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Posted by ブクログ
はじめにこの作品には双子を用いたトリックを使用しますと宣言されていたのにも関わらず、見事に騙されました。
是非とも手に取って読んでほしい作品。
Posted by ブクログ
幼い頃、西村京太郎先生の小説が家にあり、漢字がある程度読めるようになった時に初めて読んだのが、西村京太郎先生の小説だった。
西村京太郎先生の作品なくして、私の"ミステリ小説好きの人生"は語れないので、落ち着いた時にじっくりと腰を据えて読みたい。
だから、大切にとってある一冊。
追記
読み終わったので感想書く。
見事の一言。これを1970年代に執筆していた西村京太郎先生はまさしく天才なのだと思う。
ノックスの十戒に則って、双子による犯行だと冒頭で明かしているにもかかわらず、別々に起こる2つの事件がどう絡み合っていくのか、先が気になって気になって一気読みした。
終盤、もしや?と思いながら、最後までハラハラドキドキしながら読んだ。
紛れもない名作でした。
Posted by ブクログ
西村京太郎による、『そして誰もいなくなった』のオマージュ作品。冒頭に、「この推理小説のメイントリックは双生児であることを利用したもの」と明かされており、この作品には双生児が登場する。
時間をかけずに一気読みすることができた。注意深く読むことで、トリックを当てることができた。だがラストシーンまでは予想出来なかった。
Posted by ブクログ
設定が古いとはいえ今でも十分楽しめるミステリー小説でした。
初めから双子トリックと分かっていても見抜けなかった。
雪山と東京で起こる2つの事件が交互に展開され、その2つがどうつながっていくのか、事件の動機はなにか、複数の謎を抱えつつ、読みやすい文体で最後に集結させる纏まりのよい一冊です。