西村京太郎のレビュー一覧
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上野公園で,寝泊まりしている人が,火事で亡くなった。
家がない(ホームレス)と言われているが,家があってもなんらかの事情で帰れない人達もいる。
現場にいた新聞記者が不審火だと思い,調べ始める。
火元でなくなった人が長良川について話ているのを聞き,岐阜へ行く。
記者が殺され,十津川警部らが乗り出す...続きを読むPosted by ブクログ -
西村京太郎にしてはめずらしい,恋物語。
十津川警部の部下の西村刑事が,金沢の女性の写真家とメル友に。
写真家が出版を予定していた出版社の編集長,写真家の姉が次々に殺され,連続殺人として追いかける。
最期は無事,写真集が出版される。
恋物語が幸せ終わりだと,期待はずれだと思う人もいるかもしれな...続きを読むPosted by ブクログ -
「鍋かむり祭の殺人」という副題がついている。
日本の文化を知るのによい。
滋賀県の米原にある筑摩神社のお祭り。
日本の三大奇祭だとのこと。
山城の県祭り,越中の尻叩き祭りとの3つとのこと。
関係した男の数さけ鍋か釜をかぶるとのこと。
たしかに,奇祭だ。Posted by ブクログ -
北条早苗刑事が,殺人犯として逮捕されてしまう。
よくある罠に嵌められてしまう話。
十津川警部の活躍が光る。
砒素を飲まされているのに犯罪者を庇う妻。
西村京太郎の理想を書いているのだろうか。Posted by ブクログ -
特急あずさに一緒に乗っていたと証言して欲しいとの元彼女からの依頼。
嘘はつけないと刑事はつっぱねる。
特急あずさに乗ったかの問い合わせの電話があり、
どうしてそれを聞くのかと質問を返す。
その後、元彼女は殺される。
事件を追う十津川警部たち。
真相に迫るが、証拠がない。
殺人者集団の意思がど...続きを読むPosted by ブクログ -
下賀茂の名物メロン最中が死体の周辺や胃の中にあるところから,
十津川警部は連続殺人事件だとの見立てをする。
2年前に殺された税理士の遺族が犯人の可能性がでてきた。
さまざまな揺動作戦の末,最期の殺人まで実行されてしまう。
それだけなら単純な警察の敗北だが,
さらに裏に潜む企みを阻止しようとする。...続きを読むPosted by ブクログ -
十津川警部を罠にはめて逮捕させるところがすごい。
恨みの本が、どこにあるかが分からないまま、終盤へと進む。
犯人は京都の祭りがすきなのだろうか、嫌いなのだろうか。
犯人像がわからないまま終盤へ。
謎解きは急激に進むが、最終舞台は納得がいかない。
十津川だけが無事ならば、次の話がかけるという、惰性...続きを読むPosted by ブクログ -
刑事を退職して探偵事務所を開いた男の話。
ほかにもいくつもあるが、
高齢で退職したり、
大きな事件を起こして退職したりする話がおおいなか、
すこし憎めない男の話。
探偵事務所を開いても、あっさり殺人事件の犯人に仕立て上げられる。
あかつき3号が、九州で一度2つの方向に別れるが、
また同じ路線を...続きを読むPosted by ブクログ -
短編集。
二階座席の女
十津川警部C11を追う
北の廃駅で死んだ女
死への近道列車
「二階座席の女」は,亀井刑事の息子の写真が決めてになる。
「北の廃駅で死んだ女」は,写真家の死が事件の展開を齎す。
西村京太郎は鉄道だけでなく,写真も造詣が深いのだろうか。Posted by ブクログ -
世界遺産の石見銀山と,
救命の優先順位をつけるトリアージの2つを題材にしている。
両方とも壮大な話題なので、やや扱いの均衡を欠くような気持ちが残った。
トリアージについて,途中でも,あと2−3度伏線だけでなく,陽な記述が欲しかった。Posted by ブクログ -
中国地方を題材にした鉄道ものの短編集。
十津川警部が活躍する。
「再婚旅行殺人事件」という題名をみて,山村美紗の作品かと思った。Posted by ブクログ -
物語は清里高原殺人事件から始まる。
最初は雑誌の取材の記者とカメラ女子の物語。
十津川警部も途中からでてくるので安心。
標題は、清里高原殺人事件の方が受けると思う。
標題が残念。Posted by ブクログ