西村京太郎のレビュー一覧

  • 殺人者は西に向かう

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    登場人物が経営を始める独居老人が亡くなった後の有料で遺品を回収するという遺品整理会社という発想は面白い。
    そのわりに、話題がすぐに殺人事件などに移ってしまい面白みが少なくなってしまった。

    岡山を西だと思うのは、東京、名古屋、大阪よりも西だからいいのかもしれない。

    通勤電車で時間つぶしによむのにはちょうどよい。

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    2012年01月14日
  • 能登・キリコの唄

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    孤児院の前に「キリ」と書かれた箱に入れられていた子供。
    大人になってからの事件に出生が関係しているかもしれないと捜査が始まる。

    能登にキリコというものがあることを知った。
    一度、見に行きたいと思った。

    西村京三郎の作品は、そこに行ってみたいと思う程度の情報があるところがよいのかも。

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    2012年01月12日
  • 十津川警部 十年目の真実

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    十年前に起きた事件に関連すると思われる殺人事件。
    捜査していくと、さらに複雑な構造が出て来る。

    たまたま、奇妙なビデオを入手した人からの情報で捜査が進む。
    殺人の予行演習のようなビデオ。

    運も実力のうちというのは十津川警部に合う言葉かもしれない。

    最初は不思議な物語だと思ったが、犯罪は1種類ではないので,いろいろなのかもしれない。

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    2012年02月18日
  • 十津川警部 帰郷・会津若松

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    解説に西村京太郎の理想の女性像の話があった。
    会津の中野竹子の話があった。
    凛とした女性だそうだ。

    本編は、中野竹子を崇拝する男の、中野竹子のような女性を思う気持ちを持った男性の殺人事件の動機をめぐる事件になっている。

    著者の思いが重なり合っているだけあって、終盤まで興味深い展開になっている。
    最後に、盗聴があったのは十津川警部らしい。
    佐々木綾と池田多江子の結末への関与がないのが残念。

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    2012年01月08日
  • オホーツク殺人ルート

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    北海道と伊豆を舞台にした2つの殺人事件。
    十津川警部は同一犯だと感じて捜査する。

    2つとも管轄でない。
    神奈川県警の誤認逮捕の可能性がある。

    微妙な中で、冷静な行動が光る。

    鉄道と飛行機の話題も豊富。
    十津川ものでは中の上という感じでしょうか。

    最後のFAXで逮捕に向かったことを知らせるのがすごい。
    これからの殺人を防ぐことが、犯人の逃亡を促すことになるよりも優先順位が高いことが分かる。

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    2012年01月07日
  • 十津川警部 雪と戦う

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    以前旅をした関越道で起きる爆破事件
    事件はスキーシーズンに起きたため
    十津川警部とカメさんは雪と戦うことになる

    久しぶりに面白い話が読めました

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    2012年01月07日
  • 行楽特急殺人事件

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    特急、急行列車に関する短編集。

    ATC作動せず (L特急「わかしお」殺人事件)小説現代'84/10号
    急行べにばな殺人事件 小説現代'84/9号
    午後九時の目撃者小説現代'83/8号
    行楽特急殺人事件月刊現代'85/5号

    ATC作動せずは,どうしてATCが動作しないのかが分かりにくかった。もう少し、技術的な仕様の説明もあるとよいかもしれない。

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    2012年01月04日
  • 外房線60秒の罠

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    やや違和感のある物語。

    主人公が最初に事件に巻き込まれた時、何故、友人と一緒に行く予定だった。
    来なかった友人が現地にいたかもしれないと思ったことを強調しなかったのだろう。

    違和感は人それぞれなので,違和感を感じない人もいるかもしれない。


    外房線で出会った人の感情描写がないのも違和感がある。
    他人を殺人容疑がかかるように罠にはめるのを手伝ったことについての感情描写がない。

    感情描写が少ないところが西村京太郎流なのだろうか。

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    2012年01月03日
  • 急行もがみ殺人事件

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    電車が連結されたり、方向が変わったりと、鉄道ミステリーらしい話。

    新婚の刑事が、事件に巻き込まれて行く。

    東北地方へ旅行に行く時には、ぜひ読んでおきたい一品。

    今では、東北地方も新幹線もでき、時間や運行方法が変わっているだろう。
    わざわざ時刻表が載っているところがすごい。

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    2012年01月02日
  • 雨の中に死ぬ

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    ミステリの要素が凝縮されている。
    赤川次郎にこれだけの才能が会ったのなら、
    もっと短編集を書いて欲しかった。

    雑誌や新聞にもっと短編を書いてね。

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    2012年01月02日
  • 十津川警部 雪と戦う

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    トンネル爆破で、あれ、これ読んだことあるのかなと勘違いしました。

    爆弾を使った危険な犯人。

    殺人事件もあります。

    現代社会にありがちな犯罪に十津川警部がどう立ち向かうかがいいところでしょうか。

    どうして十津川警部は冷静なのでしょうか。

    西村京太郎の憧れなんだろうなと思いました。

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    2012年01月02日
  • 伊勢・志摩に消えた女(十津川警部シリーズ)

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    東京から伊勢志摩に行く旅行で読むとよい。
    外宮や内宮へどういったらいいかが分かるかもしれない。

    松坂で途中下車して松坂牛を食べる場面がないのが残念です。

    最初の何故が、半分くらいのところで解けて、次の何故が生まれて来る。
    推理小説としては面白いと思います。

    山村美紗にも伊勢志摩の物語が有り、ダブって読めました。

    異なる作家の別の主人公が、同じ物語の中ですれ違うというのを書いて欲しいかもしれない。

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    2012年01月02日
  • シベリア鉄道殺人事件

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    ある人間が、どういう仕事をするかは、機密事項なので知られていないことが多い.
    上の方の信頼が厚い人間は、機密事項を依頼されることも多い.

    警察官が海外に行くには、身分をまず外務省に移して行くか、
    休暇届けを出しておいて、実際に仕事をするという場合もあるかもしれない.

    設定に無理があると思う人がいるとしたら驚きだ.
    社会の裏を知らずに、推理小説を読んでいるのだろうか.

    外務省だけで手に負えそうにないときには、気軽に他の省庁の有力な人を調達できるのが外務省の特権なのかもしれない.
    そういう実態をよく捉えている.

    シベリア鉄道は乗ったことがないので、興味津々です.

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    2012年01月02日
  • 十津川警部ある女への挽歌

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    『ある女への挽歌』十津川警部
    『三人目の女』私立探偵 左文字進
    『依頼人は死者』私立探偵 左文字進
    と3作品中2作品が左文字が主人公なのに,
    本の標題は十津川警部。

    なぜなんだろう。
    どうしてなんだろう。

    三人目の女は,種明かしが標題になければ,最後まで気が付かなかったかもしれない。
    依頼人は死者は,やや似た感じ。

    誰が主人公でも西村物は一貫性があるのかもしれない。

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    2012年01月02日
  • 鎌倉・流鏑馬神事の殺人

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    2つの殺人事件を操作していく十津川警部が疑問に思ったのは,
    流鏑馬で失敗した有名人の謎の死。

    ややありきたりの展開であるが,
    流鏑馬を知る上ではよい。

    大口の博打や詐欺まがいの取引を摘発しないのは,
    税法上も疑義があるので告発しないのも不思議だ。

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    2012年01月01日
  • 木曾街道殺意の旅

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    木曽福島、馬籠、妻籠を舞台とした事件が起きる。
    東京と木曽路とを何度も往復する。

    退職刑事のあやしげな行動。
    西村京太郎だからこそ書ける事件。

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    2011年12月22日
  • 十津川警部捜査行 愛と絶望の瀬戸内海流

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    瀬戸内海流というよりは,四国をめぐる4つの事件簿。
    電車と飛行機、船を利用した,交通機関推理小説として面白い。

    登場人物の率直さと,十津川警部の真面目さがひきたつ話がある。
    犯人の人間性と,警察官の人間性を描写したいのだろう。

    極悪人が登場しないのが西村京太郎流かもしれない。

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    2011年12月13日
  • 十津川警部 姫路・千姫殺人事件

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    千姫の末裔という女性。
    ゆかりの品の「お宝鑑定」。
    テレビの番組の裏側を知ることができる。

    登場人物の不思議さと,
    十津川警部の常識人としての振舞が,
    西村京太郎の良さだということを再認識できた。

    「刑事として自殺されたのは残念だが、」
    終わりは納得できるものではない。

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    2011年12月13日
  • 兇悪な街 ~私立探偵左文字進~

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    犯罪心理学を学んだ2人の探偵のうち一人が死んだ。
    殺されたのだろう。

    犯罪心理学が最後になれば理解が深まることを期待して読んだ。
    西村らしい,軽い乗りが最後まで続く。

    大衆に受け入れられるには,難しくすることは御法度なのだろう。
    通勤電車で楽読みできます。

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    2011年12月11日
  • 十津川警部「裏切り」

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    犯罪の被害者が加害者のように演出することができるところが警察の恐さだ。
    新宿の歌舞伎町を舞台に,警察と暴力団の癒着を暴いて行く。

    ありがちな癒着ではなく,斬新な犯罪防止装置を,
    監視映像録画装置で作るという奇想天外なところがよい。

    ありえそうな話だと,特定の告発話になるが,
    ありそうにない話だと,本当にえぐり出したいことが鮮明になる。

    文章が稚拙だという批判はあるが,筋を追いかけるだけなら気にならない。
    大衆文学とはそういうものなのかもしれない。

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    2011年12月11日