西村京太郎のレビュー一覧

  • 新装版 殺しの双曲線

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    ネタバレ

    はじめに、この本のメイントリックは双生児であることを利用したものです、と宣言している珍しい構成。
    しかしまんまと引っかかった。終盤に差し掛かってくると主人の早川が実は双子なんじゃ…?くらいには思ったものの、詳細のトリックまではもちろん気付けず。

    アガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」への挑戦ということ。
    この本も以前読んでいるが、人が1人ずつ殺害されていくところや、それに合わせてボウリングのピンが1本ずつなくなっていくところなど類似点が多々あった。

    宮地刑事視点と、京子視点の物語が交互に進んでいく構成で、この2つの話がどうやって噛み合うんだろうとわくわくしながら読んだ。
    トリックは

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    2025年02月25日
  • 現金強奪計画 ダービーを狙え

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    西村京太郎の競馬ものの1つ。ではあるが、ダービー(競馬場)は今回の犯人達が狙う場所として設定されたものであり、メインは首謀者達若者がそれぞれ抱く鬱憤と、彼らの群像劇。現金強奪作戦はあくまでオマケというか、彼らを結びつける材料。
    現金強奪作戦のハラハラに、途中舞い込む怪文書のハラハラを付け加えたもので、怪文書側の犯人が分かったのは昔自分がこの本を読んだ記憶がなんとなく残っていたからか、それともほかに犯人があり得ないからか。
    西村氏が描く「若者」がこの時代の平均的な若者の姿をどこまであらわしていたのかは分からない。西村氏がこの本の若者に何かを託したかったのかなあ(執筆時の年齢も知らずに書いてます)

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    2025年01月14日
  • 新装版 天使の傷痕

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    読みやすい
     推理小説で、心情をくどくど描写せず、淡々と起ったことを書いていく。無駄な橋がなく、読みやすい。まづ、そこに好感を持った。
     今までどうでもいいことばかりに拘泥する推理小説を読んできて、うんざりしたといふのもある。
     解説の通り、本格派で始まり、社会派で終結するが、それも嫌味ではなかった。

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    2025年01月12日
  • 智頭(ちず)急行のサムライ

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    途中まで十津川警部が出てこなかったのでどの様に進展するのだろうかと思いました。井口氏が事件に巻き込まれてからの展開はハラハラしました。

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    2024年12月19日
  • 函館駅殺人事件

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    複数の事件が函館駅で交錯し、さらに新たな人物と謎も出てきて最後まで飽きない作品。都合のよい悪者社長の存在と最終版の展開は仕方がない。
    青函連絡船時代の函館を知らないので、当時の混雑の様子は想像するしかないのだけれど、犯罪者以外にもそれこそ色々な人がたくさんいたのだろうなあ。

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    2024年12月02日
  • 飛騨高山に消えた女

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    めっちゃ面白い!!!十津川警部シリーズというものがあるとは知らずに読んだ本作でしたが全然良かったです!
    恥ずかしながら飛騨高山という場所がある事さえ知らなかった.....ですが...!勉強になりましたし実際行ってみたいなと思わされるという!最高すぎる!!!
    スリリングなシーンこそないけど淡々とだけど警察側に焦りが見え始めたりする心がキュッとなる感じがしました。ミステリーの仕掛け.....よく作られてるなぁ.....

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    2024年11月27日
  • 新装版 天使の傷痕

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    ネタバレ

     主人公田島は、交際相手の昌子とのデートで、南多摩方面にむかった。しかし、そのデート中、瀕死状態の男に遭遇して、間もなく息を引き取った。その際、男は「テン」という言葉を遺した。田島は「テン」と呼ばれる正体を探るために、警察と協力して謎に迫る。のちの調査で、テン=天使だと判明したが、ではその天使とは何者なのかを、読者は主人公とともに真実に迫る。

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    2024年11月24日
  • 新装版 天使の傷痕

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    1965年発表、西村京太郎作の長編第2作。素人探偵、警察捜査も丁寧に描かれており、本格的なトリック、動機の特殊性など社会派ミステリという枠組みに収まらない傑作。一方で、雪国へと捜査へ赴く叙景描写も素晴らしく、ここには作者の代名詞でもあるトラベルミステリの萌芽もあるように思える。

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    2024年11月19日
  • 新装版 殺しの双曲線

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    西村ミステリーの中でも一番本格寄りなのが本書であろう。名作として名高いし、噂にたがわぬ出来栄えだった。各所で言われているが冒頭に双子トリックである、と明言されておきながら騙される、という点も良いのだが、個人的には2つの事件がどのように交差していくのかが全く見えてこない点に素晴らしさを覚える。さらに双子を活かすことで生まれる幅が物語に厚みをもたらしている。キャラのモブ感には若干不満を覚えるもののミステリ的な完成度は高い。

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    2024年10月20日
  • 殺しの双曲線 愛蔵版

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    最後のページに人間の罪悪感を鑑みた。
    二つの事件がどのように重なっていくのか、ドキドキしながら、読みました。

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    2024年09月15日
  • 長崎駅殺人事件

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    私の地元、長崎が舞台という理由だけで購入。
    全く知らなかったのですが、超長編シリーズの1つなんですね。

    内容は普通に面白かったです!
    事件が解決してめでたしめでたし…となるのが2/3辺りなので「ここからどうなるんだ…?」と思ったらまさかの展開でした。
    短くて読みやすいのも良かったです!

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    2024年09月10日
  • 新装版 殺しの双曲線

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    少しの違和感はあれど全く古臭くない、むしろ「そして誰もいたくなった」が好きなら色んな角度から楽しめるわくわく作品。逆に誰もいなくなったを知らない人は新鮮かつ驚きながら読み進めれると思う。願わくば誰もいなくなった、の記憶を消し去ってからこちらを読んでみたい…。
    ハッピーエンド…とは言えないな。そして気付かぬうちに人を傷つけているかもしれない私たち。ネットや人との関わりが希薄になっている今こそ多くの人に読んでほしい。他人の振り見て我が振りなおそうぞ。(感想がミステリのものではなくなった。失礼。)

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    2024年08月21日
  • 特急「あずさ」殺人事件

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    祖父がよく読んでいた西村氏の本。

    携帯電話などない、監視カメラだってなかったのかな
    そんな時代はこういう電車の時刻トリックというものが多かった。

    なかなか興味深く読めた。

    犯人は残念だったなぁ…やはり悪いことする奴らは昔からおるんだなぁ。

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    2024年08月17日
  • 新装版 殺しの双曲線

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    初期の西村京太郎作品も面白いよと薦められて拝読。
    ほぼ産まれた年に創刊されたこの本。古臭さは感じられず スルスルと読みやすい。
    トリックが最初に種明かしされているものの、面白さに変わりはなく、逆に色々と疑いながら読み進めることに楽しみが増える。
    言葉の言い回しなど本全体から 不思議と優しさを感じた。

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    2024年06月07日
  • 新装版 殺しの双曲線

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    久々に推理小説を!
    初めに「双生児」とネタバレをされているもののトリックは最後までわからなかった
    悔しい〜〜

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    2024年05月11日
  • 十津川警部「裏切り」

    購入済み

    安定の十津川警部

    亡くなられてから、よく読むようになりましたが、西村京太郎氏の十津川警部シリーズはとにかく読みやすい。本作はトラベルミステリーではなく新宿歌舞伎町が舞台。コンパクトにおさまっていて面白かったです。

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    2024年04月30日
  • 新装版 殺しの双曲線

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    ネタバレ

    こういったクローズドサークルのミステリーを読むのはほぼ初めてだったが、推理しながら読むのが楽しかった。
    ミステリーをよく読む人からしたら真新しいトリックはないかもしれない。
    個人的には、犯人の目星がついていても双子のどっちか区別がつかないから検挙できないところが新鮮だった。現実でもそうなんだろうか?
    動機は想像できなくもないが、ちょっと突拍子もない感じがする。
    最後、証拠不十分でも説得で自白させようとするところが良かった。

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    2024年04月22日
  • 殺しの双曲線 愛蔵版

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    設定が古いとはいえ今でも十分楽しめるミステリー小説でした。
    初めから双子トリックと分かっていても見抜けなかった。
    雪山と東京で起こる2つの事件が交互に展開され、その2つがどうつながっていくのか、事件の動機はなにか、複数の謎を抱えつつ、読みやすい文体で最後に集結させる纏まりのよい一冊です。

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    2024年03月17日
  • 新装版 殺しの双曲線

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    西村氏の初期の作品で、発表は1971年。
    本格ミステリです。
    冒頭で、トリックが明かされます。
    これは、イギリスの作家ノックスが発表した推理小説のルールに従うものです。
    これにより、公平性が保たれるわけです。
    また、アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」に挑戦した作品ということで、必ず先にそちらを読んでください。(ネタバレがあるため)
    テンポよく、読みやすい文体と構成でした。

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    2024年01月26日
  • 十津川警部「射殺」

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    助けてほしいならせめてフルネームで助けを求めた方が・・・・・・というのが初っ端からちょっと気になったが、序盤の展開は非常にスピーディーで楽しい。中盤~終盤はいつもの強引さですすむが、まあ許容範囲。アイデア一発勝負ものとはいえ、十二分に満足感のある作品でした。

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    2024年01月23日