西村京太郎のレビュー一覧

  • 十津川警部「幻覚」

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    「幻覚」というよりは、「悪夢」に近いかもしれない。
    夢に出て来る階段。現実にかかってくる女性からの電話。
    どちらも幻覚ではない。

    登場人物は、食品会社の社長。
    3人の女性から、記憶にない話で追求されている。
    本人もどうも去年の2月の記憶がない。

    精神科医に相談するが、なかなかとっかかりがつかめない。
    二千万を払うが,他の2人が死に,一人が殺人ではないかと
    十津川警部が動き出す。

    最後は急展開する。
    なんとか結末までたどり着けてほっとした。

    推理小説としての出来はよいが、標題だけがやや不満。
    「三人の女と階段」
    が一番良く表現できるが、それを短縮するとどうするとよいだろうか。

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    2012年05月23日
  • 十津川警部捜査行 殺人者は北へ向かう 十津川警部

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    地震の予言が当たった男が,
    北へ向かう列車で女性が死ぬことを予言する。

    競馬の予言を繰り返し,
    また地震の予言をする。

    殺人事件として追いかける十津川警部。
    意外にも予言をしていた男も殺されてしまう。

    犯人たちを追い詰めるところが少し安易かもしれない。
    壮大な構想だけに、詰めはもう少し複雑だと良いかも。

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    2012年05月22日
  • 高山本線殺人事件

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    会社の跡目争いの事件。
    殺人事件とその犯人に仕立て上げるという手の込んだ物。

    最後は、罠にかけて主犯を逮捕する。

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    2012年05月21日
  • 死者はまだ眠れない〈新装版〉

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    死体が次々に行方不明になる。
    何のために,誰が死体を盗んで行くのか。

    一人容疑者を確認するために、
    偽の殺人事件を十津川警部と直子夫人ででっちあげる。

    おいおい、十津川警部,民間人を巻き込んでいいのか。
    幾ら愛妻家だといってもやり過ぎじゃないの。

    西村京太郎のあこがれの女性像が直子夫人なのだろう。
    甘えっ子の西村京太郎の面目躍如。

    話題全体は社会派。

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    2012年05月21日
  • 東北新幹線「はやて」殺人事件

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    青森と秋田の県境にまたがる産業廃棄物処理場をめぐる事件。

    出だしは、はやてに乗る予定だった男が殺された事件と、
    はやてで弁護に行く予定だった女性弁護士が殺された2つの事件の関係を追う中で明らかになる。

    飲食定の女性主人が男の遺骨を持って現地に乗り込み,
    関係者が殺され,最後に女性も殺される。

    ちょっと安易に殺人事件が起こり過ぎのような気もする。
    いくら十津川警部が殺人を扱うからといって、
    西村京太郎が推理小説家だからといって、
    殺人が多い。

    できれば、もう少し,殺人が少ない社会派小説が読みたい。

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    2012年05月21日
  • 海を渡った愛と殺意

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    短編3話。

    越前殺意の岬(日本列島殺意の旅西村京太郎自選集4)
    EF63形機関車の証言(EF63形機関車の証言)
    海を渡った愛と殺意

    「海を渡った愛と殺意」には、山村美紗の登場人物であるキャサリンと浜口が出て来る。破茶滅茶なキャサリンと浜口の間の愛のある会話までは再現できていないような気がするがどうだろう。

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    2012年05月21日
  • 十津川警部捜査行 出雲神々の殺人 十津川警部

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    神無月,神様は出雲に集まってしまうので、出雲以外では神無月。
    出雲では、神様が皆集まってくるので神有月。

    神無月に、さまざまな殺人があり、
    出雲大社に殺人の報告が。

    容疑者がなかなか特定できないでいる。

    出雲大社が何度もでて来るので、一度行ってみたいと思った。

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    2012年05月19日
  • 北リアス線の天使

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    我が儘な画家の世話を担当させられた看護婦。
    患者の言うままに,病院を抜け出して,北リアス線の美しい地方へでかける。

    怪しげな動きがいろいろあるが、
    画家が渾身の1枚を描き上げ亡くなる。

    遺産相続の争いで、実態が判明する。

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    2012年05月18日
  • 十津川警部捜査行 仙台青葉の殺意 十津川警部

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    十津川警部が見知らぬ人から葬儀の案内がくる。
    出かけると,手帳を形見として渡される。

    帰りに睡眠薬を飲まされ手帳を奪われる。
    奪ったと思われる男が東京で殺される。

    事件は、十津川警部の捜査の対象になる。

    すごい、出来た筋書き。
    必然と偶然が織りなす推理小説。

    十津川警部愛好者のための話だといえるかもしれない。

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    2012年05月18日
  • ミニ急行「ノサップ」殺人事件

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    釧路から根室に伸びる,鉄道を走る急行ノサップ。
    その途中の駅で起こるなぞの事件。

    半ばから、何のための事件かはだいたい推測がつくが,
    誰と誰がどういう関係かは最後までなかなかわからない。

    推理小説としては面白い作りで,飽きない。
    西村京太郎の本領発揮だと思う。

    北海道へ行きたくなるので、よい作品だ。
    釧路も根室もいったことがないので。

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    2012年05月16日
  • 十津川警部 あの日、東海道で

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    刑事の学生時代の事件から始まる。
    同じ日に東海道で死亡事件が2つ。
    ちょうど、青春18切符できままな旅をしていた。
    亡くなった一人とは顔を合わせている。

    事件ではなく事故として処理され5年が経過。
    ちょうどその時に寄った喫茶店の所有者が交通事故死。
    その喫茶店にあったのと同じ版画を持った男が東京で殺される。

    細い糸が,からみあいながら繋がって行く。

    私立探偵が裏でいろいろ活動する。
    警察に先に情報を伝えずに,復讐に加担した私立探偵。
    十津川警部は激しく起訴を主張したのは、
    彼女,彼らの心情を汲んでのことだと思われる。

    上部を説得するのに、思ったことと反対のことを激しく主張するのも手なの

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    2012年05月16日
  • 聖夜に死を <新装版>

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    クリスマスイブ(聖夜)の事件。
    犯人は元弁護士。
    裁判の最中の容疑者をガス弾などで奪われてしまう。

    検察の中に,逃亡者を捜索する人達がいることを初めて知りました。

    翌年同じ事件の計画を察知する。

    容疑者を救出した謎の支援者。
    意外性は十分だが,最後に恋人が亡くなったことが納得感がない。

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    2012年05月16日
  • 特急「白山」六時間〇二分

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    殺人事件のアリバイ(不在証明)をめぐる事件。

    殺そうと思った相手が死んでいた。
    どうやって自分がやっていないことを示そう。

    甘い誘惑がぶら下がる。
    アリバイの証人が、実は他の事件の犯人という連鎖。

    映画取りのための許可を悪用した銀行強盗。
    いかにもという事件展開。

    最後はすこしあっけなさすぎかも。

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    2012年08月04日
  • 伊豆・河津七滝(ななだる)に消えた女~十津川警部の叛撃~

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    短編3話。

    河津七滝に消えた女(十津川警部の休日)
    鬼怒川心中事件(十津川警部捜査行-愛と幻影の谷川特急-)
    伊豆下田で消えた友へ(十津川警部 捜査行-伊豆箱根事件簿-)

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    2012年05月13日
  • L特急踊り子号殺人事件

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    短編3話。

    L特急踊り子号殺人事件
    特急しらさぎ殺人事件
    振り子電車殺人事件

    振り子電車殺人事件だけは、
    十津川警部 捜査行 -古都に殺意の風が吹く-
    高原鉄道ハイランド・トレイン殺人事件
    の2冊にも所蔵している。
    他の2話は、この短編集のみ

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    2012年08月06日
  • 「C62ニセコ」殺人事件

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    短編3話。

    「C62ニセコ」殺人事件
    特急「ゆうづる3号」の証言
    とき403号で殺された男

    どれも他の短編集の掲載は見当たっていない。

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    2012年08月06日
  • 伊豆の海に消えた女

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    自殺か殺人事件か。

    他人になりすましたり、
    自分を自殺とみせかけて似た人間を殺したり,
    指紋がいかにあてにならないかが分かる。

    西村京太郎を何百冊も読んだので,推測がつきました。

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    2012年05月13日
  • 特急ワイドビューひだ殺人事件

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    1031Dが問題を解く鍵。
    コンピュータがやや不自然。
    コンピュータを使って犯罪計画を検討することはあるが、
    コンピュータの出した案をそのまま実行することはあり得ない。

    最後の爆弾を投げるのは、あぶなすぎないだろうか。
    そこに誰が人がいたらどうするんだろう。

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    2012年05月13日
  • 十津川警部捜査行 阿蘇・やまなみ殺意の車窓

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    短編5話。

    阿蘇で死んだ刑事(幻想と死の信越本線)
    阿蘇幻死行(下田情死行)
    小さな駅の大きな事件(十津川警部捜査行宮古行「快速リアス」殺人事件、寝台特急六分間の殺意)
    ある刑事の旅(十津川警部の逆襲)
    西の終着駅の殺人(EF63形機関車の証言)

    「小さな駅の大きな事件」は、加倉井という刑事が殺された事件。十津川警部の冴えが光る。

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    2012年05月09日
  • 仙台青葉の殺意

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    十津川の元に来る葬式への謎の招待状。聞くと仙台に行かなければならないそう。不思議に思った十津川は、とりあえず仙台に行き、謎の手帳をもらう。帰りの新幹線で睡眠薬を入れられた十津川は、気付くと手帳がなくなっている!

    手帳をめぐってシナリオがすすむ。誰が作ったシナリオ?
    シナリオライターに十津川も苦心するが衝撃のラスト。
    誰もわからない、誰だ分からない中に、面白さがあるのがこの作品!

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    2012年05月07日