浅倉久志のレビュー一覧

  • 高い城の男

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    あとがきによると、「もし戦争に負けてたらどうなってた?」を描いたフィクションって結構あるみたいですね

    日本版だと「もし日露戦争に負けてたら」みたいなのがあるんでしょうか?

    登場人物ごとに別々の物語が並行して進むのでちょっとややこしかったけど、書き出して整理しながら読んだら理解できて、読み終わったときはけっこう達成感ありました

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    2025年10月01日
  • ユービック

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    読みやすく、エンタメ性が高く、面白かった。
    謎が謎を呼ぶミステリーチックな構成と、SF的な設定の半生者やテレパス、時間遡行、ユービックの要素が根底にあり、死ぬことについてのディックの思想が感じられた。
    最後までハラハラさせられて良かった。

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    2025年09月11日
  • タイタンの妖女

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    何十年ぶりの再読。
    一種独特の世界観で唯一無二の小説だと思う。
    個人的にはスローターハウスが好きだが、この本もいいね。

    25/09/02 35冊目

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    2025年10月04日
  • タイタンの妖女

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    ネタバレ

    なんかあちこち場面が飛ぶので楽しいが、これだけ長い割に、あったことはそんなになかったように感じた。かといって無駄にダラダラ書かれてるわけじゃないし不思議な感じ。

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    2025年08月17日
  • タイタンの妖女

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    難解なSFと言ってしまえばそれまでだが、ザ・SFという読み応えがあった。
    決定づけられた運命を旅する主人公を通じて、自由意志は存在するのかという問題を考えさせられた。
    この自由意志という命題にはテッド・チャンの作品にも通ずるところがある。

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    2025年07月28日
  • アンドロメダ病原体〔新装版〕

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    すごく理系な終わり方だった。
    実際新型コロナもこうやって(もっとゆるやかではあったが)収束していった。生物学や医学、微生物学をやっている人は、新型コロナもいずれ変異してほぼ無毒化することがわかっていたのだな。世界の見え方よ、と思う。
    そういうわけで、劇的で感傷的で人間味あふれる結末ではない。小説としての物足りなさは出版当時の一部書評のいう通りだと思う。

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    2025年07月07日
  • 高い城の男

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    WW2枢軸勝利endの歴史改変SF、という予備知識だけで読んでみたが、人物描写のしっかりしたなんてことはない群像劇だった。
    日帝と第三帝国の描き方はしっくりくるところが多く、全体的に読みやすくもあったけれど、ジュリアナと田上のパートではだんだんと頭がおかしくなりそうな感覚もあって少し疲れた。

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    2025年06月13日
  • あなたの人生の物語

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    7年前に読んだが、その時は深く理解する事ができず。映画も見なかった。『息吹』を読んで再読する事にした。
     映画も観たい。人生は終わりに近づいているが。
     会いたいなあの人に。宇宙人のあの人。

     再読中。未来が見えたら、どうする?当然何もしない淡々と炒飯狙撃手の石先生のようの生きるしかないんだよ。結局さ。

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    2025年06月02日
  • 高い城の男

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    初めてディック作品を読んだ。
    枢軸国が連合国側に勝った世界という派手な設定の割に、結構地味な話って言う印象。

    かなり好きな種類の話のはずだけど、後半はちょっと退屈してしまったw

    たぶん読み返してじわじわくる作品なんだろう

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    2025年06月03日
  • あなたの人生の物語

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    オードリー・タンが推薦してたので読んでみた。SFは久しぶり。基本的に哲学的なテーマを扱っているように思えた。特に,「理解」と「あなたの人生の物語」の2編は認識論として読むと興味深い。ただ,小説としてどうかというと,どうなんだろうという気がしなくもない。「あなたの人生の物語」は構成として面白いとは思うけど,読みやすいとは言えない。「顔の美醜についてードキュメンタリー」はある種の哲学的思考実験をドキュメンタリーとしてまとめたもので,野心的ではあるが,問題提起に留まっている印象。「ゼロで割る」は数学が分からないと何のことやら理解できない。
    個人的には,普段から抽象的に考えているテーマを物語として(中

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    2025年05月07日
  • 危険なヴィジョン〔完全版〕 2

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    収録作は以下のとおり。

    月へ二度行った男(ハワード・ロドマン)
    父祖の信仰(フィリップ・K・ディック)
    ジグソー・マン(ラリイ・ニーヴン)
    骨のダイスを転がそう(フリッツ・ライバー)
    わが子、主ランディ(ジョー・L・ヘンズリー)
    理想郷(ポール・アンダースン)
    モデランでのできごと(デイヴィッド・R・バンチ)
    逃亡(デイヴィッド・R・バンチ)
    ドールハウス(ジェイムズ・クロス)
    性器およびまたはミスター・モリスン(キャロル・エムシュウィラー)
    最後の審判(デーモン・ナイト)

    ハーラン・エリスンの伝説的アンソロジー「危険なヴィジョン」第二弾。刊行されてもう半世紀は過ぎているので、もはや危険と

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    2025年04月28日
  • ユービック

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    久しぶりのSFでした。難解な長編で、3分の2くらいまでは、さっぱり分からない展開でした。ジョーチップが、爆発で半生者になり、UBIKというなんというか退行現象を止めるもの(スプレー)をなんとか手にいれる。敵と味方とに分かれて戦うが、チップにも判断できず、最後の方でようやく分かるのです。理解するのに精一杯でした。今でもよくわからないとこ多いです。
    また、超能力の描き方は、漫画のJOJOにも似ている部分もあるのではとおもいましたが、どうでしょう。場面の移り変わりは映画マトリックスにも似ているかもと思いました。
    読み直したいが、再度読んで理解できるのかななんて思った次第です。

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    2025年04月06日
  • 高い城の男

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    ネタバレ

    設定は最高。手に取った時ワクワクした。

    展開と中身は。。。なんか気が散る文章で生成AIとウィキペディア駆使してなんとか読んだ。

    易経が万能すぎる。易経本だこれは。

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    2025年03月21日
  • ユービック

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    割とマニアックでよくよく読んでも構造が今一つ理解できない、ホンマ物のSF。
    同じ作者の「アンドロイドは電気羊の夢をみるか(ブレードランナーの原作)」のほうが有名なのはよくわかる。「アンドロイド」のほうが人間がよく書けているし、構成が理解しやすい。

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    2025年03月16日
  • レヴィンソン&リンク劇場 皮肉な終幕

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    『刑事コロンボ』の脚本家コンビによる
    短編小説集ですね。

    前に『刑事コロンボの帰還』に
    収録されていて読んだことのある
    コロンボの習作「愛しい死体」も入ってた。

    わりとアンハッピーな結末が多いので
    それを倒叙で描くスタイルにした
    コロンボものがうまくはまったんだろうな。

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    2024年10月27日
  • タイタンの妖女

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     本作は解説にあるように時系列が散らばっていたり、話の途中で場面が急に変わったりと、全体としてまとまりのない印象を持つかもしれない。また、ある場面に出くわし、謎の展開に面食らい、困惑するかもしれない。しかし、本作はそのような不可解な描写とそのときの受け取り方が大事だという。

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    2024年10月20日
  • タイタンの妖女

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    ネタバレ

    ワイドスクリーン・バロックとな。
    こないだ読んだSFもこんな感じだったからその分類かな。

    マラカイコンスタントと言うイケイケ金持ちプレイボーイのスペースワイドな一生。面白いとか思える余裕がないくらい全く筋が読めない。なんだけど、散りばめられたキーワードはきっちりと回収して終わる。 

    何を読まされたんだ?
    と呆然とする読み心地。

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    2024年10月15日
  • アンドロメダ病原体〔新装版〕

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    アメリカの田舎町で住民が大量に突然死しているのが発見される。生存者は老人と赤ちゃんのみ。原因を追及する科学ミステリ。ちょっと小難しいところもあって、エンタメ要素は薄めだけど、発想はとても面白い。

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    2024年09月01日
  • 高い城の男

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    日本人独特の、
    良く言えば奥ゆかしい
    悪く言えばはっきりしない
    特有の気質といおうか、国民性をディックはどうやって仕入れたのだろう。

    日本人歴の長い生粋の日本人からして「ん?」となる部分もないわけではないが、違いが文化を生むのだから「アメリカ人から見た日本人の描写」というのも面白い。そもそも違う国の人同士が交わる大陸横断型の小説は難易度として高いのではないのか。ドイツ人も出てくるし。

    内容自体は「フィリップ・K・ディックの小説!」という意気込みで、SFを期待してたので、肩透かしを食らった感は否めない。

    支配者側の田上氏は白人に差別的な意識はあっても人を殺したという人道的な罪悪感に苛まれ、

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    2024年08月19日
  • 高い城の男

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    ディックの最高傑作に推す声も多い本作はWW2で枢軸国が勝ちドイツと日本が超大国となっていたら…という歴史改変物。実在の人物についてかなり触れられていたり、改変歴史の中でさらに「連合国がWW2で勝っていた歴史if」を描いた小説が軸に登場するなど虚実を織り交ぜた構成。しかもそうした構成を下敷きにしつつ、主に描かれるのはそれぞれの立場でもがき悩む人たちの内面の葛藤だったり、その悩みの拠り所として易経が重要要素として描かれたりするのでなかなか独特。日本人やドイツ人が読むのと戦勝国側の人が読むのだとそれぞれどんな読後感の違いがあるんだろうと気になります。

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    2024年07月27日