西村京太郎のレビュー一覧

  • 十津川警部「裏切り」

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    新宿歌舞伎町の歌舞伎署管内で様々な事件が起こる。
    泥酔した刑事が車にひかれた。その刑事には様々な疑惑が絶えないという事実が事件後にたくさんあがってきた。その死に不信を抱いた十津川は調べ続ける。
    同期の署長が怪しいとにらむもなかなか証拠までたどり着けない。やっと証拠をつかんだ束の間、十津川も巻き込まれてしまう・・・!

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    2014年09月28日
  • 寝台特急六分間の殺意

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    〇トリッキーでもなくありえそうなトリックだが、いまは引退のために実現しない列車も多くてそれが物悲しい。
    表題作を含む、5編の短編集。

    ・列車プラス・ワンの殺人
    小学校で殺された会社員。動機のある服部はアリバイがあり、その時間では殺害できるはずもないのだが――この時代でないとあり得ないこのトリックはまさしく「プラスワン」。作者の取材力。

    ・死への週末列車
    列車内で殺された男。動機がありそうな中村は無実の罪を着せられそうになるが、列車が雪崩の影響で止まってしまい――缶の指紋トリックも犯人側の思うつぼになりそうになりながらも最後は容疑者の記憶頼み。ゆぅトピア和倉がとても懐かしい。

    ・マスカットの証言
    東京駅で殺された死体のポケットに「マスカット」が入っていた。同期のある男は岡山にいたがアリバイがあり――アリバイ崩しの基本中の基本。

    ・小さな駅の大きい事件
    指宿枕崎線・西大山駅で殺された加倉井刑事。誰かに頼まれたらしいが、その裏には思惑が――十津川亀井が捜査中止を命ぜられながら、謎を解き犯人を追いつめる姿がかっこいい一作。

    ・寝台特急六分間の殺意
    十津川と直子の電話に割り込んできた会話で聞こえた「六分間」「やる」「六時半」。いったいどの時間のどの列車か?――経験が呼び寄せる勘か?犯人もびっくり。

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    2019年08月06日
  • 殺人偏差値70

    購入済み

    初級者向けとしても

    短編集なので当たり前ですが、もっと先を読んで見たい!と感じる作品ばかりです。よって、これから、サスペンスを読んでみようと考えている方やサスペンスはちょっとと考える食わず嫌いな方々には入門用のテキストと考えて手に取るのもよいですね。様々なジャンルが詰め込まれているので、自分に合った作品にも出会えるはずです。

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    2014年06月12日
  • 黙示録殺人事件

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    これは凄まじい。宗教団体による「連続予告自殺」を阻止しようとする十津川警部ですが、自殺を罰することは出来ず、新たな犠牲者が……。宗教の持つ「狂信」をテーマにした社会派な内容。ミステリーとしてもサスペンスとしても一級品です。1980年の作品ですが、全く古さを感じさせない傑作。ラストシーンには、胸をぎゅっと締め付けられます。

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    2014年01月15日
  • 華麗なる誘拐

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    1億人誘拐、身代金5千億円という突飛な誘拐計画を成功させていく犯人と、それが論破される瞬間のなるほど感がマッチした良作。西村京太郎は十津川警部が出てこない作品のほうがおもしろい。

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    2013年09月17日
  • 寝台特急(ブルートレイン)殺人事件~ミリオンセラー・シリーズ~

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    小学3年の時に初めて読み、西村京太郎にハマった原因となった一冊。私にとっての小説の原点となった一冊を改めて今読んでみた。小学3年には意味がわからないだろうが、雰囲気で悟っていたはずの文章がいくつもあり、懐かしかった。
    今読んでも洗練された、キレのある小説だった。

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    2013年08月08日
  • イヴが死んだ夜

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    事件は浅草寺で女の死体が発見されたことに始まる。イヴと呼ばれたその女は岐阜出身らしいのだが、出身の家の人々は口をつぐんだままだ。アダムを探すと同時にその女の出身の家が何を隠しているのか、十津川が迫る。すると、十津川の婚約者が捜査線上に浮上し・・・はたして女を殺したのは誰なのか?
    十津川の若かりし頃の苦悩と、若さからくる情熱をが人々を突き動かす。冴える十津川の推理が旧家の謎を暴く。とてもスピーディーな展開の割にわかりやすい構成。読み応え十分!

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    2013年06月24日
  • 四つの終止符

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    ハンディキャップを持つ青年が自らの母を殺した罪を問われるが、その無実を証明するために立ち向かう飲み屋の女将の話。なぜ青年の母は死ななければならなかったのだろうか。青年が死亡前に購入したビタミン剤が引き金になっているというが、病気がちの母を安楽死させた?それとも別の理由なのか・・・
    新進気鋭、西村京太郎の初期作品のクオリティの高さ。鉄道については出てこないが、背景描写には定評があると言わざるをえない。当時の社会の障碍者に対する見方への問題提起も含まれて、読みがいのある作品。

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    2013年06月24日
  • 十津川警部とたどるローカル線の旅

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    ネタバレ

    ブルートレイン寝台特急殺人事件

    JR高山本線 日本三名泉と飛騨の小京都
    本線だからローカル線というのは、、、
    噴泉いけ
    「下呂温泉で死んだ女」
    紙漉きも体験できる。
    特急北アルプス殺人事件 名鉄の乗り入れは2001年に廃止
    美女高原殺人事件
    特急ワイドビューひだに乗り損ねた男

    巡るは秘境駅 JR飯田線
    十津川警部 赤と白のメロディ

    有形文化財と転車台 天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線
    生死を分ける転車台

    SLと旧型車両が醸し出す郷愁 大井川鐵道

    展望車殺人事件
    十津川警部「記憶」

    乗って残したい 赤字ローカル線は今
    その2

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    2013年05月12日
  • 十津川警部とたどるローカル線の旅

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    ミステリー作家西村京太郎さんが書かれたローカル線の魅力について
    書かれた本である。内容として、温泉、山、海、歴史的価値などの
    テーマ別に取り上げられている。地方の良さをアピールしている。
    この本を読んで、お金と時間があれば、紹介された場所にいってみたいと
    思いました。

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    2013年04月23日
  • 十津川警部とたどる寝台特急の旅

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    ミステリー作家西村京太郎さんが書いた書籍である。
    西村京太郎さんは、十津川警部シリーズで登場する
    鉄道について書かれた本である。
    執筆作業で乗った寝台特急での話や鉄道のある風景に
    ついて書かれています。まだ、西村京太郎さんの作品を
    読んでない人にもおススメです。

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    2013年04月23日
  • 十津川警部「幻覚」

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    ○幻覚…夢オチではなく、ちゃんとした本当の事件、そして結構根深い

    食品会社社長の中山は、心理カウンセラーの小暮に、最近3名の女性から電話がかかってくると相談をした。
    その女性たちに共通するのは、
    ・中山が彼女たちにひどいことをしている
    ・中山が偽名で接していた(しかも3名とも違う名前で)
    ・金で解決できるわけでもない
    ということだろうか。
    小暮は中山を励ますことしかできないが、中山には記憶の薄れている一瞬間が過去あって、どうやらその時期を境にこの課題が発生しているらしいときづく。
    女性の一人に求められ振り込んだ銀行口座のある長野に向かうと、長野新幹線上田駅からそれて上田電鉄で別所温泉のある旅館に自然と足が向かった。そこで気づかされたことは…

    犯人の思惑と異なり中山が意外とタフであり、警察に頼らないのはよくないかもしれないが自ら何とか解決したいと考えたのはさすが実業家である。その過程で見つけたのは政治家の関与を匂わす事実だ。それと金が結び付けば、ひなびた旅館であっても事件は連想できるが、なかなかそこまでたどり着かせない西村作品。クライマックスは十津川と亀井の絶妙な攻めを読み飛ばさないでほしいところだ。

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    2018年07月29日
  • 死のスケジュール 天城峠

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    首相の秘書が殺害されたことを発端に、伊豆への用心の訪問の情報を聞きつけた十津川班のメンバーは、謎を解きながら次なる殺人を防ぐため奮闘。結末は役人の外国との関係をよくしたい思いを十津川が守る!
    伊豆の美しい風景と観光名所も登場し、とラベルミステリーの醍醐味である。

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    2013年01月02日
  • 急行アルプス殺人事件

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    信州三本、千葉県一本の合計四本の短編集。
    表題作急行アルプス殺人事件は、いまは運転されていない急行アルプスに乗っていた坂口刑事と、車掌・運転士が炎上する車を見つけてしまうところからはじまるミステリー。車に乗っていた女性は死んでしまい、車掌・運転手も謎の死を遂げてしまうところから疑問に思った坂口刑事と十津川が、動く。
    トリックとして面白いのは、「内房線で死んだ女」「あずさ3号殺人事件」。久々に秀逸な時刻表トリックに出会えました。鉄道ファンは必見!?

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    2013年01月02日
  • 十津川捜査班の「決断」

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    ○文庫初収録の4本。十津川警部やとりまく仲間たちが遭遇する事件を追う

    ・宮古行「快速リアス」殺人事件
    前科二犯の荒木圭介は、盛岡13:51発の快速「リアス」終点の宮古駅で殺された状態で発見された。新たな仕事をしようと掲示板に書き込んだ形跡があるが、ちょうど別件で起きた殺人事件のアリバイ証人として原田健太郎容疑者から指名をされており、十津川は困惑する。
    ―尊敬する人を殺された復讐。

    ・湘南情死行
    西本刑事は、塚本恵とともに湘南の海のレストランから窓の外を眺めていると、突然ボートが爆発した。いったい誰が。
    ―爆発の規模感も驚きだが塚本の食い込み具合もいい。

    ・わが愛 知床に消えた女
    元刑事で私立探偵の橋本は、三浦夫妻から娘の亜紀を探してほしいという依頼を受け、知床へ秘書のゆかりと共に行き、聞き込みをするがなんだか町人の反応が怪しい。挙句離島で死亡していた。
    ―金の亡者。真相に男を思う女の一途さ。

    ・カシオペアスイートの客
    刑事を定年退職した内山は、妻と二人でカシオペア号に乗車した。札幌到着後、1号車で人が死んでしまったことがわかりつい関わってしまうが。
    ―昔取った杵柄、ベテラン刑事はさすが勘や記憶がさえる

    一番好きなのは「わが愛 知床に消えた女」。知床の情景も浮かぶようで、なおかつ一人の女を追いかける担当の執念は、やがて発見へと結びつく。しかし、発見は衝撃とともに、結末へとなだれこむ。
    4本ともなかなかの衝撃な結末具合で、全体的には満足。

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    2018年07月24日
  • 十津川警部とたどる時刻表の旅

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    十津川警部のファンである。西村京太郎さんの鉄道ミステリーがどうやってできたのか。そして、時刻表の楽しみ方。おもしろい鉄道のことなど、電車の旅をしたくなるわくわくするお奨めの一冊。

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    2012年09月21日
  • ナイター殺人事件

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    ネタバレ

    短編5話

    標題(所蔵単行本名)
    ナイター殺人事件
    スプリング・ボード(幻想の夏)
    優しい支配者たち
    我ら地獄を見たり
    素晴らしき天(幻想の夏)

    この本だけに掲載している推理小説,幻想科学小説もある。
    西村京太郎はなんでも書けるということを示しているのかもしれない。

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    2012年09月05日
  • 最果てのブルートレイン~急行「天北」殺人事件~

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    ネタバレ

    短編3話。いずれも鉄道短編。

    標題(収蔵単行本)
    最果てのブルートレイン(十津川警部捜査行 北の事件簿,北海道殺人ガイド 十津川警部捜査行,十津川警部捜査行 カシオペアスイートの客 
    余部橋梁310メートルの死
    愛と死の飯田線(十津川警部捜査行 東海特急殺しのダイヤ)

    「最果てのブルートレイン」は,物悲しい。
    「愛と死の飯田線」はちょっと理解不能。

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    2012年08月26日
  • 夜が待っている

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    ネタバレ

    短編6話。いずれもやや暗めの短編集。

    標題(収蔵単行本)
    女をさがせ(誘拐の季節)
    夜が待っている(脅迫者)
    赤いハトが死んだ(脅迫者)
    愛の詩集(歪んだ顔)
    死の予告(歪んだ顔)
    夜の秘密(夜が待っている,薔薇の殺人)

    「赤いハトが死んだ」は暗殺の物語。
    「愛の詩集」は,結末をどきどきしながら読んだが,西村京太郎の美学がわかった作品。

    西村京太郎の根暗なところが出ているかも。
    いじけているわけでもなく、ひがんでいるわけでもない。
    前を向いて旨を張って笑えないだけかもしれない。

    根暗な人にはお進め。より暗くなることがないところが西村京太郎の技だろう。

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    2012年08月26日
  • 十津川警部とたどる時刻表の旅

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    ネタバレ

    西村京太郎ほど鉄道愛好家に慕われる作家はいないだろう。
    今の鉄道愛好家では乗ることができない多くの廃線になった鉄道,駅の話題がでてくる。

    時刻表を利用した謎解きは,とても楽しい。

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    2012年08月24日