あらすじ
十和田(とわだ)への帰郷を楽しみにしていた奥田(おくだ)は、なぜ殺されたのか? 彼を慕うスナックのママ・明子(あきこ)は、奥田が乗るはずだった「はやて13号」で、青森に向かった。奥田の過去を調べる明子に襲いかかる魔の手。十津川(とつがわ)警部の必死の捜査が、事件の背後に潜む欲望の利権構造を炙(あぶ)り出す! 旅情あふれるトラベル・ミステリーに、社会派のテーマを盛り込んだ意欲作!
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Posted by ブクログ
青森と秋田の県境にまたがる産業廃棄物処理場をめぐる事件。
出だしは、はやてに乗る予定だった男が殺された事件と、
はやてで弁護に行く予定だった女性弁護士が殺された2つの事件の関係を追う中で明らかになる。
飲食定の女性主人が男の遺骨を持って現地に乗り込み,
関係者が殺され,最後に女性も殺される。
ちょっと安易に殺人事件が起こり過ぎのような気もする。
いくら十津川警部が殺人を扱うからといって、
西村京太郎が推理小説家だからといって、
殺人が多い。
できれば、もう少し,殺人が少ない社会派小説が読みたい。