あらすじ
〔ヒューゴー賞/ネビュラ受賞〕いまあなたの手にあるのは単なる本ではない、運よくいけば、それは革命だ――奇才エリスンが、英米SF界の変革を試みた、全二三万九千語の書き下ろしアンソロジー! 本書はフリッツ・ライバーの傑作「骨のダイスを転がそう」をはじめ、一〇人による一一篇を収録。解説/若島正
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収録作は以下のとおり。
月へ二度行った男(ハワード・ロドマン)
父祖の信仰(フィリップ・K・ディック)
ジグソー・マン(ラリイ・ニーヴン)
骨のダイスを転がそう(フリッツ・ライバー)
わが子、主ランディ(ジョー・L・ヘンズリー)
理想郷(ポール・アンダースン)
モデランでのできごと(デイヴィッド・R・バンチ)
逃亡(デイヴィッド・R・バンチ)
ドールハウス(ジェイムズ・クロス)
性器およびまたはミスター・モリスン(キャロル・エムシュウィラー)
最後の審判(デーモン・ナイト)
ハーラン・エリスンの伝説的アンソロジー「危険なヴィジョン」第二弾。刊行されてもう半世紀は過ぎているので、もはや危険といえるものばかりではないのでしょうが、それでも(半世紀が過ぎても)気になる作品は多かったです。第三弾まで読み切ろう。
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SF。短編集。
ニーヴン「ジグソー・マン」は再読。
シリーズ1巻が期待外れだったことで期待値が下がっていたせいか、わりと満足。
ディック「父祖の信仰」、ニーヴン「ジグソー・マン」、ジェイムズ・クロス「ドールハウス」の3作が特に好み。
読みやすく、ホラーとして楽しめる「ドールハウス」が個人的ベスト。
解説で絶賛されていたキャロル・エムシュウィラー「性器および/またはミスター・モリスン」は、面白さがいまいち分からず。奇抜さは伝わるんだけどね。
3巻にはディレイニーの作品が収録されるらしいので、そちらも期待。
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ジェイムズ・クロスの「ドール・ハウス」は預言をしてくれる魔女が住むドールハウスのお話。ただ、けっして屋根を開けて中を見てはいけません。SFというよりホラーですが、何かのアンソロジーでも読んだ気が。でも巻末の再録リストにはないので気のせいか...
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2巻にはディックやラリー・ニーブン、ポール・アンダースンなど自分にも馴染みのある作家が並んでいるのだが、なんか1巻に比べるとどれも少し印象が薄い。つまらないわけではないけど、SF読んでるという高揚感があまりない。ニューウェーブは肌に合わないのかも。