【感想・ネタバレ】寝台特急「北斗星」殺人事件のレビュー

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読み応えがあった!!

2017年02月13日

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年09月11日

寝台特急にしかけた爆発物。
十津川と犯人のかけひきが続く。

予想を少しは覆されるものの、
最終的には十津川の導く方向へと流れて行く。

いくつかの犠牲のもと、複雑な仕掛けが解き明かされて行く。
西村京太郎らしい人間描写が中心になっている。

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Posted by ブクログ 2014年07月06日

列車ミステリーの王道みたいな感じ。
車両の爆破をめぐっての攻防が良い。

このあたりの時期の作品も面白い。
携帯電話ではなく自動車電話なあたり時代を感じる。

寝台車両はいつか乗ってみたいなぁ。

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Posted by ブクログ 2021年12月12日

昭和の終わりに登場した寝台特急『北斗星』。まだ携帯電話も無かった時代の話。寝台特急の臨場感は良いが、鉄道トリックが無くて残念。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

私が今更紹介するまでもないほど、有名作家の西村京太郎氏。
その作品数の多さにかけては、以前紹介させていただいた赤川次郎氏に匹敵&唯一肩を並べられる作家です。

「トラベルミステリー=西村京太郎」
そう、すっかり定着しているほど、列車絡みのミステリー著作が多いことでも知られています。
作品の特徴として...続きを読む本屋よりキオスクなどの駅売りが多く、ベストセラーとしてカウントされにくいため「影のベストセラー」とも呼ばれているそうです。

私も以前、いくつか読み漁りましたが、何を読んだのか覚えていない・・・そのくらい、作品数が多い!
今回も、どの作品を紹介してよいのやら、かなり悩みました。

氏の「トラベルミステリー」への方向性を示した「寝台特急殺人事件」を読もうかな・・・と思ったけど、手に入らなかったため(1978年刊行)、同じ寝台特急モノの本書(これも初版は20年前)を読んでみました。

豪華寝台列車「北斗星5号」に爆破予告!犯人は1億円をJR東日本に要求。
開通してまもない青函トンネル内で爆発されれば、200人の乗客の生命が奪われ、トンネルや豪華列車に多大な被害が起こってしまう。
警視庁十津川警部と犯人の攻防が始まる・・・!

十津川警部&亀井刑事、他おなじみのキャラクターが出てくるので、安心して?読むことができます。
豪華寝台列車の爆破という派手なシチュエーション、犯行予告の1億円、上野〜札幌&中央高速道という長距離の攻防、愛人の殺害、JR関係者のそれぞれの思惑、十津川警部と亀さんのやりとり・・・
北斗星の時刻表や列車編成のイラストも挿入されており、大いなるパターンにむしろ喜んでしまう私♪
十津川警部が丹念に犯人を追い詰める様子も純粋に楽しいですし、非常にエンタメ性に優れていると思います。

本書は国鉄がJRとなって一年後の話です。
ノベルスの発行日を見たら、昭和63年!翌年、平成ですからね〜(シミジミ)
まだ、携帯電話もなく、自動車電話があるくらい。
そのため、まだるっこしい部分もありますが、それもまた愛嬌ですね。

豪華寝台列車は「北斗星」のみ、「カシオペア」も「トワイライトエクスプレス」も無かった時代。
今では、「北斗星」の「5号」という列車はないようです・・・運行本数も減ってしまって寂しい限りです。
でも、今でも私には「北斗星」はちょっと憧れの電車です。
1回乗ったことがありますが、食堂車を使ったことが無いし。
そのうち、ゆっくり乗ってみたいですね〜。

この十津川警部シリーズ、いまも新刊が出続けています。
最近では、アキバを舞台にした異色作もあります。その「十津川警部 アキバ戦争」の裏表紙には、おでん缶自販機の前に立っている著者近影が載っています。
ストーリーは微妙ですが、詳しい著者年譜と全著作リストが巻末についているので、作品をチェックしたい方にはオススメです。

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