西村京太郎のレビュー一覧

  • 特急「あさま」が運ぶ殺意

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    短編四話。

    標題(収蔵単行本名)
    特急「あさま」が運ぶ殺意
    北への列車は殺意を乗せて(JR周遊殺人事件)
    SLに愛された死体(十津川警部SLを追う!)
    北への危険な旅(十津川警部捜査行 殺意を運ぶリゾート特急)

    『特急「あさま」が運ぶ殺意』は、義父母に子供をつれていく親子。
    早苗刑事は、母親の言葉を信じて,行動する。
    殺人事件の犯人探しと本当の孫は誰かを探す二重の推理小説。

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    2012年08月04日
  • 特急「白鳥」十四時間

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    亀井刑事を殺すことに1000万円の懸賞金がついた。

    誰が胴元かが分からず,右往左往する警察。

    関西から東北への列車に乗り,
    事態の打開を図ろうとする。

    その列車の中で,若い婦人警官が殺される。
    亡くなった婦人警官に関する記述が余りにも少ない。

    亀井,十津川の対応もあまりに淡白。

    ここが西村京太郎の弱点なのかもしれない。
    物語の流れを重視し、人としての思いが希薄だ。

    他方で仕掛けた側の事情に対する記述も深みがないかも。

    推理小説としては一流だ。人としてどうだろう。
    西村京太郎が嫌いな人の気持ちが分かる。

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    2012年08月04日
  • 十津川警部 白浜へ飛ぶ

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    短編四話。

    標題(収蔵単行本名)
    処刑の日
    絵の中の殺人
    十津川警部の苦悩(十津川警部 欲望の街 東京)
    十津川警部 白浜へ飛ぶ

    処刑の日は、床屋が関係する奇術

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    2012年08月03日
  • 謎と殺意の田沢湖線

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    東北、北海道の鉄道もの短編四話。

    標題(収蔵単行本名)
    謎と殺意の田沢湖線
    謎と憎悪の陸羽東線(十津川警部捜査行 みちのく事件簿)
    謎と幻想の根室本線(十津川警部捜査行 恋と哀しみの北の大地)
    謎と絶望の東北本線(十津川警部捜査行 愛と哀しみのみちのく特急)

    北の物語は悲しいものが多いのはなぜだろう。
    寒さは悲しさの源なのだろうか。

    一度も乗った事がない鉄道は、一度乗ってみたいと思えるところがいいところかも。

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    2012年08月03日
  • 鳥取・出雲殺人ルート

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    鳥取砂丘に蒼い水たまりがあることを知りました。
    そんなところに女性の死体が。

    事件は単なる推理小説かと思いきや,
    薬害訴訟が裏にあったとは。

    社会派西村京太郎の隠し球。

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    2012年08月03日
  • 日本シリーズ殺人事件

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    八百長事件と野球賭博の話し。
    こういう話しを書いたので、
    西村京太郎の野球ものが少ないのかもしれない。

    サッカーものも書いて欲しいかも。

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    2012年08月02日
  • トンネルに消えた・・・

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    短編八話。

    標題(収蔵単行本名)
    トンネルに消えた・・・
    殺しの慰謝料
    見事な被害者
    タレントの城
    落し穴(一億二千万の殺意)
    死の代役
    ヌード協定
    闇の中の祭典

    ここでしか読めない短篇。
    「落とし穴」「死の代役」のような怖い話しから、
    タレントの城,見事な被害者のような芸能界ものまで、
    やや暗めな話しが続く。

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    2012年08月02日
  • マウンドの死

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    短編六話。

    標題(収蔵単行本名)
    裸の牙
    マウンドの死(歪んだ顔)
    血に飢えた獣(隣り合わせの殺意)
    二十三年目の夏(一億二千万の殺意)
    バイヤー殺人事件
    わが心のサンクチュアリ(幻想の夏)

    恐怖小説に近いかも。

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    2012年08月01日
  • 日本海からの殺意の風~寝台特急「出雲」殺人事件~

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    短編3話

    標題(収蔵単行本名)
    日本海からの殺意の風
    殺人へのミニ・トリップ
    潮風にのせた死の便り(十津川警部捜査行 神話と殺意の中国路)

    「日本海からの殺意の風」は行商の母親を巻き込む事件。
    土曜日の丸の内で日本海からでてきた母親が殺される。
    殺意が日本海から来たのか、日本海へ向かったのかは微妙。

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    2012年07月31日
  • 発信人は死者

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    モールス信号のSOSの後に数字が並ぶ。
    疑問に思った青年が数字の意味を調査する。

    旧日本海軍の暗号で、潜水艦の名前とトラック諸島という場所だと分かる。
    32年前に沈没した潜水艦からのSOS。
    「発信人は死者」でないとしたら、自動発信装置が作動したのか。

    男性2人と女性1人が捜索を始め,大きな壁にぶちあたる。
    潜水して潜水艦から航海日誌を持ち帰り,さらに事件は深みに嵌って行く。

    青春活劇,海洋小説,推理小説の3軸に加えて,軍事小説,社会小説の軸もある。

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    2012年07月31日
  • 冬休みの誘拐、夏休みの殺人

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    学生もの3話。
    高一コース,高二コース,中一コースでの連載。

    その石を消せ!
    まぼろしの遺産
    白い時間を追え

    「その石を消せ!」が冬休みの誘拐
    「まぼろしの遺産」が夏休みの殺人
    「白い時間を追え」は知人による殺人


    とても分かり易い展開。また書いて欲しいかも。

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    2012年07月30日
  • 南伊豆高原殺人事件

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    ミスター吉田,ミス吉田の募集。
    創立24周年とのことで24歳の人を募集。

    応募した女性が、設立27周年のはずだと調べているが、行方不明になる。

    連続殺人事件が起こり,犯人が吉田の関係者に絞り込まれる。
    誰が,何の身代わりなのか,裏の裏をつくような話し。

    最後は十津川警部らの捜査の手がのびる。

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    2012年07月30日
  • 美女高原殺人事件

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    警察を追われた人間を雇って調査をさせる人。
    政治がらみのこともあれば、そうでない場合もある。

    疑問に思った調査員が、組織について調べようと思ったら殺された。
    元警官が殺されたことから、警察の調べが激しくなる。

    警察内部にもつながっていることが分かり,事件は終盤へ。
    十津川警部の精神的な強さが分かる。

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    2012年07月30日
  • 無明剣、走る

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    徳島新聞に連載の小説だけあって、徳島県民には喜ばれそうな内容。
    阿波藩にまつわる歴史小説。
    いろいろ資料の取材,提供があっての作品なのだろう。

    推理小説家の歴史小説は分かり易くて面白い。
    歴史小説は苦手だが、とても分かり易い文章で読み易い。

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    2012年07月29日
  • 北緯四三度からの死の予告

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    北緯43度といえば、札幌とドイツのミュンヘンが有名。
    本書では、札幌からの死の予告の手紙が事件の発端。

    東京、横浜、名古屋が北緯35度、静岡,浜松は北緯34度から35度の間に分布。
    大阪、京都,神戸、岡山、広島が北緯34度
    福岡、北九州が北緯33度
    と東京から福岡までの主要都市が北緯33度から35度までに分布していることが日本の都市文化の共通性の基礎になっているかも

    事件は殺人事件の後,誘拐事件が起きる。
    十津川警部が主人公になっているためか、
    北緯43度でのいろいろな事柄の描写がやや省略気味なのが迫力不足の原因かも。

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    2012年07月29日
  • 目撃者を消せ

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    短編7話

    標題(搭載単行本名)
    目撃者を消せ(夜の狙撃)
    死を運ぶ車(脅迫者)
    歪んだ顔(歪んだ顔)
    影の接点(歪んだ顔)
    八番目の死(歪んだ顔)
    ある証言(歪んだ顔)
    暗い部屋から

    「暗い部屋から」は、この単行本にだけ入っている
    推理小説の基本的な作りになっている。
    被害者に共通な要素といえば、親しい男性がいること。
    その親しい男性の共通部分が何かが鍵となる。
    間接的な共通部分が鍵となる推理。
    短編小説だと、これくらい分かり易い展開だとよいかも。

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    2012年07月29日
  • 幻奇島 〈新装版〉

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    ネタバレ

    こんな小さな島に医師が常駐していることが不思議。
    前任者がなぜ島から去るのか。
    東京で事故ったと思われる島の娘がなぜ現れたのか。
    謎が謎を生む。

    島の風習が、日本文化の謎に迫る。

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    2012年07月28日
  • 名探偵が多すぎる

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    メグレとその夫人、クイーン、ポワロ、明智の名探偵と日本の警官に、ルパンと妻ジュヌビエーブが登場する。

    メグレ夫人の活躍に対して,ルパン夫人に対する対応が今一。

    メグレ夫人はまるでミスマープルのようだったが、ルパン夫人ジュヌビエーブに対する西村京太郎の思いが伝わらなかった。

    それぞれの登場人物の描写はよく性格を捉えているが、
    ルパン夫人ジュヌビエーブだけはうまく捉えきれていないのかもしれない。

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    2012年07月28日
  • 夜の終り

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    短編3話

    標題(収録単行本名)
    人探しゲーム(十津川刑事の肖像)
    夜の終り(海辺の悲劇)
    海の沈黙(三年目の真実)

    夜の終りは、夜間中学の中退者の話しだ。
    なんとなくしんみりとするのは先生の実直さと、
    死んだ女性の思いからだろうか。

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    2012年07月27日
  • 山手線五・八キロの証言

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    ネタバレ

    中編1話,短編2話。

    標題(収録単行本名)
    山手線五・八キロの証言
    裏磐梯殺人ルート(十津川警部捜査行 みちのく事件簿)
    鎮魂の表示板が走った(十津川警部SLを追う!)

    素朴な人がでてくる。
    山手線五・八キロの証言の行商のおばちゃん
    裏磐梯殺人ルートの友達の花井カオル
    鎮魂の表示板が走ったの子供。

    亀井刑事も十津川警部も、根は素朴な人なのだろう。
    類は友を呼ぶ。
    裏表紙には「西村京太郎の優しさの滲み出た」とある。
    作者が一番素朴なのかもしれない。

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    2012年07月27日