あらすじ
北海道の海岸から、三組の新婚旅行客が相次いで失踪した。彼らは、いずれも羽田発札幌行きの最終便、通称「ムーンライト」の乗客だった。たまたま同機に乗り合わせた新婚旅行中の十津川警部は、北海道警の要請で、捜査に協力することになった。事件の陰に潜む驚愕の真相――。累計一二六万部の興奮! 賢夫人・直子が、シリーズに初登場した、記念碑的傑作長編推理!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
結構真相部分はディープなものに
つながっている作品。
だけれども犯人さぁ…あまりにも短絡すぎなの。
そう思うんだったらもっとやりようがさ
あったんじゃないの?と正直思いますね。
それ故に評価は分かれる作品です。
新婚十津川氏が見られる稀有な作品。
晩婚なのはある事情があるからです。
(これに関してはちゃんと確認していくぜ?)
新婚カップルがなぜ3組消えたのか…
そしてなぜ東京で人が殺されたのか…
結構面白いですが
結末がよ…
十津川警部シリーズ
誘拐なのか失踪なのかよくわからない事件が起きている中で、殺人事件が起き、
だんだんと事件の核心に迫ってくると、国を巻き込む大事件に発展していく、という、かなり結末が気になる内容でした。
クールな十津川警部が結婚する話とあったので、普段見られない警部を見たいような見たくないような…!と思いながら読み始めましたが、最後は政治的な社会的な話がメインで、新婚さんだというのをすっかり忘れてしまいました(笑)。
Posted by ブクログ
十津川警部は西山直子と結婚し、北海道へ新婚旅行へ行く。
直子は再婚で、十津川は初婚である。
とはいっても婚約者を亡くしている。
直子の離婚した夫が出てくる話もある。
一度、直子の物語だけ、歴史的に並べてみたい。
叔父さんが金持ちで、遺産がたくさんあること。
などなど、十津川直子物語も面白いかも。
本作品は、難民問題を提起する社会派小説になりそこない。
犯罪、推理のまぶし方がうまくなかったかも。
難民を助けようという人が誘拐をしなくても、説得すればいいだけなのに。
やや違和感がある。
Posted by ブクログ
動機も犯行も手が込んでいておもろかった。犯人たちが若干行き当りばったり感(演技力とか、目的に対する罪のない人の犠牲とか)と一人無駄死にで嫌だった。
Posted by ブクログ
なかなかサスペンス満載で面白かった。
謎がたくさん出てきてそれが絡みながらなかなか解けない。
しかし、事件が動き始めていき、明らかになるのは社会派でした。
ただ、社会派成分が勝ちすぎている感はあります。