西村京太郎のレビュー一覧

  • 十津川警部「射殺」

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    ナオミ という鍵になる言葉が,壜の中,殺人現場,誘拐事件などで出て来る。
    すべての事件が関係しているかどうか。

    十津川警部の苦悩が続く。

    犯罪を追いかける姿勢は敬服する。

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    2011年09月11日
  • 遠野伝説殺人事件

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    西村の作品では、地方の文化の記述が薄いことがある。

    本書は、「遠野伝説」というだけあって、遠野地方の具体的な描写が多い。

    花巻からタクシーで遠野に向かう。
    早池峰山に登って高山植物を摘み取って胴乱に納める。
    早池峰神社の山門、参道のそばを登山道が伸びている。
    福泉寺
    遠野地方では、馬を飼っていた名残が曲がり家。
    人間が住む家と馬を飼う部分が90度曲げて作られる。
    馬と長者の娘の話。
    馬の皮を抱きしめていると、みるみる天に登っていった。
    豆腐とコンニャク。
    道の駅。
    カッパ淵。銅像、祠。

    これだけ記述があるのはめずらしい。

    話は、漢方薬を作るのに投じたお金がど

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    2011年09月11日
  • 十津川警部 みちのくで苦悩する

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    十津川警部 みちのくで苦悩する
    北への殺人ルート
    甦る過去
    冬の殺人
    の4つの短編が入っている。

    どれも,小気味の良い展開で,十津川警部の人気を伺い知ることができる。

    話の展開の中には,他の作品との類似点を感じたり,
    あれ,これ読んだ事あったっけとい既視感(デジャブ)を感じることもある。

    西村京太郎の作品は200冊程度は読んで来たので,
    本当に読んだことがあって,半分くらい気が付かないこともあるので,
    自分の記憶がいいかげんであることは確かだ。

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    2011年09月11日
  • 松島・蔵王殺人事件

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    最初の殺人があったのは東京。
    別々の場所で,男女が殺されている。

    捜査の結果,同居していた2人とのこと。
    東北の出身だということが,女性の訛りから推測される。

    青森出身の亀井刑事が,仙台の高校出身とのこと。

    捜索は松島へと発展する。
    政治がからんでいるとこが,内容の危険性,社会派小説,特定の団体の推定などやや危険性を感じた。

    蔵王はそれほど重要な場面ででてこないので,標題は東京松島殺人事件とすべきだと思う。

    ps.
    東京松島殺人ルートという西村京太郎作品があるので,そうしなかったことが後で分かりました。
    じゃ,東京から松島へ殺人事件とでもすればいいのに,,,

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    2011年09月11日
  • 陸中海岸殺意の旅

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    美術品の事件かと思いきや、他の事件の鍵が隠されていた。

    なぜ、主な舞台を全部陸中海岸に集中しないのだろうか。

    小説の標題が、事件を表していないのが、疑問である。
    類似の作品と競合するためなど、内容以外の理由があるからだろうか。

    やや分かりにくいのが残念。

    読点が多いのは、読む早さを妨げるのではなく、
    速読みする人にとっては助けになっている。

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    2011年09月11日
  • 韓国新幹線を追え

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    韓国新幹線のことを全く知らなかったので楽しく読めました。
    韓国の軍隊の話題なのに,米軍や北朝鮮の話題がないのは,社会派ではないのだからか,
    複雑にならないようにするためかは判断できませんでした。

    登場人物の個々の心理描写も少なく,韓国の文化の紹介も浅いので,旅行の1-2時間を潰すのによいかもしれません。

    世界各国の鉄道ものを書いて欲しいと思いました。

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    2011年09月11日
  • 左文字進探偵事務所 黄金番組殺人事件 新版

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    左文字が番組に出るなという脅迫状を受け取った。
    その時点で左文字が番組に出ることを知っている人間は限られている。

    和田アキ子にも同じ脅迫状が来たという。
    出発点の設定としては面白い。

    西村京太郎もいろいろテレビに出て舞台裏を知ったり、
    山村美紗がいろいろテレビに出ているので舞台裏を聞いたのかもしれない。

    実に、現実味を帯びて描写している。
    実名で登場する人物たちからの了承を得ているのかどうかが心配だ。

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    2011年09月11日
  • 名探偵も楽じゃない

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    名探偵シリーズは、パロディです。
    ミステリだと思うから腹が立つかもしれません。

    エラリークイーン
    エルキュールポアロ
    メグレ
    明智小五郎
    の4人の名探偵が登場する。

    そこに、左文字京太郎が現れる。
    西村京太郎の分身であることは明らか。

    西村が、こういう人物にあこがれていたことがわかる。
    結末で自首を進めているが、そうであれば左文字シリーズは終わってしまう。

    摩訶不思議な物語。

    西村京太郎は、とてもすばらしいパロディ作家だ。

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    2011年09月11日
  • 原子力船むつ消失事件

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    社会派の作家になりたい西村らしい作品。
    政府や原子力関連機関の対応の揺れをうまく書いている。

    一部の殺人事件や疑惑などをさらりとかいて,
    戦争の回避の筋書きをうまく入れ込んでいる。

    愛憎や人間関係の踏み込みがいまいちという評価もあるが,
    それも含めて西村らしいと言えないだろうか。

    社会派シリーズとして,どんどん続編がでることを期待する。
    西村ほどの最多販売著者(ベストセラー作家)なら,
    読者のために書くだけでなく,自分のために書く小説もあっていいと思う。

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    2011年09月11日
  • 日本海殺人ルート

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    新潟と京都の間に住んでいる人なら分かるトリック。
    新潟から京都まで、新幹線の方が速いことを知っているので、
    時刻表を見なくても、最初から、東京経由で行くことは分かっている。

    どうして、東京にいる、刑事が、最初に考えなかったかが不思議だ。
    それ以外は、推理することがいろいろあった。

    途中で犯人だと思われた人が、なぜ、犯人と名乗ったのかが、よくわからなかった。

    推理小説とは、未解決事項を残して、読者に推理する喜びを与えるものかもしれない。

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    2011年09月11日
  • イレブン殺人事件

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    日本語は,カタカナ語を特定の意味に用いる。
    イレブンといえば,フットボール(サッカー)のことを意味し,
    ナインといえば,野球である。

    そのため,イレブン殺人事件はフットボールの殺人事件だと思った。

    読もうとしたら,11の事件があり,フットボールの殺人事件ではなかった。
    短編なので,原因や結果,その後の展開は想像にまかせるしかないところもあるのはやむを得ないだろう。

    西村ファンなら必読だろう。

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    2011年09月11日
  • 左文字進探偵事務所 盗まれた都市

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    東京の腐敗に対する批判を繰り広げる集団。
    犯罪という意味では,どちらが問題なのかということを問いかけるような社会派の仕立てになっている。

    登場するのは左門寺探偵妻夫。矢部警部の非公式の依頼に基づいて行動する。
    東北地方の人たちが嫌な思いをしなければいいのにという心配があります。

    あまりにも閉鎖的で,排他的で,凶悪なので。

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    2011年09月11日
  • 小樽 北の墓標

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    42年前の事件の犯人を追求するという多少無理のある設定だ.
    直前につぎつぎと起きた死亡事件を解明すれば,おのずと結論は出るはずだった.

    小樽の運河を題材にしているところが社会性がある.
    小樽、網走など北海道を横断する事件の展開に,北海道警との連携がからむ.

    事件の主要人物が元刑事である点に悩みが多い.
    結末は仕方がないことなのだろうか.

    実際の運河を見た事がないので,一度見に行きたいと思った.

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    2011年09月11日
  • 南神威島

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    「南神威島」ってどこにあるか知りませんでした。
    離島に赴任した医師と流行病をめぐる恐怖小説、推理小説。

    恐ろしい話が好きな人にはお勧め。

    西村京太郎がまだ、鉄道ものにどっぷりと浸かる前の作品。
    「幻想の夏」「手を招く猿」「カードの城」は、どれも恐くて、興味深い。

    最後の「刑事」は、今の十津川警部ものとの類似点はいくつもある。

    ps.
    なお「カードの城」という標題で、新評社から出た単行本には、「行き先のない切符」が加わっていた。

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    2012年07月20日
  • 寝台特急「北斗星」殺人事件

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    寝台特急にしかけた爆発物。
    十津川と犯人のかけひきが続く。

    予想を少しは覆されるものの、
    最終的には十津川の導く方向へと流れて行く。

    いくつかの犠牲のもと、複雑な仕掛けが解き明かされて行く。
    西村京太郎らしい人間描写が中心になっている。

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    2011年09月11日
  • 在原業平殺人事件

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    山村美紗作品の真骨頂。
    在原業平と伊勢物語にむちゃくちゃ詳しくなります。

    早川明子が山村美紗の分身として活躍する。
    無冠の女王らしい、読者をひきつける作品です。

    友人の西村京太郎が整理して出したといわれる2つの作品の1つ。
    友に京都で暮らし、子弟関係にあったといわれている。

    作風の違いは、男女の違いとしてよくわかる。

    愛の危険地帯と同じ様な顛末に、晩年の山村美紗の傾向が現れているのかもしれない。

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    2011年09月06日
  • 龍野武者行列殺人事件

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    山村美紗がなくなった後に,西村京太郎が書きついだと言われる2作品の1つ。
    お互いが未発表の作品を書き継いで出すとのことが西村京太郎の後書きに書かれている。
    結末を教えてもらっていなかったので苦しんだとのこと。

    いっそ最終章は3分岐くらいにして,最終章1,最終章2,最終章3
    として3つの結末を書いてもらい,どれが山村美紗らしいかを投票するのがよかったような気がします。

    山村美紗作品としての納得感がありません。

    山村美紗のよいところは,思い込みが強く、独りよがりで、独善的であり,我が儘なのに、愛すべき人だということではないのでしょうか。

    西村京太郎は,括弧付きの「優し過ぎる」

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    2011年09月05日
  • 伊豆の海に消えた女

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    久々にミステリー読んだ。おもしろ!
    旅行でいったばかりの場所だったから妙にリアリティあって怖い。

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    2011年09月14日
  • 十津川警部 湘南アイデンティティ

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    武藤明と小早川恵の不思議な契約.
    週に1度だけの家庭サービス.

    何の目的なのか,何が事件なのか,が分からない.
    最後の最後になって,2つの事件が同一犯だと種明かしがある.

    最後の展開が急過ぎるのが残念だが,それも1つの手法なのだろう.

    くれぐれも分けの分からない契約には気をつけよう.

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    2011年08月04日
  • 箱根 愛と死のラビリンス

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    最初の殺人から、本題の贋作論争にたどり着くまでの筋書きがなかなか。
    亀井、十津川の推理の深さに脱帽。

    怪しげな贋作、寄贈された美術館は良い迷惑?
    赤川次郎の美術品の知識が試される作品。

    画商に敵を作らないように工夫しているところが憎い。

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    2011年08月04日