西村京太郎のレビュー一覧

  • 闇を引き継ぐ者

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    西村京太郎にしては珍しく,恐怖小説に近い犯罪推理小説です。
    恐い話が嫌いな方は,読まないことをお勧めします。

    若い女性を殺したり,女性の刑事を精神的,肉体的に追い詰める場面があります。

    西村京太郎は,描写が微に入り細に入りではないので,本格恐怖小説ではないのかもしれません。
    それでも読後は心地よくはありませんでした。

    十津川警部の採った行動は,自分の予測通りだった。
    その後の行動はひょっとしたら,辞職するか,一月自主謹慎するかもしれない。

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    2012年04月16日
  • 十津川警部 特急「雷鳥」蘇る殺意(十津川警部シリーズ)

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    雷鳥のお座敷列車を庭に置く家。
    おかしな問い合わせ。

    問い合わせの日に置きている殺人事件。
    誰が犯人で誰が関係者が推理する。

    時効が事件に対してどういう意味を持つかがわかりにくかった。

    雷鳥は関西と北陸を結ぶ特急。
    東京の十津川警部がどういう経緯で関係するかの必然性もわかりにくかった。

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    2012年04月15日
  • 十津川警部「ダブル誘拐」(十津川警部シリーズ)

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    ダブルと書いているが,誘拐は4人。
    次々と誘拐される7歳の少女「みか」。

    なぜ誘拐しないといけないのかが不明。
    ほかにも方法があるはずなのに。

    十津川警部らの推測があまりにも適切過ぎるのも不自然。
    題材は面白いが必然性はやや消化不良かも。

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    2012年08月06日
  • 知床 望郷の殺意

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    冤罪で逮捕され退職した警察官をなおしつこく追いかける人達がいる。
    母の住む知床に戻ろうとする。
    飲み屋のママが,北海道にいっしょについてくる。
    怪しげな人間が2人を尾行し,最後には警告の文章を置いて行く。

    東京へ戻り,何人かの元警官に合うと,次々と殺人が起きる。
    十津川警部も乗り出して,犯人を追い詰める。

    同じ話が何度もでて来て,ややくどいところがあった。
    本当に犯人は一つのグループなのかどうか,確信は持てなかった。

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    2012年04月13日
  • 門司・下関 逃亡海峡

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    妻が油を撒いて火をつけ自殺した。
    一緒にいた夫が犯人として捜査が始まる。

    逃亡を助けようとする韓国人の学生。

    九州から対馬まで逃亡し逮捕される。

    逮捕されたら,自分の犯行だと認め,有罪が確定する。
    その後十津川警部にだけ本心を明かす。

    西村京太郎の美学の範囲と境界がわかる本。

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    2012年04月12日
  • 十津川警部 五稜郭殺人事件

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    殺人事件があり,被害者が所属していた新組織の愛称に,新撰組という命名をした時点で負けを予測していたみたいで感心できなかった。

    行方不明者が在り,もう一人殺された時点で,強制捜査をなぜしなかったのだろう。

    新会社が立ち上がり,順調に仕事が進んでいたのも不思議だ。

    貸し付けのお金を引き揚げるのも納得がいかない。
    他の銀行も足並みを揃えるのは不自然だ。

    設定が不自然なため,話の流れにも無理が在る。
    新撰組ということを指向した人達の無理がたたったのだろうか。

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    2012年04月12日
  • 五能線の女

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    元刑事の私立探偵の橋本が,
    弁護士から罠に嵌められたらしい。

    離婚のための調査を行って,成功報酬をもらった。
    成功報酬で旅行に五能線に乗った。

    なぜか,調査相手の女性が同じ列車に乗っていて,殺される。

    殺人罪の容疑で逮捕され,途方に暮れる。

    十津川警部の知り合いの弁護士に依頼し,
    十津川警部に相談してくれるように頼む。

    関係者が東京で殺され,十津川警部が捜査に入る。

    簡単に解決するかとおもいきや,延々と事態は展開していく。

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    2012年04月11日
  • 鬼女面殺人事件

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    恩根島という離島が愛知県にあることになっている。
    流人の島。

    閉鎖的な島の出身者が死亡したり、行方不明に。

    島でしか取れない花を渡しながら、
    「妹」のことを頼まれる。

    秘書とともに島に行き、つぎつぎと事件に巻き込まれる。
    最後は島の現実を受け入れざるを得ないことに。

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    2012年04月11日
  • 環状線に消えた女(十津川警部シリーズ)

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    環状線に消えた女
    LAより哀をこめて
    愛は死の影の中で
    愛と死の甘き香り
    の4作品を所蔵。

    雑誌の記者と写真担当という組み合わせを即席で作ったり、
    いろいろな試行を志向し、思考する西村京太郎。

    C*Novelsの裏表紙の「著者のことば」に
    人が消える時代だという。消えるにはさまざまな理由があるだろう。
    という感じで、時代に答えようという著者の意気込みが感じられる。

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    2012年04月10日
  • 十津川警部 金沢・絢爛たる殺人

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    ビルの屋上で死亡事件。
    ヘリコプターで来て能を踊っていたとのこと。

    学生時代に日本に来たことがある大統領。
    石油が出た為に,日本との交渉に来た。

    ホテルの窓から能を踊るのが見えたらしい。

    事件は金沢へ飛ぶ。
    石油の埋蔵している土地の権利を巡って暗躍。

    権利を持った女性が生きていてくれた方が嬉しかったかもしれない。

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    2012年04月10日
  • 十津川警部 L特急しまんと殺人事件

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    三田村の叔父の娘からの要請で,
    叔父夫婦を探しに四国へ行く。

    2つの殺人事件に巻き込まれ,
    叔父が容疑者として逮捕される。

    怪しげな団体が関与していると睨んで,捜査が始まる。

    めずらしく最後は幸せ終わり。

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    2012年04月10日
  • 華麗なる誘拐

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    日本にいる人全員を誘拐したという。
    誘拐の定義に基づいているという。

    華麗なる誘拐
    というより,
    大規模誘拐

    最初の殺人に巻き込まれた左文字探偵が活躍する。
    試行錯誤の結果,犯人を特定する。

    証拠がない。証拠をどう組み立てるかが妙。
    IQ140以上とか、無理な設定なので話も高度になりすぎて、
    論理展開が大変そう。

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    2012年04月10日
  • 私を殺しに来た男

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    短編十話。

    事件の裏で
    *私を殺しに来た男
    *見張られた部屋
    *死者が時計を鳴らす
    *扉の向うの死体
    サヨナラ死球
    トレードは死
    審判員工藤氏の復讐

    小説マリー・セレスト号の悲劇

    *印がついたものが,「回答編」というのが最後についていて,犯人の紹介がある。書籍の編集上,次の頁にしてもらいたものがあった。

    西村京太郎がいろいろなものを書けることがわかる。

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    2012年04月07日
  • 越後湯沢殺人事件

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    十津川警部の知人が殺人の容疑で逮捕。
    弁護士を通じて,連絡を取りたがっている。

    休暇を取って事情を調べる十津川。
    不振な点を洗い始める。

    東京でも関連していそうな殺人事件が起こり捜査を始める。

    さまざまな人間関係が明らかになり,
    十津川警部の反権力的な指向と,
    西村京太郎の社会派的な取り上げ方が同期する。

    事件の解決までに払った犠牲が大きい。

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    2012年04月07日
  • 山陰路殺人事件

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    山陰地方にでかけた歌手とその付き人。突然行方不明になった歌手。あわてて探すが次々と殺人事件が起きる。
    見つけたときには殺人犯として疑われ,逮捕され,起訴されてしまう。

    鳥取,出雲を行き来する事件の展開がめまぐるしい。
    東京の事件の関連で十津川警部が活躍する。

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    2012年04月05日
  • ワイドビュー南紀殺人事件

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    刑事の彼女の父親が刑務所にいるという。
    殺人事件の犯人として逮捕され,有罪が確定している。

    南紀に旅行に出た先で,殺人事件に遭遇する。

    不可思議な関係の先に,殺人事件の真相が隠れている。
    政治とお金がからんだ,ごたごたが原因らしい。

    犯人探しという面では,伏線が薄いような気もした。

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    2012年04月05日
  • ミステリー列車が消えた

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    ミステリー列車が消えた駅は,新垂井。

    鉄道ファンが興味をもつ
    ホームが長い
    駅の周辺に人家がない
    反対側の上りの路線に電車が入って来ない
    ホームに乗客がいない

    垂井駅と新垂井駅があること,
    登りと下りの傾斜の違いを知っている人は少ないかも。

    壮大な話で,とっつきにくいが,
    列車の乗客全員を誘拐するところが規模が大きい。

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    2012年04月04日
  • 謀殺の四国ルート

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    某殺の四国ルート
    予告されていた殺人
    城崎にて,死
    十津川警部の休暇

    の4つの短編を納めている。

    他の短編集にも納められていて,読んだものが多かった。

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    2012年04月04日
  • スーパーとかち殺人事件

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    データバンク,コンパニオンというみだしがある。

    スーパーとかちで起きた殺人事件は,婚約者のいる男性と一緒に旅行することになっていた女性だと思われる。

    東京でスーパーとかちの切符を持っていたと思われる男性を殺した犯人を追いかける十津川警部。

    どこまでも追いかける執念がすごい。
    最後のどんでんがえしもなかなか。

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    2012年04月04日
  • 伊勢路(ルート)殺人事件

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    伊勢神宮の立て替えの寄付にまつわる話。
    犬の伊勢参りという冒険をしようとする。
    赤福の表示の偽装の話など,現代したて。
    クローン犬という現代の話題もあるのに。
    なぜ犬にカメラかGPSをつけるという話にならなかったのだろう。

    やや残念。

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    2012年04月04日