西村京太郎のレビュー一覧

  • 新装版 殺しの双曲線
    西村京太郎さん=十津川警部のイメージしかなかったけれど、孤立したホテルを舞台にしたミステリー(えぇ、大好物です 笑)と、双子を使ったトリックが絡んですごい面白かった!

    途中まで全く違う事件が同時に進んでいって、これ最後まで繋がらなかったらどうする?!と思った(そんな訳ないんだが)けれど、途中からそ...続きを読む
  • 十五歳の戦争 陸軍幼年学校「最後の生徒」
     敗戦時15歳だった著者が、戦争前後の体験や思いを語るように書き下ろした本である。著者は歴史学者でもルポライターでもなく、言わずと知れたミステリー作家であり、語られることはあくまで個人的な回想である。しかし語られる体験が個人的だからこそ、戦争が「兵士」としての人でなく。生身の人間の普通の人生を如何に...続きを読む
  • 空と海と陸を結ぶ境港
    ◎殺される猫娘の無念を晴らすため、十津川が動く!
    十津川警部のもとに、「子猫ちゃん」などのあだ名を持った18歳くらいの女性が殺害されている事件が、2件舞い込んできた。三上本部長からの提案でもあったが、十津川も関連性があると請け負う。しかし、なかなか関連性が見えてこない中で、鳥取県の境港で「猫娘コンテ...続きを読む
  • 十津川警部 湘南アイデンティティ
    ◎不思議な女の一夜同棲契約、その真相は

    小早川恵という女性が、月曜~金曜までそれぞれ一人ひとり男が変わるがわる家に出入りして料理をふるまったり一緒に添い寝したり・・・不思議な行動をしていて、契約している男たちもだんだん不思議でいったい小早川に選ばれるのは誰かが気になってくる。
    そんなさなか、木曜日...続きを読む
  • 十津川警部 湖北の幻想
    ◎お市の方がどうなっていたか?から始まる復讐ストーリー
    時代小説家・広沢弘太郎は、新たな小説として「もし柴田勝家が戦国時代に秀吉に勝手いたら、妻・お市の方はどうなっていたか」というものを考案し、琵琶湖北側(湖北)へ懇ろであった秘書の木村と取材旅行へ行くこととなった。そんな中、広沢の妻であり画家・富永...続きを読む
  • 新装版 殺しの双曲線
    西村京太郎先生の最高傑作‼︎
    アガサ・クリスティー著「そして誰もいなくなった」をオマージュした本作品。
    本当に面白かったです。

    冒頭に「本作品のメイントリックは双生児を用いている」と書かれていて、読者に対して完全フェアな作品です。
    かなり挑戦的ですね(笑)

    本作品の最大の見所は、犯人の用意周到な...続きを読む
  • 夜ごと死の匂いが
    ○内容自体は古いのだがハードボイルド西村を読める作品としては貴重!7つの短編集

    ・夜ごと死の匂いが
    次々殺される女性。独身もいれば夫子持ちもいるが共通点が全くと言っていいほど見つけられず、十津川と亀井は苦労する。
    ―突破口はかすかな手掛かりから。

    ・危険な賞金
    佐藤幸太郎医師が殺された。聞き込み...続きを読む
  • 新装版 殺しの双曲線
    「そして誰もいなくなった」のオマージュ。双子トリックと堂々名言した作品。
    閉ざされた雪山荘の惨劇と東京の強盗事件。まったく接点がないようにみえる二つの事件がどう交わるのか…
    これが最強の犯人と言われる所以か。トリック。計画性。実際すごいことをやってのけているし、よく考えたなぁ作者。

    双子トリックは...続きを読む
  • 十五歳の戦争 陸軍幼年学校「最後の生徒」
    最後の陸軍幼年学校生徒。その目から見た敗戦直後の日本の姿はリアル。日本人は現代戦に向かないという指摘はその通りだと思う。戦中の精神主義、組織体質は現在も変わっていない。
  • 新装版 殺しの双曲線
    トラベルミステリー、時刻表と有名な警部ものしか書いていないという盛大な勘違いをしていました。
    同様の方にはぜひともお薦めしたいです。
    もったいない。

    凄みのある一作。
    アガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」のオマージュです。
    冒頭でメイントリックにはっきり言及しているのにも関わらず、最後ま...続きを読む
  • 新装版 殺しの双曲線
    「殺しの双曲線」
    東北の山荘を舞台にした殺人劇。


    西村京太郎。日本中にトラベルミステリーというジャンルを示すきっかけとなったヒット作「寝台特急殺人事件」から全面的にトラベルミステリーに移行したこともあり、西村京太郎=トラベルミステリーのイメージがかなり強くありました。


    そんな中、本作はトラベ...続きを読む
  • 竹久夢二 殺人の記
     厚かましいとか身勝手との誹りを覚悟して、お婆ちゃんの供養のために手に取りました。
     あいつ等は鬼畜でした。お婆ちゃんを惨めに追い込んで、読んでる本まで貶し始めて人格攻撃です。あいつ等は許せないです。自分達ですら大学を裏口入学しておきながら、よくもまあ偉ぶるわ偉ぶるわホラを吹くわ。あろうことかまとも...続きを読む
  • 赤い帆船(クルーザー)
    2時間ドラマでおなじみ「十津川警部シリーズ」ですが、本書は「十津川警部補」デビューの作品です。
    タイトルの通り、海とかクルーザーを主にした物語で、十津川警部って鉄道じゃなくて、元々は「海・船」が得意だったんだな~って分かります。今の十津川警部シリーズからは想像つかないです。
  • 四つの終止符
    西村京太郎さんといえば、今や「トラベルミステリー 十津川警部」のイメージが強いですが、本書は氏の初の長編書き下ろし社会小説です。
    残念ながら今では絶版になっており、書店で購入することが出来ませんが、このような小説は是非とも再販してもらいたいです。
  • 寝台特急「北斗星」殺人事件
  • 新装版 殺しの双曲線
    2つの場所で起こった事件がどうつながるのか?
    始めに著者から「双子であることを利用したトリックである」とメッセージがあるので、推理しながら読んだ。
    動機や動機のヒントとなるものの意味などは分かったが、真相は分からなかった。
    読みごたえもあり、楽しめた。
  • 新装版 殺しの双曲線
    2016年58冊目。
    西村京太郎サスペンスにはホントに小さい頃から楽しませてもらっていて、鉄道捜査官や十津川警部シリーズは今も必ず観てるけど、小説は初めて。
    し 冒頭から双生児を使った替え玉トリックであることを明記しているということで驚かされた。2つの違う事件がどのように繋がるのか、全く分からないま...続きを読む
  • 十津川警部とたどる時刻表の旅
    西村さんの著作が、五百冊を超えたとのこと。
    凄いですね。
    また、鉄道関係は、マニアの方も多く、鋭い指摘(?)もあるようで、実際の取材は欠かせないとか。
    大変ですが、ぜひ今後も、頑張って欲しいですね。
  • 新装版 殺しの双曲線
    これは面白かったです。十津川シリーズのイメージが強すぎて、単なる濫発作家かと思ってました。リーダビリティの高さとミステリとしての面白さが両立されていて、一気呵成に読破してしまいました。何となくボヤッとはトリックも見えてたし、そこまでビックリ仰天な展開・結末ではなかったけど、オマージュとする”そして誰...続きを読む
  • 誘拐の季節
    ○誘拐・失踪で綴る、西村小説6編
    ・誘拐の季節
    マネージャーの沢木は、女優の小野由紀子を迎えに行くが、「朝早くにでかけた」という。以前姿をくらましたことはあったが、今回は長すぎる。五十嵐刑事に相談した直後脅迫状が来るが、ある映画の脅迫状によく似ていた…

    ・女が消えた
    ある山道でガス欠した。一緒に車...続きを読む