【感想・ネタバレ】十津川警部「記憶」のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年03月01日

誘拐にあった孤独なカメラマンのエッセイの標題が「遠い記憶」というもので,名前が永井俊。

「満開の桜が咲いている。そしてそこを黒いSLが白煙をたなびかせながら走っている光景である。 そのSLの向こうに,人が二人立っている。それは中年の男と女であることはわかるのだが,顔ははっきりしない。」

2歳...続きを読む半のときの記憶らしい。
自分の親を「中年の男女」と思うだろうか。
子供にとって,親は,大人だと思うが,中年とは思わないのではないだろうか。 疑問が残るエッセイだ。

その疑問が解き明かされて行く。
推理小説としてはなるほどと思った。

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Posted by ブクログ 2022年07月15日

非常に読みやすいストーリーで、散りばめられた枝葉の部分はいいのだが、肝心の最初の事件の動機が弱く、全体としてやぶ蛇ムードなのがなんともいまいち。もう少しなんとか出来たような、、、

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Posted by ブクログ 2013年01月14日

「十津川警部「記憶」」3

著者 西村京太郎
出版 角川文庫

p10より引用
“医者の話でも、永井の体内に、モルヒネが残っているというか
ら、モルヒネを注射されたことは、間違いないだろう。”

 ミステリーの大家である著者による、おなじみの刑事たちが活
躍する長編ミステリー。
 ある日の夕方、若い...続きを読む男が車で連れ去られる事件が発生した。
その男の記憶を巡り、十津川警部たちが奔走する。

 上記の引用は、誘拐されて無事に保護された時の様子。
体に残るほど打たれたら、後で依存症になったりしないのでしょ
うか。病院で痛み止めに使われているのなら、使った量もはっき
りしていて治療もしやすいでしょうけれど。
 今回は有名なSL路線が出てきます、行ったことのある人はより
楽しめるのではないでしょうか。

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