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休日の銀座に、突然、蝶の大群が舞った。蝶の舞い上ったあとには、聖書の言葉を刻んだブレスレットをはめた青年の死体があった。これが、十津川警部の率いる捜査本部をきりきり舞いさせた連続予告自殺の始まりだった。次々に信者の青年たちを自殺させる狂信的な集団。その集団の指導者・野見山は何を企んでいるのか……。“現代の狂気”をダイナミックに描き出した力作推理長編。
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Posted by ブクログ
大量の紋白蝶やゴム風船を空に放ったのち、服毒するという
よくわからない自殺パフォーマンスが連続するので
十津川警部が捜査にあたったところ
なんか偽キリストっぽい宗教がでてくるという話
生きることが苦痛であるのは、生きる理由がないからで
生きる理由がないというのは、世の中に裏切られてそれを見失ったり
そもそもそういう概念を誰からも教わらなかったりするからだけど
でもとにかく自殺するのはよくないよ
なぜならそれは社会のありかたにたいする挑戦だから
そんなオヤジの説教くさいニュアンスを含みつつ
生きる理由として仕事にしがみつく世代を描いている
1980年の作品で
ガイアナ人民寺院の集団自殺あたりを下敷きにしているのか
教祖のありかたには説得力を感じた
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