西村京太郎のレビュー一覧
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◎殺される猫娘の無念を晴らすため、十津川が動く!
十津川警部のもとに、「子猫ちゃん」などのあだ名を持った18歳くらいの女性が殺害されている事件が、2件舞い込んできた。三上本部長からの提案でもあったが、十津川も関連性があると請け負う。しかし、なかなか関連性が見えてこない中で、鳥取県の境港で「猫娘コンテ...続きを読むPosted by ブクログ -
◎不思議な女の一夜同棲契約、その真相は
小早川恵という女性が、月曜~金曜までそれぞれ一人ひとり男が変わるがわる家に出入りして料理をふるまったり一緒に添い寝したり・・・不思議な行動をしていて、契約している男たちもだんだん不思議でいったい小早川に選ばれるのは誰かが気になってくる。
そんなさなか、木曜日...続きを読むPosted by ブクログ -
◎お市の方がどうなっていたか?から始まる復讐ストーリー
時代小説家・広沢弘太郎は、新たな小説として「もし柴田勝家が戦国時代に秀吉に勝手いたら、妻・お市の方はどうなっていたか」というものを考案し、琵琶湖北側(湖北)へ懇ろであった秘書の木村と取材旅行へ行くこととなった。そんな中、広沢の妻であり画家・富永...続きを読むPosted by ブクログ -
最後の陸軍幼年学校生徒。その目から見た敗戦直後の日本の姿はリアル。日本人は現代戦に向かないという指摘はその通りだと思う。戦中の精神主義、組織体質は現在も変わっていない。Posted by ブクログ
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西村さんの著作が、五百冊を超えたとのこと。
凄いですね。
また、鉄道関係は、マニアの方も多く、鋭い指摘(?)もあるようで、実際の取材は欠かせないとか。
大変ですが、ぜひ今後も、頑張って欲しいですね。Posted by ブクログ -
◎5つのいつもの事件でない刺激ある短編集
・特別室の秘密
十津川の妻、直子が尿管結石で入院。
すると特別室のあるフロアの廊下の奥に謎の部屋があるのを見つける。いろいろな目撃談や証言を集めるが実態がなかなかはっきりしない。あるとき関係者が出入りするのを見つけ十津川に協力を仰ぐ・・・!結末が意外とホラ...続きを読むPosted by ブクログ -
◎死体が消える謎の事件を直子が追い、十津川が追う。展開は意外な方向に行き過ぎて予想できない。
都内で、死体を見つけたという通報があったが、死体がなぜか消えてしまった。一件だけならまだしも、二件目は妻を殺したという男からの通報だったが、その死体もなくなってしまった。実は生きていたのではないか、とかそう...続きを読むPosted by ブクログ -
◎徐福伝説を調べながら真実にたどり着く
徐福についての本を書いた羽太が殺されたところから始まる。徐福の子孫だという彼と、直前まで対談をしえいた木村を十津川と亀井は追い、木村の院生・高木と共に南紀白浜までやってくる。
(こんなに旅情ミステリーに参加しておいて、ワイドビュー南紀に乗ったのは初めてらしい。...続きを読むPosted by ブクログ