あらすじ
お台場の海で見つかった、助けを求める「ナオミ」からの手紙。同じ頃、東京近郊で連続して射殺事件が発生。死体の傍には必ず「ナオミのために」と書かれたメモが残っていた……十津川は大胆な推理を試みる!
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Posted by ブクログ
ナオミ という鍵になる言葉が,壜の中,殺人現場,誘拐事件などで出て来る。
すべての事件が関係しているかどうか。
十津川警部の苦悩が続く。
犯罪を追いかける姿勢は敬服する。
ナオミのために
ナオミのために。
これが事件とどのような関係があるのか?。
すっかり騙されながら読んでいましたが十津川警部の推理により全てが繋がりました。
Posted by ブクログ
「十津川警部「射殺」」3
著者 西村京太郎
出版 角川文庫
p24より引用
“しかし、そのガラス瓶は、小さくて、誰にも拾われぬままに、
七年の間、東京湾内を、漂い続けた。”
ミステリーの大家である著者による、おなじみの刑事たちが活
躍する長編ミステリー。
非番に釣りに出かけた亀井刑事が、手紙の入った瓶を海で拾う。
そこから始まる数々の事件に十津川警部たちが挑む。
上記の引用は、拾ったガラス瓶についての一文。
そういえば、インターネットが流行りだした頃に、ボトルメール
とかいうサービスがあったような気がします。
今作はそれほど遠出している様子がないので、地方を舞台にし
た話が好きな方には、向かないかも知れません。
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