西村京太郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
仕事場が北海道にちなんだ場所ということもあり、北海道を舞台にした作品として読んでみた。起承転結がしっかりとしており、物語もとんとん拍子で進んでいくため、テンポが良く読みやすかった。宗谷本線や北海道という、自分にとって馴染みのある土地が舞台になっていることも楽しめた。
一方で、内容自体はややありきたりで、読んでいて驚くようなロジックや、感情を大きく揺さぶられる展開はなかった。作品が書かれた時代背景を考えれば仕方のない部分もあるのかもしれない。
欲を言えば、音威子府駅のキヨスクが登場するのであれば、駅そばについても触れてほしかったところだが、ストーリーには直接関係しないため、そこまで求めるのは野暮 -
Posted by ブクログ
シリーズ2作目。
前作は「4人の名探偵+三億円事件」だったが、今回は「4人の名探偵 VS 怪盗ルパン&怪人二十面相」。
瀬戸内を航行する4人の前に現れるのは、怪盗ルパンと怪人二十面相。ルパンはホームズと対決したのか、ルパンは明智小五郎と対決したのか。そんなわかる人にはわかるメタなやり取りも楽しく、古き良きミステリーファンなら楽しめる内容。ただし全体的にはこじんまりとした話に落ち着いた印象。
そして思い出した。
そうだ、西村京太郎は読点が多いんだった。文節ごとに読点が入るような独特の文体で、慣れるまで、もしくはそれに気付くと少し読みづらい。
それでも、このシリーズならではの豪華な顔ぶれと遊 -
Posted by ブクログ
ゴールデンウィークに家族旅行でハウステンボスへ行くことになり、旅行前に長崎にまつわる作品を読もうと思い、オンランイン購入しました。
西村京太郎さんのお名前は、幼い頃、両親がサスペンス劇場を見ていたので、知っている程度で、作品自体は初めて読みました。
(当時、親がサスペンスを見出すと、自分のみたいテレビが見れず、あまりいい思い出ではないです。)
前半は、既視感のある内容で、やや退屈なんですが、後半の十津川警部がイギリスにいくところから、面白かったです。西欧人の持つアジア人への印象について、どこまで本当なのか分かりませんが、こういうこともあったのだろうなと、居た堪れない気持ちになりました。