浅倉久志のレビュー一覧

  • あなたの人生の物語

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     めっちゃくちゃ期待して読み始めたけど、正直思ったより楽しめなかった。結構SF慣れしているつもりだったけど、少し自分には難しかったかも。あまり乗れなかった。

     読みながら、レムの『完全な真空』にも似た読み味だなと感じた。何か面白いことに取り組んでいるエッセンスは感じるが、ドラマは薄味。
     語り方、或いはSFらしく世界の設定や仕組みそれ自体が主役で、物語は、キャラクターの遍歴・帰結を描くことを通じて、主役を載せる皿としての機能が強い。
     一見ファンタジーらしい題材ではあるものの、科学的な思考様式を採用することでSFに昇華している作品も幾つかあって、その幅広さは面白かった。
     語り方と題材、物語

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    2026年01月22日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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    再読。
    学生時代に読んで、SFに対して苦手意識を持った数冊のうちの一冊。
    SFに慣れてきたのでそろそろ読めるだろうと思っていた。
    なんとなく覚えている部分と、全く覚えていない部分とまちまちあったが、序盤は楽しく読めた。
    しかし、中盤から終盤にかけてのマーサー教のあたりから、やはり苦しくなってきた。
    でも、学生時代に比べれば割と読めたと思う。

    ある程度の想像力と比喩の具現化みたいな力を持っていたらもっと面白く読めたかも。
    ブレードランナー見てからの方が面白く読めたのかな。

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    2026年01月19日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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    アンドロイドを狩る警察の人間の話(だったような気がする)
    機械ペットを買いたくて値段の載ったカタログを眺める場面が度々出てくる。

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    2026年01月11日
  • 高い城の男

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    初めてディック作品を読んだが少し難しかった
    歴史的な背景もさることながら、複数の世界線が同時並行でかつ現実と虚構が入り交ざるので何回か読んだらもっと理解が深まり面白みが出てくるのかもしれない

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    2026年01月09日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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    タイトルは知っていたのでずっと気になっていた小説。
    翻訳ものもSFも苦手で少しハードルが高いような気がしていたけど、読んでみると出だしから引き込まれた。SF的世界観の解像度が好きだった。奇抜な発想が、物語の世界では当たり前のこととして土台となっている。
    これが50年以上前に書かれたのか……。
    同調オルガンのくだりが好きだ。レイチェルにフォークト=カンプフ検査をするところが面白かった。80ページくらいまでが特に好きな文が多くて、読んでいて楽しかった。

    終わりの展開がもうちょっと欲しかったなあと思った。最後にドカンとあるんじゃないかと期待しすぎたかな。
    イジドアパートもあんまり活かされていなかっ

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    2026年01月09日
  • タイタンの妖女

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    爆笑問題の太田さんが、この本から所属事務所の名前に「タイタン」を名付けたと知り、興味を持った。
    超ド真ん中のSFという感じ。ストーリーも読者の視野も、地球から火星、水星、タイタンへと押し広げていく。
    過去も未来も知っているラムフォードが“神”のような存在に思えたが、その外側には、さらに高次の存在がいて、これまでのストーリーと人類の営みも歴史も全てちょっとしたお使い。余興程度にしてしまう。それを知った瞬間、コンスタントの苦労や痛みが、どこまでも虚ろに響いた。

    1959年に書かれたとは思えないほど、いま読んでも古びない発想と構造。
    むしろ、ここからSFというジャンルが広がっていったのだと実感させ

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    2026年01月03日
  • あなたの人生の物語

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    映画を見てから原作を読みたいと思って探したけど
    映像化を先に見てしまったからか
    映画のほうが良かったと思う。

    短編の1個
    バベルの塔も面白かったです。

    ちなみに
    あなたの人生の物語までは読みましたが
    その後の話は読んでいません。
    SF系はちょっと苦手な所もあり
    話が途切れ途切れになるのでちょっと挫折しました。
    SF映画は好きだけどSF小説は難しくなってしまうので
    いつかは克服したい。

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    2025年12月27日
  • ユービック

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    SF物語を久しぶりに読みました。
    半生命や時代退行などの世界は面白いと感じました。

    だけれど、私の読解力が不足しており、物語の半分くらいまで、生きている世界なのか、半生命(死者)の世界なのかは分からなかった。
    体温の低下などで、ようやくどちらの世界かわかったのです。
    SFの世界で設定がぶっ飛んでいたり、ありそうでない世界観を味わうことも良いかなと感じました。

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    2025年12月18日
  • あなたの人生の物語

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    積読チャンネルで紹介され、「あなたの人生の物語」のみ読んだ。映画メッセージも読んだ。サピアウォーフの仮説、声に出して言いたい日本語すぎる。個人的には回想とエイリアンとの対話シーンの交錯が入ってきづらかったが、また読み直した時に何か感じるものなのだろうか。書籍自体は人にあげた。

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    2025年11月24日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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     再読。前回読んだときは、評判の割にあんまりパッとしないなって印象だったけど、「まだ人間じゃない」が気に入ったから、やっぱディックはちゃんと読んでおかないとってことで再チャレンジ。
     <最終世界大戦>のため放射能灰が降り注ぎ、ほとんどの人間が植民星に移住し人口の激減した地球。本物の動物を手に入れるために、逃亡アンドロイド<ネクサス6型>を追跡するバウンティ・ハンター。わかりやすいプロットだけど、そこに本物と偽物という作者お得意のテーマを持ち込むことによって、「遊星からの物体X」的な緊張感と自分自身がアンドロイドかもしれないと悩む主人公っていう魅力的な設定が加わってる。自分がアンドロイドであるこ

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    2025年11月21日
  • あなたの人生の物語

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    私には難しかったです。とても。
    表題作については映画を見ようと思ったのと、構成が面白かった。
    天使の話は、理不尽だな、、主人公かわいそう。
    最後の話でルッキズムに言及してて驚いた。現代を生きる若者たち、ぜひ読んでくれ。

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    2025年10月28日
  • 高い城の男

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    ちょっと難しかった。私にとって、いちばん衝撃的だったのは、中学生の頃に読んだ「ユービック」でした。でも、ディックの作品は気になってしまうので、少しずつ読んでこうと思います。

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    2025年10月22日
  • タイタンの妖女

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    1959年に書かれた古典的SF小説です。
    ストーリーがあちこちに飛ぶので難解なところがありますが、最後につながるので気にせず読むと良いと思います。
    でも、思っていたものとは違っていて、全体的には難解でした。

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    2025年10月13日
  • ユービック

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    生と死の中間である半生命という概念や、超能力集団とそれを無効化できる集団との戦いで、序盤から展開に期待するのも束の間、登場人物たちに何が起こっているのかを考えさせる展開は少し退屈感が。

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    2025年10月13日
  • 高い城の男

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    あとがきによると、「もし戦争に負けてたらどうなってた?」を描いたフィクションって結構あるみたいですね

    日本版だと「もし日露戦争に負けてたら」みたいなのがあるんでしょうか?

    登場人物ごとに別々の物語が並行して進むのでちょっとややこしかったけど、書き出して整理しながら読んだら理解できて、読み終わったときはけっこう達成感ありました

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    2025年10月01日
  • ユービック

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    読みやすく、エンタメ性が高く、面白かった。
    謎が謎を呼ぶミステリーチックな構成と、SF的な設定の半生者やテレパス、時間遡行、ユービックの要素が根底にあり、死ぬことについてのディックの思想が感じられた。
    最後までハラハラさせられて良かった。

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    2025年09月11日
  • タイタンの妖女

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    何十年ぶりの再読。
    一種独特の世界観で唯一無二の小説だと思う。
    個人的にはスローターハウスが好きだが、この本もいいね。

    25/09/02 35冊目

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    2025年10月04日
  • タイタンの妖女

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    ネタバレ

    なんかあちこち場面が飛ぶので楽しいが、これだけ長い割に、あったことはそんなになかったように感じた。かといって無駄にダラダラ書かれてるわけじゃないし不思議な感じ。

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    2025年08月17日
  • タイタンの妖女

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    難解なSFと言ってしまえばそれまでだが、ザ・SFという読み応えがあった。
    決定づけられた運命を旅する主人公を通じて、自由意志は存在するのかという問題を考えさせられた。
    この自由意志という命題にはテッド・チャンの作品にも通ずるところがある。

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    2025年07月28日
  • アンドロメダ病原体〔新装版〕

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    すごく理系な終わり方だった。
    実際新型コロナもこうやって(もっとゆるやかではあったが)収束していった。生物学や医学、微生物学をやっている人は、新型コロナもいずれ変異してほぼ無毒化することがわかっていたのだな。世界の見え方よ、と思う。
    そういうわけで、劇的で感傷的で人間味あふれる結末ではない。小説としての物足りなさは出版当時の一部書評のいう通りだと思う。

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    2025年07月07日