浅倉久志のレビュー一覧

  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この本を読んで感じたのは、人間とアンドロイドを有機体・無機物という外装で分類するのは無意味であり、そのものの本質はその個に宿る魂によるのだということ。

    0
    2026年03月11日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

    Posted by ブクログ

    ブレードランナー原作とは知りながらも違った味わいにどんどん引き込まれた。人間とアンドロイド、そしてSF的に構築された倫理にら基づく世界観、ここにドラマ性があって成り立つ物語。一気に読み進めることができたし非常に示唆に富む内容だと思いました。

    0
    2026年03月02日
  • ユービック

    Posted by ブクログ

    電気羊に次ぐ2作目。電気羊が人間か、アンドロイドか?の曖昧な境界を攻めた作品とするとユービックは現実か、虚構か?という非常に入り乱れた不思議ワールドで、展開で魅せる作品です。
    あらすじのとおり、敵となる予知能力者狩りを行うべく、精鋭の能力者11人を集めて、いざ決戦の地、月面へ!という、まさかのヒーローSFものが序盤で展開されますが、ほぼ戦うことなく(笑)、気づいたら時間が逆戻りする訳の分からない世界の話に急展開されます。
    一体この世界は何なんですか?と戸惑いながらも、気づいたら不思議ワールドに引きずり込まれ、先が気になって一気読みでした。
    あっと驚く伏線回収とか、衝撃のラストとか、そこまでドラ

    0
    2026年03月02日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

    Posted by ブクログ

    あまり読まない外国の小説にチャレンジ。アンドロイドと人間の境界が曖昧で、脳負担が高い作品であったが、その分時間をかけてゆっくりと楽しむことができた。

    0
    2026年02月28日
  • タイタンの妖女

    Posted by ブクログ

    難しかったけど、最後はまとまって面白かった(と思う)
    そうなろうとする万有意志(UWTB)、自分の人生は自分で選択しよう

    0
    2026年02月19日
  • ユービック

    Posted by ブクログ

    序盤と中・終盤で受け取る雰囲気がガラっと変わる作品でびっくりしました
    SF要素、ミステリー要素、少しホラーっぽい雰囲気もありつつ、最後まで集中して一気に読んでしまう様な作品でした

    0
    2026年02月01日
  • キヴォーキアン先生、あなたに神のお恵みを

    Posted by ブクログ

    ヴォネガットが臨死体験をしたというのはたぶんホント。それがアイデアの発端。天国の門まで行って引き返してくるが、門のところを歩いているだれかにインタビューする。そのだれかが20人。
    冒頭のだれかは、亡くなったばかりの発達心理学者のメアリー・エインスワース。子どもと親の心理的絆、愛着の研究で有名。赤ちゃんで亡くなった場合、天国での愛着の形成はどうなるか、それに答えている。
    メアリー・シェリーへのインタビューがおもしろい。エンディングは傑作。(トリビアもある。メアリーは2人の子を産んだあとに、あの『フランケンシュタイン』を書いた。まだ20歳にもなっていなかった!)
    しかし、小道具&タイトルに、あの医

    0
    2026年01月15日
  • 青ひげ

    Posted by ブクログ

    初ヴォネガット作品。なんてウィットに飛んだ語り口!超ヘビーな体験をシニカルな笑いで包んでくれることによって、説教くささがなく、読む人にぼーっとその時代に思いを馳せる余白を与えてくれる。素敵!素敵!
    そして最後はまさかのフェミニズム小説だった!時代ならではの「ん?」ってところはあるけれど、読んでおいて間違いない作家リストに入りました。次はスローターハウス5にしよう。

    0
    2025年12月15日
  • スキャナーに生きがいはない

    Posted by ブクログ

    人類補完機構と名付けられた物語群。断片的な編を通して語られる荒唐無稽、奇想天外な宇宙を舞台にした一大スペクタクル。圧倒的な世界像。

    以下、抜粋

    アンダーヒルは、言葉が内から流れ出すのを感じた。言葉はなんと不自由なものだろう。それに比べて思考のスピードと楽しさときたら一くっきりと澄んで、手っ取り早い心と心のふれあい!

    0
    2025年12月08日
  • パーマー・エルドリッチの三つの聖痕

    Posted by ブクログ

    「私は惑星になるつもりだ」
    死ぬまでに一度は言ってみたいセリフ…の一つに仲間入りしました。


    最近仕事のことで脳内ごちゃごちゃなのもあり全く読書に身が入らない毎日。
    その状況でディックを読み始めるのもどうかと思いながら、序盤頑張って頑張って読み進め、、、
    しかし3分の1くらいまでくると、キマシタ。モード入りました。
    なんだなんだ??と一文一文に翻弄されているうちに瞬く間にディック感覚に包み込まれ、気がつけば半分を過ぎ、残りの厚みを見て「えええもうすぐ終わっちゃうの?いやだ!!!」
    なんて考えていたらあっという間に終わりました。

    全部読んだ後の感想としては
    いや、なんだこれ。。。
    結局どこか

    0
    2025年11月22日
  • タイタンの妖女

    Posted by ブクログ

    3年越しでようやく読み終えた。中盤まで読んで放置してたので最初から読み返したよ。

    とてもスケールの大きな話ではあるのだけど、読み終わって身の回りの人を大切にしなきゃなあ、というとても平凡な感想を持つ平凡な私。

    キリスト教的な神を理解していないので、神に対する考え方というか皮肉が肌感覚で感じられない面がある。

    グッドラックという挨拶に、神が関わってくるのだなあと勉強になった。確かに才能に恵まれた人を、ギフテッドって言ったりするのは神の存在が根底にあるのですね。



    0
    2025年11月02日
  • あなたの人生の物語

    Posted by ブクログ

    「息吹」の方を読んで面白かったので、こちらも読んでみようと思って手に取りました。
    今回も「もしもこんなものがあったら、どんな社会でどんな人々が何を思って暮らしているか」が鮮明に描かれてて考えながら読んだので時間がかかりました。
    個人的には「地獄とは神の不在なり」が好きでした。この、善行をしていれば報われるとも限らない理不尽さはいつも感じるので、結末まで理不尽でいっぱいなところ噛み締めちゃいます。
    他の作品も色々後から色々思いを馳せるところが多くて余韻に浸れる作品でした。

    0
    2025年10月27日
  • あなたの人生の物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    表題作
    映画メッセージは、随分前に観て、感動して泣いた。

    原作はそれから何年も経って読んだ。
    積読チャンネルの飯田さんが、最も美しい物語と言っていたので。

    正直、言語学とかよく分からない用語など次々出てきて、いつも寝落ち。
    何日もかかって、ついにカフェで読み終えた。

    後半、どんどん主人公の思考と現在の描写が近づき、混ざっていく。
    私はラストを知っていたけれど、それでもゾクゾクして、最後は心がギュッとなった。
    妻として、親として、どんな人生か分かっていても、きっと私も同じことをする。
    大切な人を大切にしたい。
    ちゃんと言葉や行動で伝えて。

    ○バビロンの塔
    書かれていることの意味が分からず

    0
    2025年10月12日
  • タイタンの妖女

    Posted by ブクログ

    カートヴォネガットの独特の世界観が存分に堪能できる。
    冒頭から難解な用語が飛び出してくるのでとっつきにくさはあったが、人の実体化を見物するという特異な物語の書き出しから引き込まれる。
    荒唐無稽なストーリーかと思いきや、伏線が張られており、綺麗に回収されていく。
    作者の死生観、宗教観などがユーモア溢れる文章で表現される。

    0
    2025年09月14日
  • あなたの人生の物語

    Posted by ブクログ

    理解出来ないところもあったが、面白かった。
    人間愛を感じられる小説だった。
    バビロンの塔
    理解
    あなたの人生の物語
    地獄とは神の不在なり
    が印象深かった。
    「バビロンの塔」の広大なイメージができるところが良かった。
    「理解」はレオンがよかった。
    「あなたの人生の物語」は親子愛を感じられるところに心動かされた。
    「地獄とは神の不在なり」はニールのセイラへの思いに切なさを感じた。

    0
    2025年09月13日
  • 高い城の男

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ディックの作品は「アンドロイドは〜」以来なのですが、作品設定として仮定した社会の描写力がすごい。この物語では「連合国が敗北した社会」でのアメリカの精神がどうなるか、人々がどのような生活を送っているかの描写が群像劇の中でリアリティを持って描かれています。
    個人的にドキッとさせられたのはラストの易経「米国が勝ったのが真実である」でしょうか。今までフィクションとして読んでいた物語からこちらからを見る眼差しがある、ということに新鮮味を感じました。何度でも読み直す価値がある作品です

    0
    2025年09月05日
  • 高い城の男

    Posted by ブクログ

    【高い城の男】 フィリップ・K・ディック 著

     第二次世界大戦は、日本・ドイツの枢軸国が勝利。日本が統治する米国カリフォルニア州での生活風景を描きながら、「第二次世界大戦は米英が勝った」というSF小説を書く「高い城」に住む男の物語も書き綴るというSF小説(ややこしい)。「現実と虚構との微妙なバランスを緻密な構成と迫真の筆致で書きあげた、1963年度ヒューゴー賞受賞の最高傑作」という売り文句にやられて読破しました。

     少々ネタバレになりますが、ヒトラーはその後、精神疾患となりボルマン党官房長官が後を継ぐも、その後亡くなり、「え~!」と思う人物がドイツ首相に就任。これによって、「え~!」と思う

    0
    2025年08月30日
  • タイタンの妖女

    Posted by ブクログ

    最初は「これは本当に名作なのか…?」と思ってしまうほど、登場人物には共感しづらく、物語の展開にも乗れなかった。でも、終盤で一気に印象が変わった。まさか最後の2割で泣かされるとは!
    皮肉で満ちた世界のなかに、じわっと人間の強さや優しさが浮かび上がってくる。最後まで読んで初めてわかる“仕掛け”があって、そこに心を揺さぶられた。読み終えてから物語の構造を思い返すと、いろんなことがじわじわ効いてくるタイプの作品。

    0
    2025年08月03日
  • あなたの人生の物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    SFを読むのが得意でないので、想像より読むのに時間がかかった。表題作の「あなたの人生の物語」が気になって読み始めたが、1番面白かったのは「顔の美醜について : ドキュメンタリー」だった。自分ならどうするか、どうなった世界を目指すべきなのかを考えながら読むのが楽しかった。

    0
    2025年07月13日
  • タイタンの妖女

    Posted by ブクログ

    はちゃめちゃだけどしっかりSFしてる内容で夢中で読みました。「スローターハウス5」の作家なんですね。

    0
    2025年06月30日