西村京太郎のレビュー一覧
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ネタバレ日本の地理に詳しくないので,壱岐と隠岐をしばしば混同してしまいます。
隠岐諸島(おきしょとう)は、島根半島の北約50kmにある島々。隠岐島はない。
壱岐島(いきのしま)は、九州北の玄界灘にある島。九州と対馬の中間。周囲の島を壱岐諸島と呼ぶ。
話は心中する老夫婦が続出する話。
しかも行方不明になってから,心中をするまでの間に1月ほど間があることに疑問を抱く十津川警部。
話の途中で,保険金の詐欺か,自殺者から保険金を受け取って,借金を返済する手数料を取っているのかと思った。
もう少し離しが複雑で,こういうことを考える人もいるのだと驚きました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ出だしでいきなり狂言ではないかと思いました。
どうもかきぶりが変です。
ところで、犯人の護送の際に、トイレにいくのに刑事が一人で付き添うというのはお粗末限りない。
十津川刑事ものの品格を落とす作品だと思います。
マニラに逃げた犯人という設定はいいと思うのですが、、、
最初がいまいちだと、ちょっと不満が残ります。
宝石商に強盗が入った。
あれ,どこかで読んだことがあると思った。
ps.
二度目に読んだ時に,
一度読んだことがあるか,
似た話を読んだのかは覚えていない。
たしか,狂言だったような。
十津川警部の物語も数百になると,
読んだか,読んでないかを覚えていないのが悲しい。 -
Posted by ブクログ
最後の数ページで追い詰めまくる十津川。その姿はまさに圧巻!
"長崎駅"を"ナガサキ・レディ"と読ませるのはなかなかニクい。
この事件の本質を表しているような面もあるからだ。
イギリス人作家であるビクトリア・ヘイズは、スコットランドヤードの元警部で、日本への招待をきっかけに突側の部下だった刑事・酒井信子を妻にしていたが、三年ぶりに来日することになった。
寝台特急さくらに乗車したヘイズ夫妻と護衛のケンドリックス警部、それから警視庁の十津川班のメンバーで乗車し、長崎へ向かった。
再三脅迫状が来ていたがその旅行は決行された。道中、小郡から宇部の間で、信子が何者かにさらわれてしまう。身代金を準備しつつ、佐世保のオランダ村にでかけ、長崎駅が身代金の受け渡しで指定されたが、まんまと身代金は犯人の手によって奪われてしまう。
捜索をする十津川達だったが、ヘイズが信子が監禁され犯人の乗っている車を発見したところで、車は爆発炎上してしまい…
冒頭から犯人によって誘拐されてしまうのだが、誘拐事件としてはあっけなく、しかしその短い時間の中でも緊迫感があふれる内容だ。ヘイズは信子のことを思い十津川達に逆上することもしばしばであったが、十津川達も焦っているのは同じであった。
信子と犯人たちが車の爆発で死亡した後、イギリスにもどりヘイズは再婚し新たな小説を書き上げ、ベストセラーになったが、十津川はそれを読みふつふつとわきあがる疑問・違和感が。その疑問こそが、この事件の解決の糸口である。まさに元部下・信子を思う十津川の親心といったところか。
最後の数ページで真犯人を追い詰めまくる十津川。忸怩たる思いもあったろうが、真実を突き止めたいという彼の気持ちに変わりはない。
そしてそれは、日本人の矜持を示しているようでもあった。