインにとっての「サッカー」の存在の大きさ。
存在の大きさゆえの衝突や苦悩、悲しみ。
スポーツなのに、それだけじゃ収まらないエネルギーの大きさに驚きました。
リュウジの年齢(17歳)で、ここまで覚悟を決めている人って
実際どれくらい居るんだろう。。
リュウジの覚悟や心の強さもカッコいいと思うし、尊敬できるけど、
彼を支える家族や周りの人たちの強さや温かさも大きい。
スペインのサッカーが観てみたい。
…というか、サッカーが観たい!
通勤時間だけでは我慢できずに、
お昼休みにも手放せなくなった1冊です。
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