【感想・ネタバレ】ラストソングのレビュー

あらすじ

光あるうちに、ゆけ! 野沢尚の傑作青春小説

博多のライブハウスで宿命的に3人は出会った。地元のスター修吉(シュウ)に挑みかかった一矢のギター。ロックが大嫌いだった倫子(リコ)はリーダー修吉の彼女になり、夢を追い上京した彼らを支える……。持てる才能だけを信じ、一度きりの日々を懸命に疾走する者たち。『破線のマリス』以前に野沢尚が書いた青春小説の傑作。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

故郷の駅が撮影に使われたって事でなんとなく昔映画を見て、その時は年代がずれていたせいか印象に残らず。でもそのあとにはまりにはまった野沢脚本だと知り。遅ればせながらノベライズを読んでみた。いつも右側に海が見えた。その描写がとても切ない。

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2014年10月08日

Posted by ブクログ

音楽業界での成功を夢見る三人(男2人、女1人)をめぐる青春小説。どちらかと言えばドラマの脚本を読み進めている感じ。「昭和」っぽさ、業界の泥臭さなどを上手く絡めてありスラスラ読めた。

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2013年05月05日

Posted by ブクログ

博多のライブハウスで宿命的に三人は出会った。地元のスター修吉に挑みがかった一矢のギター。ロックが大嫌いだった倫子はリーダー修吉の彼女になり、夢を追い上京した彼らを支える…。持てる才能だけを信じ、一度きりの日々を懸命に疾走する者たち。『破線のマリス』以前に野沢尚が書いた青春小説の傑作。

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2011年02月19日

Posted by ブクログ

青春小説という類に入るのか。
不器用だけど、まっすぐな話でした。

感情の揺れがすごくリアルすぎて。
入り込んだら抜け出せませんでした。

恋愛とか友情とか簡単なものではなくて。
人間と人間の絆が描かれていました。

別れがこんなに綺麗で残酷なものだとは。
人を切り捨てるってこういうことなのかな。

 一人でいることが、
 こんなに寂しくて、
 こんなに恐くて、
 こんなに寒いことを初めて知った。

 一人になることを、
 一人になってしまうことを、
 自分が変わってしまうことを、
 恐がらないで。

 生きるっていうのは…
 きっと、
 今の自分を守り通すことじゃなくて、
 精いっぱい生きるっていうことは、
 多分…
 今の自分を変えることなんじゃないのかな

人間はいつか一人で歩き始める時がくる。
その時までにやらなければならないことがある。

そんな大事なことを思い出させてくれました。
青春って言葉にすると恥ずかしいですね。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

男子4人組のバンド プラス 女子1人が博多から飛び出して東京へ。
恋とか、友情とか、家族とか、社会とか、酸いも甘いもを経験するお話。

とってもよかった。
映画化されていることもあり、トレンディードラマテイストは濃いけれど、
ただのトレンディーではなかった。

バンドのメンバーではないけれど、リーダーと突拍子もなく恋に落ちて、
恵まれた現実をすべて捨てて一緒についていった女の子。
映像化してしまったら、あっけないただの女の子になりそうなくらい、
ほとんど描きこまれてないのに、すごく存在感があってよかった。
あ、野沢氏の思う「女」がここにも居たって思った。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

一日で読んでしまった。映像作品のノベライズなのでかなり読みやすく、読む手が止まらない。切ない終わり方だったけれど、登場人物のキャラクター像が野沢尚さんらしく、他作品同様好きだと思った。

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2022年06月13日

Posted by ブクログ

ロックンローラーのシュウ。
天下を取ろうぜ といって、リーダーとなる。
カズヤの登場で ギターの天才だった。
そして、カズヤは 歌も シュウよりうまかった。

リンコは 自分のレールがあまりにもきちんとできているので、
それが 不安となり そのレールをすていることに。
ラジオのDJをやることで であった シュウ
そして カズヤ。
リンコの人生は大きく変わっていくが。

才能 そして 不安定な生き方
そのなかで、愛することは 難しかった。

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2013年09月15日

Posted by ブクログ

【博多のライブハウスで宿命的に三人は出会った。地元のスター修吉に挑みがかった一矢のギター。ロックが大嫌いだった倫子はリーダー修吉の彼女になり、夢を追い上京した彼らを支える…。持てる才能だけを信じ、一度きりの日々を懸命に疾走する者たち。『破線のマリス』以前に野沢尚が書いた青春小説の傑作。】

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2013年05月29日

Posted by ブクログ

場面転換の仕方や、誰の視点で語っているのか分からない描写や、勢いのあるリズミカルな台詞使いが、脚本家だなと思わせる作品でした。
台詞の一つ一つが強く、印象に残る文章も多かったです。
夢を追うことの輝きや、挫折することのつらさ、人を踏み台にすることへの想いや、いつか自分がそうされることの切なさが、残酷なまでに冷静に描写されていて、引き込まれました。
修吉の去り際の格好良さと、一矢のラストソングに込める想いが熱く語られています。これぞ青春小説といった感じでしょうか。
修吉のような激しい人は魅力的ですが、実在したらあまり関わりたくはないですね^^
今後の彼らの幸せを祈りたくなるような物語でした。

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2010年06月16日

Posted by ブクログ

あの時こうしなかったらどうなっていたんだろうとか、
色々と考えてしまう話でした。
結局色んな人の色んな思いや自分の欲望を受けて、
ただただ走って行くしかない感じがしました。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

家のその辺にあったから適当に読む。たぶん妹が買ってきた本。これこそまさに、疾走感、と思う。男の人のことはわからないけれど、男の人たちの人間関係の結びつきってこうなのかな。[08/04/19]

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

音楽をやっている人間としては身にしみるね。
才能の有無とか、あの、楽しくてしかたがないのに先のないかんじ。

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2009年10月04日

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