西村京太郎のレビュー一覧

  • 十津川警部捜査行 桜の下殺人事件 十津川警部

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    精神科医を取り上げあた,社会派に近い推理小説。
    精神科医が関わって来るとは思いもよらなかった。

    いくつかの殺人事件を横目に睨み、
    なにかおかしいと思う十津川警部。

    最後は,十津川警部の家族を襲という事態に。
    十津川警部が辞表を旨に、法律を超えて家族を守ろうという姿勢を示した。

    西村京太郎の作品が,好まれるのは,組織が大事なのではなく,一人の人間として生きることが大事だという伝言があるためだと分かった。

    0
    2011年10月21日
  • 男鹿・角館 殺しのスパン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    秋田県と東京とを舞台にした殺人事件。
    十津川と亀井が活躍する。

    二人の推理で展開していくかのよう。
    なまはげ,鬼の面が哀しい。

    0
    2012年04月05日
  • 消えたドライバー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    消えたドライバー
    死を呼ぶトランク
    9時30分の殺人
    の3作品を収めている。

    消えたドライバーは、
    未解決の事件を残したまま話は終わる。
    読者に推理の余地を残す手法なのだろうか。

    大筋はひとつの解決を見たのだからそれでいいのだろう。
    警察とテレビ局が矛盾せずに動いているのは、やや違和感がある。
    何か軋轢があるのが普通なのではないだろうか。

    それは当事者ではないための思い込みかもしれない。

    0
    2011年09月24日
  • 陸中海岸 殺意の旅

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    美術品の事件かと思いきや、他の事件の鍵が隠されていた。

    なぜ、主な舞台を全部陸中海岸に集中しないのだろうか。

    小説の標題が、事件を表していないのが、疑問である。
    類似の作品と競合するためなど、内容以外の理由があるからだろうか。

    やや分かりにくいのが残念。

    読点が多いのは、読む早さを妨げるのではなく、
    速読みする人にとっては助けになっている。

    0
    2011年09月11日
  • 特急ひだ3号殺人事件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    特急ひだ3号
    特急あいづ
    信濃
    あじさい電車
    という地方と鉄道に関わる4つの短編集。

    特急あいづには、十津川警部の妻の直子さんが登場する。
    警部よりも、事件に興味を持つあたりがとても面白い。

    ほかの話でも、もっと登場させてもらえると嬉しい。

    0
    2011年09月11日
  • 特急「おおぞら」殺人事件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    菊池仁の解説が面白い。亀井刑事の年齢が、変わらなかったり、十津川警部との年齢の間隔が変わったり、子供との年齢差が変わったり、扱いが災難とのこと。

    本題の本編でも、殺人犯に仕立てられ、御難続き。
    とてもかわいそうなので、それ以上、西村京太郎をいじめても何も出ないだろう。

    刑事でも、殺人犯に仕立てられると、なかなか払拭できない。
    まして、一般人が殺人犯に仕立てられたらと思うと、恐い。

    1
    2011年09月11日
  • イヴが死んだ夜

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    十津川警部が嫌いになりました。

    婚約者の話を聞こうとしない態度。
    警察官なら当たり前なのでしょうか?

    後味が悪い物語でした。
    西村京太郎さんには、何かお考えがあるのだとは思います。

    それがまだ理解できない自分が未熟なのでしょうか。
    好き嫌いの問題なのかもしれません。

    納得はしていません。
    シリーズ全部を読んでからまた考えようと思いました。

    解説が、山村美紗さんで、
    西村京太郎さんとの中の良さを表していたのが特筆できます。

    0
    2011年09月11日
  • L特急たざわ殺人事件<新装版>

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    東北の温泉地を舞台にしつつ、東京でも事件が起きることによって十津川、亀井が動ける。
    ちょうど,山村美紗が,いつも京都を事件の一端に入れているように。

    二人の共通点を見たような気がした。

    警視庁と県警同士の連携が,一時はうまくいかなかったが,最後は大円団なのだろうか。

    0
    2011年09月11日
  • 十津川警部 哀しみの余部鉄橋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    十津川、民謡を唄う
    北の空 悲しみの唄
    北への殺人ルート
    哀しみの余部鉄橋
    の4つの短編集

    トラベルミステリーとあるが,1つは東京へ状況してきた人が被害者で,
    もう1つは作詞にでかけた先での殺人だ。
    観光といういみでの旅行ではない。

    ご当地固有の話はでてくるので,取材をしていないと書けないだろうからたいへんだなと思った。

    十津川警部が脇役の話もある。

    0
    2011年09月11日
  • 高知・龍馬 殺人街道

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    山村美紗の作品で、京都もの以外は情念が不足しているように思うことがあります。
    西村京太郎の、地方ものは、その地方への思いが描写として不十分だと感じました。
    #山村美紗の京都ものと比較しての話です。

    龍馬に対する記述は詳しいので、「高知」の描写も、もう少し色があると嬉しいかなと思いました。
    形状は思い浮かぶのですが、色が思い浮かびませんでした。

    話は途方も無く、結末も残念ですが、読物としては楽しめました。

    0
    2011年09月11日
  • 寝台特急八分停車

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    8分停車する場所がどこにあるのだろう。
    根気よく調べた。

    殺人はいろいろな場所で起こる。
    亀井刑事が活躍する。

    乗降がないけど停車するというのは,
    鉄道マニアには,たまらない話題だろう。
    乗降しないので,必ずしも時刻表には載らない。

    鉄道マニアの評価を期待したい。

    0
    2011年09月11日
  • 十津川警部 三河恋唄

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    忠臣蔵で出て来る吉良が,愛知県三河地方の吉良という地名と関係があることを知ったのは最近です。

    そのためとても興味深く読みました。
    題材として出て来るのが作中文学作品の「逆さ忠臣蔵」。
    題名だけでなく、内容も大幅に引用しています。

    立場が違うと歴史も違うという基本的なことも分かります。

    西村京太郎の文学の香りの高い作品です。
    西村京太郎は,本当はこういう作品を書きたかったのだということがわかりました。

    0
    2011年10月14日
  • 札幌着23時25分

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    鉄道の時刻表を使った傑作の1つだと思う。
    飛行機のストで定期便を使えないためにチャーター便を使っている。

    十津川警部が,相手の裏をついた。
    無事、証言者を北海道まで届けたのは偉い。

    疑問点がいくつか思い浮かぶ。

    1 飛行機での海外経路をなぜ選ばなかったか。
    2 自衛隊、海上保安庁との日常の協定をなぜ作っていないのか。
    3 相手のチャーター便になんくせをつけて停めれないのか。
    4 犠牲が多過ぎることに問題はないのか
    5 証言後も危険だと思わなかったのか
    6 やくざ社会の仕返しを甘く見すぎていないか
    7 定山渓で事件が始まったのだから,最後の会談も定山渓でやればよいのに。

    0
    2011年10月14日
  • 十津川警部の怒り

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    3部作の最初が十津川警部の怒り。

    野球解説者が羨ましいとのこと。
    十津川警部の世代なら、野球が中心でサッカーはあまりなのだろう。

    怒りが何に対する怒りかが鍵かも。

    0
    2011年09月11日
  • 東京-旭川殺人ルート

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    北の空、悲しみの唄
    東京-旭川殺人ルート
    雪の石塀小路に死ぬ
    の3編を収録している.

    北の空、悲しみの唄
    は,歌手と作詞家に関する事件.

    芸能界の裏側を見たような気がしました.
    最後は事件が解決しましたが,亡くなった方は帰りません.

    0
    2011年09月11日
  • 十津川警部「狂気」

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    女性を殺すという狂気。
    猟奇的殺人。
    読者を恐怖に陥れる。

    犯人はすぐに分かりますが、犯人が分かったからといって面白くはない。

    社会性を問題にしたいのか,
    人間性を問題にしたいのか。
    西村京太郎の狙いが見えてこない。

    十津川警部の活躍するのが好きな人にはお勧めできる。
    十津川警部の愛好者にはよい作品だと思う。

    西村京太郎らしい作品だが,好きにはなれない。

    0
    2011年09月11日
  • 京都感情旅行殺人事件~ミリオンセラー・シリーズ~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    京都感情旅行殺人事件は、山村美紗の作品かと思うくらい、京都の詳しい情報がある。
    山村美紗のファンの人にはお勧めの一作だ。

    始めのうち、動機が分からずに、いらいらしたりするところで、話の展開がやや弱い気がした。
    動機が分からない以上、京都府警と同様、捜査の中断があってもいいはずだ。

    刑事の誰かひとりは、あきらめきれずに個人的に捜査し続けるかもしれないが、
    組織的に動き続けることには無理があるような気がした。

    実際には十津川の心の広さと勘の鋭さを描写したかったのかもしれないが、
    主人公が曖昧になったような気もした。

    結末については、読んでからのお楽しみ。

    0
    2011年09月11日
  • 怒りの北陸本線

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    西村京太郎は、なぜこんなにゆすり、たかりの構図に詳しいのだろう。
    まさかと思うが、西村京太郎も、ゆすり、たかりに会ったことがあるのだろうか。

    有名人だから、程度の違いはあっても、たかりに会ったことがあることは、間違いない。
    ゆすりに会ったとすれば何だろう。

    そう、想像しながら読んでいくと、とても面白く読めました。
    有名人でなくてよかったと思いました。

    最初の殺人の原因となった北陸本線の旅行の話は、興味深い。

    0
    2011年09月11日
  • 会津高原殺人事件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    東京と会津の2カ所での事件を捜索する。
    いくつかの事件が,連鎖していている。

    1つの小説に書かれているのだから、すべての事件が関連しているというのが読者の予想だが、
    その予想を裏切らないところがいいかも。

    記憶を失った男のその後はわからないが,すべてが解決することが必要ではないことも分かった。

    0
    2011年09月11日
  • 十津川警部 湖北の幻想

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    西村京太郎と山村美紗の歴史的自伝によると,
    文学作品を書きたがった西村京太郎に対して、
    売れる作品作りを推奨した山村美紗。

    それでも未練なのか,推理小説の中に、歴史小説を埋め込んで、
    なんとか売れそうな本にしているところが折衷案のようで面白い。

    題材の,もし,歴史がこうなっていたらという仮説のもとに展開すると,
    いろいろ矛盾画出て来るが、そこは押し切っているところは読みやすい。

    解説によると,細かい論理性よりも,筋の切れを大事にする西村京太郎らしさとのこと。
    なるほど。やっと西村京太郎の本質が見えて来た気がする。
    細かい描写が少ないのも,筋の切れを大事にするためなのだ

    0
    2011年09月11日