【感想・ネタバレ】十津川警部 湖北の幻想のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

西村京太郎と山村美紗の歴史的自伝によると,
文学作品を書きたがった西村京太郎に対して、
売れる作品作りを推奨した山村美紗。

それでも未練なのか,推理小説の中に、歴史小説を埋め込んで、
なんとか売れそうな本にしているところが折衷案のようで面白い。

題材の,もし,歴史がこうなっていたらという仮説のもとに展開すると,
いろいろ矛盾画出て来るが、そこは押し切っているところは読みやすい。

解説によると,細かい論理性よりも,筋の切れを大事にする西村京太郎らしさとのこと。
なるほど。やっと西村京太郎の本質が見えて来た気がする。
細かい描写が少ないのも,筋の切れを大事にするためなのだ

0
2011年09月11日

「小説」ランキング