あらすじ
東京―大阪間を9時間強で結ぶ寝台急行銀河。そのA寝台で女性の他殺体が見つかった。容疑をかけられたのは、乗り合わせたサラリーマン、井崎。十津川警部の旧友にして、被害者の愛人だった――。潔白を主張する井崎を、十津川は救えるか? 今はなき寝台急行を舞台にした傑作が30年の時を経て新装版で登場! 解説・寺本光照
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寝台特急「銀河」殺人事件
1970年の大阪万国博覧会へ寝台急行「銀河」で往復したことを思い出しました。当時、ホテル・旅館が一杯で宿泊が出来なかったので寝台急行で往復したと父親から聞いたことがあります。当時は小学校6年生で大人料金になる前に強行したようです。確か当時の車両は20系ではなく10系だったような気がします。また、A寝台だったと記憶しています。当時は東京から北九州の親戚のところ毎年のように寝台車で訪ねていました。小学校の私が一人でお金を持って新宿の緑の窓口に歩いていって6時過ぎ頃から並んでいたのを思い出しました。各地に走っていた寝台車も電車のサンライズのみとなり大変寂しいこととなりました。また、10時間以上かけて九州・北海道へ走って行く特急・急行等が復活するとよいですね。本の内容には触れませんでしたが大変懐かしく・古典的となったトリックも大変面白かったと思います。