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原子力船「むつ」は佐世保での修理を終え、新母港の下北半島関根浜へ向った。八丈島近くに大型台風が接近してはいたが、航海は順調だった。だが、(新潟沖100キロを航行中、全員元気)の無線を最後に、「むつ」は消息を絶った―――。やがて、尖閣湾沖で大量の魚の死骸が発見され、近海が放射能に汚染されていることが判明する…。事件の意外な真相を追って、日本海からアラブ海へ展開する壮大なサスペンス推理。
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Posted by ブクログ
社会派の作家になりたい西村らしい作品。 政府や原子力関連機関の対応の揺れをうまく書いている。 一部の殺人事件や疑惑などをさらりとかいて, 戦争の回避の筋書きをうまく入れ込んでいる。 愛憎や人間関係の踏み込みがいまいちという評価もあるが, それも含めて西村らしいと言えないだろうか。 社会派シリーズとして,どんどん続編がでることを期待する。 西村ほどの最多販売著者(ベストセラー作家)なら, 読者のために書くだけでなく,自分のために書く小説もあっていいと思う。
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原子力船むつ消失事件
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西村京太郎
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