あらすじ
「死」を結ぶ糸! 日下刑事は大学時代最後の春休みに「青春18きっぷ」を使い、東海道本線を西に向かう旅に出た。その出発当日に2件の鉄道人身事故があったことを知る。5年後、日下が旅行中に立ち寄った静岡県吉原駅近くの喫茶店主が轢き逃げされて死んだ。次いで東京で男が刺殺される。事件を結ぶ糸を感じた日下は、十津川警部にあることを伝える……。
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Posted by ブクログ
刑事の学生時代の事件から始まる。
同じ日に東海道で死亡事件が2つ。
ちょうど、青春18切符できままな旅をしていた。
亡くなった一人とは顔を合わせている。
事件ではなく事故として処理され5年が経過。
ちょうどその時に寄った喫茶店の所有者が交通事故死。
その喫茶店にあったのと同じ版画を持った男が東京で殺される。
細い糸が,からみあいながら繋がって行く。
私立探偵が裏でいろいろ活動する。
警察に先に情報を伝えずに,復讐に加担した私立探偵。
十津川警部は激しく起訴を主張したのは、
彼女,彼らの心情を汲んでのことだと思われる。
上部を説得するのに、思ったことと反対のことを激しく主張するのも手なのだろう。