西村京太郎のレビュー一覧

  • 十津川警部捜査行 金沢歴史の殺人 十津川警部

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    西村京太郎にしてはめずらしい,恋物語。

    十津川警部の部下の西村刑事が,金沢の女性の写真家とメル友に。

    写真家が出版を予定していた出版社の編集長,写真家の姉が次々に殺され,連続殺人として追いかける。

    最期は無事,写真集が出版される。

    恋物語が幸せ終わりだと,期待はずれだと思う人もいるかもしれない。

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    2012年02月26日
  • 伊豆 下賀茂で死んだ女

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    下賀茂の名物メロン最中が死体の周辺や胃の中にあるところから,
    十津川警部は連続殺人事件だとの見立てをする。

    2年前に殺された税理士の遺族が犯人の可能性がでてきた。
    さまざまな揺動作戦の末,最期の殺人まで実行されてしまう。

    それだけなら単純な警察の敗北だが,
    さらに裏に潜む企みを阻止しようとする。

    裏の裏という推理小説特有の展開。

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    2012年02月22日
  • 特急「あずさ」殺人事件

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    特急あずさに一緒に乗っていたと証言して欲しいとの元彼女からの依頼。
    嘘はつけないと刑事はつっぱねる。

    特急あずさに乗ったかの問い合わせの電話があり、
    どうしてそれを聞くのかと質問を返す。

    その後、元彼女は殺される。
    事件を追う十津川警部たち。

    真相に迫るが、証拠がない。

    殺人者集団の意思がどう一致したのがないのが残念なのか、類似の事件を起こさないように無難なのかの判定はむつかしい。

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    2012年02月22日
  • 祭ジャック・京都祇園祭

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    十津川警部を罠にはめて逮捕させるところがすごい。
    恨みの本が、どこにあるかが分からないまま、終盤へと進む。

    犯人は京都の祭りがすきなのだろうか、嫌いなのだろうか。
    犯人像がわからないまま終盤へ。

    謎解きは急激に進むが、最終舞台は納得がいかない。
    十津川だけが無事ならば、次の話がかけるという、惰性になっていないだろうか。

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    2012年02月21日
  • 歪んだ朝

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    歪んだ朝オール讀物 '63/9
    黒の記憶宝石 '61/2増刊号
    蘇える過去読切文庫 '66/7
    夜の密戯週刊アサヒ芸能 '73/11/8
    優しい脅迫者読物専科 '69/11

    優しい脅迫者は,廃業した役者が、最期の命を振り絞って脅迫犯を演じるというもの。殺人罪に問われるかどうか注目。

    日本傑作推理12選に掲載され,
    英語、フランス語にも訳されているそうです。
    英語の題名はThe Kindly Blackmailer

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    2012年02月18日
  • 寝台特急あかつき殺人事件

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    刑事を退職して探偵事務所を開いた男の話。

    ほかにもいくつもあるが、
    高齢で退職したり、
    大きな事件を起こして退職したりする話がおおいなか、
    すこし憎めない男の話。

    探偵事務所を開いても、あっさり殺人事件の犯人に仕立て上げられる。

    あかつき3号が、九州で一度2つの方向に別れるが、
    また同じ路線を違う時間帯に走るということを利用した罠。

    砒素での殺人がこれほど著名だったとは知りませんでした。

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    2012年02月15日
  • 十津川警部 トリアージ 生死を分けた石見銀山

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    世界遺産の石見銀山と,
    救命の優先順位をつけるトリアージの2つを題材にしている。

    両方とも壮大な話題なので、やや扱いの均衡を欠くような気持ちが残った。

    トリアージについて,途中でも,あと2−3度伏線だけでなく,陽な記述が欲しかった。

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    2012年02月07日
  • 十津川警部C11を追う

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    短編集。
    二階座席の女
    十津川警部C11を追う
    北の廃駅で死んだ女
    死への近道列車

    「二階座席の女」は,亀井刑事の息子の写真が決めてになる。
    「北の廃駅で死んだ女」は,写真家の死が事件の展開を齎す。

    西村京太郎は鉄道だけでなく,写真も造詣が深いのだろうか。

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    2012年02月07日
  • 黙示録殺人事件

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    日曜日に自殺者が。
    予告自殺へと発展していく。

    連続自殺事件に翻弄される十津川警部。
    背景となる事件がつぎつぎに明らかになる。

    宗教じみた団体があぶりだされる。
    本部に乗り込む十津川警部。

    最期は誘拐されてしまう。
    結末は全く予想だにできなかった。

    社会派を目指した西村京太郎らしい作品。

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    2012年02月06日
  • 真夜中の構図

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    ある大臣志願の社長の秘書の物語。

    5人との関係の清算を命じられるが,
    なぜかつぎつぎ相手が殺されて行く。
    最期にはその殺人の罪を着せられて。

    とってつけたように十津川警部が現れる。
    真犯人の存在の可能性から真実に迫る。

    最期は弁護士の自殺で終わるが、
    本当の事件は未完なのかもしれない。

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    2012年02月02日
  • 空白の時刻表

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    自選集だけあって,旅行の供には最適。

    おおぞら3号殺人事件
    死への旅「奥羽本線」
    ATC作動せず
    急行「だいせん」殺人事件
    殺意を運ぶ列車
    復讐のスイッチ・バック

    読んだものと読んでないものが入っているが、
    ATC作動せず,復讐のスイッチバックは標題だけでも覚えている。
    題名の大切さも分かった。

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    2012年01月26日
  • 華やかな殺意

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    自選集だけあって,お勧めな話が満載。

    病める心
    歪んだ朝
    美談崩れ
    優しい脅迫者
    南神威島

    すでに読んでいたものとそうでないものがある。
    題名だけで覚えているのは南神威島

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    2012年01月26日
  • 「雪国」殺人事件

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    川端康成の雪国の舞台となった温泉場での事件。
    本刑事が,芸者の秘密を知って悩む。

    若い頃のような思い切った決断ができないのは,
    西村京太郎の心境の反映だろうか。

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    2012年01月25日
  • 十津川警部捜査行 神話と殺意の中国路

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    中国地方を題材にした鉄道ものの短編集。
    十津川警部が活躍する。

    「再婚旅行殺人事件」という題名をみて,山村美紗の作品かと思った。

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    2012年01月25日
  • 十津川警部 特急「有明」殺人事件

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    行く先は有明。
    有明海と特急有明にまつわる事件。

    東京の画家が関連しているため、十津川警部と亀井刑事が捜索する。
    東京と九州の間を行き来する、旅行愛好家にはお勧めの逸品。

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    2012年01月21日
  • 札幌着23時25分

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    鉄道の時刻表を使った傑作の1つだと思う。
    十津川警部が,相手の裏をついたのだから。
    無事、証言者を北海道まで届けたのは偉い。
    しかし疑問点もいくつか思い浮かぶ。

    1 飛行機での海外経路をなぜ選ばなかったか。
    2 自衛隊、海上保安庁との日常の協定をなぜ作っていないのか。
    3 犠牲が多過ぎることに問題はないのか
    4 証言後も危険だと思わなかったのか
    5 やくざ社会の仕返しを甘く見すぎていないか

    ぜひ,西村京太郎の作品で回答して欲しい。
    素人でも思いつく穴があるのだから,よく売れるのかもしれない。

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    2012年01月21日
  • 八ヶ岳高原殺人事件 [新装版]

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    物語は清里高原殺人事件から始まる。
    最初は雑誌の取材の記者とカメラ女子の物語。

    十津川警部も途中からでてくるので安心。

    標題は、清里高原殺人事件の方が受けると思う。

    標題が残念。

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    2012年01月21日
  • 北能登殺人事件

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    いろいろな人間像があるが、一番利益を得るのが誰がが不明なまま話が進む。

    日下刑事がほぼ主人公である。
    同じ列車に乗った女性との関わりが最後まで不明確なところが味噌かもしれない。

    北能登の地名と鉄道に詳しくなれる。

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    2012年01月21日
  • 愛と憎しみの高山本線

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    短編集。
    その中で、「愛と憎しみの高山本線」は、突然高山本線の話題がでてきて、やや唐突感があった。
    もう少し、伏線をいろいろ仕込んで欲しかった。
    あるいは、伏線に気が付いていないだけかもしれない。

    3度読んだら、また感想を書き直します。

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    2012年01月17日
  • L特急やくも殺人事件<新装版>

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    警察官としては、十津川さんなどが登場する短編集。

    最近、探偵物、刑事物、推理小説などを、1日1冊読むようになりました。
    ホームズ、ルパン、ポアロ、マープルなど海外のものを中心に読んできました。
    手短にあるもので、わかりやすいものを中心に読んでいて、ついに日本のものに到達しました。

    最初は、三毛猫ホームズをよんでいましたが、全部読んでしまったので、
    西村さんのものを読むようになりました。

    物語の展開には違和感がありませんでした。
    テレビドラマを作り易い筋書きだなと感じました。

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    2012年01月14日