西村京太郎のレビュー一覧

  • 十津川警部の挑戦(下)

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    ネタバレ

    西村京太郎氏の小説は初めて読んだ。
    はっきり言って、人から譲られなければ読もうとは思わなかった。また、読み始めても、期待はしていなかった。いわゆる本格的推理小説とは異なるものだという認識を持っていたからである。
    しかし実際に読み始めてみると、続きが気になって仕方がない。物語を先へ先へ、読者を引き込んでいける手腕は確かなものがある。長編で、たくさんの登場人物がいるにもかかわらず、読んでいて複雑に感じることもなかった。
    ただ一方で、とりあえず登場する人物を増やすことで話を進めるという手法に終始しているのではないか、という批判も成り立つかもしれない。それでも、本書では20年前の事件と、現在起こってい

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    2020年05月05日
  • 北への逃亡者

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    相変わらず、軽く読める。西村さん特有の、読点で文節を区切りまくる文章が、なぜか今回に限って読みづらく思えた。自分の年の問題なのかなあ

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    2020年03月19日
  • 裏切りの中央本線

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    内容(「BOOK」データベースより)
    「君に相談したいことがあるんだよ」と、友人の崎田から持ちかけられ、急行アルプス3号に同乗した西本刑事。しかし、その列車から刺殺体が発見された。西本が松本署に協力して、被害者の和多を調べていると、数日後、和多から依頼を受けていたという私立探偵も殺害される。十津川警部は、2つの事件は関係があると考え、西本を捜査に加え、解決の糸口を探し始める。表題作を含む、日本各地を舞台にした短編ミステリ6編が登場!

    令和2年3月9日~10日

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    2020年03月10日
  • 歪んだ朝

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    西村京太郎の、たぶん初期作品。電車が出てこず、ストーリーとしては、松本清張や森村誠一のような、一般的なミステリ短編集である。

    軽乗用車で子供をはねたが、誰にも見つからずにいたと思っていた理容師のところに、むさ苦しい男が現れる。顔を剃ってもらった後に「撥ねた子供はなくなったよ」と、5000円を要求する。そこから頻繁に男が現れるようになり、来店するごとに要求される金額が倍になっていく…(優しい脅迫者)。

    西村京太郎は、以前に飽きて嫌になるほど家にあったのを読み散らかしたので避けていたのだが、鉄道の関係ない作品は、ちょっと珍しいなと思って手にした。初期作品ぽいのは特に1作目の表題作で、読点だらけ

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    2020年03月03日
  • 十津川警部 会津 友の墓標

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    ネタバレ

    会津ならではの白虎隊の話が登場しますが、
    ウ~ン今の時代にはいない考えの折戸さんにちょっとしっくり来なかったなぁ。

    奈緒さんもしたたかなのか、折戸さんをからかっているのか、ちょっとわからない感じでしたね。

    結末に犯人がハッキリしないのは珍しい。
    最後まで読んでもスッキリしない、なんとなくモヤモヤ感が残る作品でした。

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    2020年05月02日
  • 生死の分水嶺・陸羽東線

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    きっと作者も分水嶺を見に行ったのだろう。太平洋と日本海それぞれに向かって流れが分かれるせせらぎ。こけしと温泉で有名な鳴子。情緒溢れる地を舞台で悪が跳梁する。最後の種明かしがショボい。2020.2.3

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    2020年02月03日
  • 十津川警部 青い国から来た殺人者

    購入済み

    途中から一気読み

    普段の十津川警部シリーズよりは、入り込むまでに時間を要した作品でした。しかし読み進めて行くうちにいつの間にか引き込まれ、気付いたら読み終えていました。

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    2020年01月10日
  • 若狭・城崎殺人ルート

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    帰省中に読んだ。
    こういうタイプは旅行しながら、できればタイトルになっている場所へ向かって読むと気分があがりそう。
    自分と共通点があると、やはり相手のことが気になるというものか。

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    2019年12月26日
  • 「ななつ星」一〇〇五番目の乗客

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    〇戦時下米兵将校の起こしたこととは。そしてケイコの失踪との関連は。
    賀谷大三郎は、母親の松枝とともに豪華列車「ななつ星」に乗車するために、カップルを監禁してチケットを奪い取り乗車することができた。
    しかし、家に隠しマイクがしかけてあったり、客室に置いてあった手紙に「池田夫婦が行ったゆすりの証拠を手に入れろ」ということが書いてあったり、その池田氏から池田氏の客室に賀谷が入った写真を見せられたり…だましたりだまされたり、である。一〇〇五番目の乗客がMR商会といううさんくさい団体の人間であると気づいたときに思いついたのは、「金儲け」という単語で、そのターゲットにされたのは、将来の駐日大使シャーリー・

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    2019年12月15日
  • 暗号名は「金沢」―十津川警部「幻の歴史」に挑む―(新潮文庫)

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    新しい史実の語りが延々と続く。広島はわかったが長崎はどう解釈するのか。他にも奇抜な話題もなく、読んでてストレスがかかる内容だった。2019.9.30

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    2019年09月30日
  • 十津川警部 八月十四日夜の殺人

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    西村京太郎『十津川警部 八月十四日夜の殺人』実業之日本社文庫。

    西村京太郎の作品は殆ど読んだことが無い。何しろ著作が500冊以上もあるので、何から読んでいいのか解らないのだ。本書はたまたま貰った文庫本。長らく寝かせていたのだが、ついに読んでみることに。

    西村京太郎作品を読んでいなくとも、テレビドラマなどで十津川警部の名前だけは知っている。

    8月14日の深夜に都内のホテルで有名な俳句の先生が何者かに刺殺される。捜査にあたる十津川警部は、大昔から8月14日に同様の殺人事件が発生していることに気付く……

    大風呂敷を広げるだけ、広げて、風呂敷の端を摘まんだだけのような、何ともぶっ飛んだミステリ

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    2019年06月25日
  • 十津川警部 七十年後の殺人

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    割と新しめの西村さんの本。最近の西村さんの作品は読んでなかったのだけれど、また社会派ミステリを書くようになったのだろうか。またしっかり追いかけてみようか。

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    2019年06月10日
  • 新・東京駅殺人事件

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    〇ステーションホテルと新しい東京駅の魅力発見の一冊

    中小新聞社で記者をやっていた高見沢は、雑誌「鉄道研究」の編集者・田中に乞われ、仕方なく雑誌のために小説を書き始めることにする。
    東京ステーションホテルに宿をとった高見沢は、窓から見える新しくなったホールを見ながら、ずっと人待ちをしている女性のことが気になる。
    夜半、目を覚ました高見沢は、救急車で運ばれる女性の姿を目撃し、のち殺害されたと知らされる。
    十津川は殺害された女性・長谷川を追うも手がかりを見つけられないが、そのうち駅でコンサートが開かれる段になり脅迫電話が入電し対応に追われるが…。


    途中出てくるもよくわからないのはインドネシア運

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    2019年05月28日
  • 西鹿児島駅殺人事件~駅シリーズ~

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    これも読むのは何年ぶりなのか。昔はもっと素直に読んでたはずで、これなら西鹿児島じゃなくていいだろ、みたいなことは考えなかっただろうな。
    若手刑事があっさりと亡くなる展開には虚しさがあるなー。

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    2020年07月10日
  • 赤い帆船

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    十津川警部のデビュー作。彼もわかいせいか、後の作品より「アツい」印象がありました。
    トリック面では、それほど面白いとは感じませんでしたが、どんでん返しの妙は流石といえるのではないでしょうか。

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    2018年10月21日
  • 特急「あさしお3号」殺人事件

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    京都発城崎行き特急「あさしお3号」の車内で、十津川警部の友人で作家の沢田功が殺された。事件を追う十津川は、城崎で沢田と会う予定になっていた画家の滝村敬をマークする。しかし、滝村にはアリバイがあった。「あさしお3号」より14分前に城崎に到着した特急「北近畿5号」から隆りる姿が目撃されていたのだ。十津川警部は鉄壁のアリバイを崩せるか?

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    2018年06月10日
  • 環状線に消えた女(十津川警部シリーズ)

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    雑誌記者亜木子は、友人から、1年前に失踪した京子を山手線内で目撃したと聞かされる。高価な毛皮に身を包んでいたという彼女の行方を追う二人の前に、1枚の尋ね人広告が。写真は確かに京子だが、名前は“ゆう子”。彼女に一体何が起きたのか?日常から突然蒸発した女性たちの陰に犯罪の気配を探る亜木子の挑戦!4編を収録。

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    2018年06月10日
  • 新装版 天使の傷痕

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    西村さんには申し訳ないが、粗製乱造のイメージがあり今まで全く読んでなかった。乱歩賞をこの作品で取ってることも知らなかった。

    この作品はいわゆる社会派になるのだろうが、日本人の根底にある意識は今も変わってないような気がする。真犯人を探す行程はミステリとしては凡庸な気もするが、その動機や隠されたもののやり切れなさは一読に値する。

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    2018年05月03日
  • 寝台特急(ブルートレイン)殺人事件~ミリオンセラー・シリーズ~

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    ネタバレ

    評価
     サプライズ ★☆☆☆☆
     熱中度   ★★★☆☆
     インパクト ★★★☆☆
     キャラクター★★★☆☆
     読後感   ★★☆☆☆
     希少価値  ★★☆☆☆
     総合評価  ★★★☆☆

    〇 サプライズ ★☆☆☆☆
     主犯は一番疑わしい高田弁護士。黒幕は運輸大臣の武田。犯行動機は武田の裏切りと予想どおりの展開。サプライズはない。
    〇 熱中度  ★★★☆☆
     西村京太郎らしく,話運びは巧み。週刊エポックの青木という記者の視点を入れ,単調な捜査だけの話にしていない。田久保涼子殺害から始まり,はやぶさに乗っていた田久保涼子が多摩川で死亡しているという不可解な謎を提示することで興味を引いている。武田

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    2018年04月29日
  • 終着駅(ターミナル)殺人事件~ミリオンセラー・シリーズ~

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    氏の数ある著作のなかでも傑作といわれているから期待をして取りかかったが、どうもいまひとつ。ふたつの事件のかかわりも意外性がなく、大抵の事実が後づけである感が否めない。いまのところ『殺しの双曲線』がいちばん好きだなあ。

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    2018年02月19日