西村京太郎のレビュー一覧

  • 上野駅13番線ホーム

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    北とを結ぶ列車が発着する上野駅13番線ホーム。そこを中心に起こる殺人事件。最初の事件ははっきり描写されているので読者には犯人がわかった状態だが、そこから不思議なことが起こったり、別の事件が起こったり。つかみがよくて、最初からわくわくした。ホームの空気感や列車の揺れなど伝わってくるよう。読んでいるとどうしても出演者をキャスティングしてしまい、勝手な映像で楽しんだ。

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    2012年11月19日
  • 寝台特急(ブルートレイン)殺人事件~ミリオンセラー・シリーズ~

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    初の西村京太郎。久しぶりにアリバイ崩しを読んだ。
    アリバイ崩しはある程度最初の方で犯人が分かってしまうので、いかに強固なアリバイを崩すかが問題となり面白さにかかわる。
    僕としては本作よりは「点と線」の方がアリバイが崩される過程や描写がよかった。

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    2012年10月28日
  • ミステリー列車が消えた

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    なるほどなるほど、そうやって消えるのか。

    西村京太郎、“電車のミステリー”っていうイメージが強烈で、時刻表の隙間をついて殺人事件が…というお決まりのパターンだと勝手に思っていた関係で正直あまり興味がなかった。縁あって初めて読んだ(借り物だけど)けれど、結構おもしろかった。

    さすが巨匠。

    機会があれば他のも読んでみたい。

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    2012年10月27日
  • 東京湾アクアライン十五・一キロの罠

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    ネタバレ

    職安(はろーわーく)通いの中年の男性が殺される。
    そこから,東京湾アクアラインでの事件までの飛躍がわからない。
    お金目的なら手が込みすぎているし,逃走経路が杜撰。
    海外に逃亡するなら,事件中に逃亡し,
    スイスの銀行にでも振り込まないとうまくないのでは?

    なぜ仲間を殺し始めるのかもわからない。
    しっちゃかめっちゃかな世相を反映していると言われればそうかもしれない。

    アクアラインの建設の課題を掘り下げているわけでもない。
    納得感のない事件だ。納得感がなくても,十津川警部の推理に説得感があればいい。
    どちらも不十分だと感じると,何を頼りに読めば良いのだろう。

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    2012年07月10日
  • 上野駅殺人事件~駅シリーズ~

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    土曜ワイド劇場で西村京太郎サスペンスを何度か見ているうちについに原作にも手を出してみた。
    予備知識なしにタイトル買い。毎日通過している「上野駅」に惹かれて。
    舞台は民営化前、しかも東北新幹線が上野まで開通する直前の物語。
    一瞬、古すぎる!と思ったが。
    昔のドラマや映画の街並みが記録映像的価値があるように、上野駅、上野駅周辺の当時の街並みの記録とし

    て興味深い。二十数年前の上野界隈を想像することに夢中になるあまり、帰宅途上の電車下車駅で焦った

    ことが印象的だ。いつもは一駅前から降りる準備をしているのに。
    今作は駅シリーズということで、2時間サスペンスで舞台となる列車ものとは違うものの十津川警

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    2012年06月09日
  • 門司・下関 逃亡海峡

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    無実の疑いから逃れるために逃亡、韓国に一番近い対馬も舞台に、最後は自分の意志で自供、ちょっと変わった一冊。

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    2012年05月26日
  • 萩・津和野に消えた女

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    ネタバレ

    やや納得感のない展開。
    証拠がない時点で、警察が発表するのは違和感がある。

    実際の警察ではあることなのかもしれないが、
    十津川警部が実行するとは思えない。

    十津川警部に子供がないことの悩みの現れなのだろうか。
    あるいは西村京太郎の悩みが表出しているのだろうか。

    作品としての出来とは別に,構成,展開以外の面での、
    納得感がない作品かもしれない。

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    2012年05月20日
  • 五能線の女

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    トラベルミステリーの大御所、西村京太郎先生の作品を、実は本で読んだことがなかったことに今頃気がついて、何から読もうかなぁ~と古本屋さんにずらりと並ぶタイトルを見ていたら、「五能線の女」というのがあったので、迷わずこれに決めました。
    実は先日、20年ぶりに五能線に乗ってきたばかりだったからです!

    西村京太郎ものといえば、土曜ワイド劇場など2時間モノを子供の頃に見ていたイメージが残像としてあるので、もっと、男女の愛憎がドロドロ渦巻く世界に時刻表トリックなどがからむ、重た~い作品なのかしらと勝手に想像しながら読み始めたら、意外にも軽妙で、ドロドロ感がまったくないので、こりゃいいわ~とさらさら読めま

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    2012年05月11日
  • 十津川警部とたどる時刻表の旅

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    一時期、私が夢中になって読んでいた作家の一人である西村京太郎さんが、ご自身の作品を振り返りながら、主人公の十津川警部が辿った場所や、トリックについて回想されている書籍です。時刻表のトリックがとても楽しみでしたが、新幹線が整備されるとともにトリックの構想を練られるのも難しいことが読み取れます。

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    2012年05月04日
  • 十津川警部 南紀オーシャンアロー号の謎

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    ネタバレ

    ○3つの別な動きが収束して事件が起こる。きれいな決着はすっきり

    外務省の中田は、アメリカ大統領の命により駐米大使となることが決まっているウィリアム・コテッティ一家の私的な日本国内旅行に帯動することになった。秘密裏な旅行であるから警察もいない。はじめは京都から、和歌山の串本へ行きたいといい、中田はその行程や旅館を手配する。

    一方十津川は、都内の神木という男性の家でJR西日本の社員が死んでいる現場に向かった。神木は息子が鉄道事故で亡くなったことについて、JR西日本に対して恨みを持っていたようだった。

    そして十津川の妻・直子は、叔母が経営する和歌山のリゾートホテルのオープン準備の手伝いで、しば

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    2012年04月11日
  • マンション殺人

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    ネタバレ

    ○死体たちがマンションで見つかった意味とは。結末は悲しい家族物語へ

    マンションのモデルルームで見つかった男の死体。直前まで見学していた彼は、同じく見学していた他の複数人に事情を聞くがわからない。名刺の肩書きや名前も大手企業の岡崎を騙っているようだし、品川署の田島刑事は困り果てる。
    一方、これから入居だという家族が見つけた死体は、北多摩署の園田刑事が調べるものの、住宅公団の職員だという以外は出てこない…と思いきや、岡崎の名刺が出てくる。
    そして次の殺人は、青酸カリを飲まされて海に投げ込まれた秋山という、岡崎を騙っている人物と一緒にマンションの見学をしていた女だった…!

    田島と園田は連携しなが

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    2012年03月19日
  • 十津川警部 紀伊半島殺人事件

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    ネタバレ

    シーサイドビューとシーサイドホテルの二つのホテル。
    シーサイドビューは倒産してしまったが、シーサイドホテルにはそのお客が来る。

    そんな中、二つのホテルに関係する人々が次々と死んでしまう。
    二つのホテルの関係は?そして事件の真相は??

    名コンビが今回は苦戦。
    でも現場を見直すとヒントがでてくるもんだ。
    でも県警と本庁の仲たがいの描写はイマイチ。

    あ、表紙に惹かれて買ったのは内緒。

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    2012年03月19日
  • 伊豆の海に消えた女

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    ネタバレ

    よく5年も前の事件を掘り起こすことができるな、と思うけどな・・・

    あるサラリーマンが、休暇をとろうとして「踊り子3号」に乗り込む。踊り子では一人旅と思われる美人なお姉さんがいたら、そりゃ話しかけてしまわない気持ちがしないでもないが、でもそれが事件のきっかけになるとは誰も思っていません。

    逃走ルートが、意外と伊豆の観光名所を表していてよかったりして。ちょっとこれをなぞる旅でもしてみようかしら?

    「人の過去は変えられない」「やっぱり自分がいいですね」は忘れられない一作。

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    2012年03月19日
  • 金沢加賀殺意の旅

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    ネタバレ

    「古都加賀」と表現するのは西村氏のこだわりだろう。
    もう少し加賀の有名どころが登場してもよかった。

    ただ、ストーリー自体は犯人だろうが犯人だと断定できない女将をめぐってどんなことがあるのかを探っていくと答えにぶつかってきた、というストーリー。
    そこにうまく政治がからんでくる西村作品はあなどれない。

    最後の手紙は、もう少し犯人の十津川への思い入れがかかれているとよかったが、それは幻だろうか。

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    2012年03月19日
  • 八ヶ岳高原殺人事件

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    ネタバレ

    娘を殺された腹いせに、被害者の周辺の人間を次々と殺していく父親の話。
    どこを探しても手詰まりで、読者も文の向こう側も冗長と感じている場面はありますが、最後の追い込みは毎度ながらスピード感がありました。

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    2012年03月19日
  • 九州特急「ソニックにちりん」殺人事件

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    回収できていない伏線は気になりましたが、ストーリー的にはかなりのおもしろさ。やはりこの人は、社会の黒いところをからめるのがうまい。

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    2012年01月02日
  • 終着駅(ターミナル)殺人事件~ミリオンセラー・シリーズ~

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    茨城県人にとっても上野駅ってのは終着駅なんだよね常磐線の。山手線の中でも上野日暮里は他とはなんか違うって気持ちよく分かる

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    2011年11月14日
  • 行先のない切符

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    ミステリーかと思っていたんだけど、どちらかというとサスペンスとかドキュメンタリーに近い。
    ひとりの人間の過去や、心の内を追うような話が多く、大抵は後味が悪かった。「刑事」とかは、ここまで救いがないのかと思った。主人公を追い詰め、不安をあおり、誰ひとりとして救われない実に後味の悪いラストを見せつけてくれる。
    それでもさらさらと読めるからさすが。

    ★3だと少なすぎるので4で。

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    2011年07月15日
  • 黙示録殺人事件

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    ネタバレ

    旅行しない十津川警部シリーズ。初期の頃にはこんな重厚な作品もあったのかと驚かされる。紋白蝶の群れの中で自殺する若者。どの顔にも苦しんだ様子がない。1980年にカルトを先取りして警告していることを考えるとなかなか興味深い。ストーリーにも起伏があり、最後まで飽きさせない。人は死に際して苦しむのが当然だという警部のセリフは現代でも生きるセリフであるように思う。

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    2011年03月05日
  • 脱出

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    サチオの逃亡に便乗して利用しようとする者、純粋に逃亡を助けようとする者。サチオの気持ちを考えたら切なくなった。

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    2011年02月04日