西原理恵子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一万円選書7冊目
美術館の待ち時間、道中であっという間に読み終えた。
西原理恵子さんと生い立ち、育った環境での抜け出せない、貧困問題。
最近で言うと〝親ガチャ〟というものなのか。
結構壮絶な人生で、自立していく中で、
お金というものの、怖さやそれに対しての人間の脆さを教えてくれる本。
大好きな小泉今日子さん主演の「毎日かあさん」を拝見したこともあり、
あの映画との話か!と思い出すことがあった。
あんなに辛いことを経験したのに、西原さんも同じ境遇にはまってしまったりしたけど、(アル中の旦那さんを持つ)
でも、自分なりにそこから脱却する力を持ってる人だった。
お金ってなんだろうなぁ。
お金の不安から解放されたい。
世の中、生きるのにお金がかかりすぎる。
生きてるだけで十分なはずなのに。 -
Posted by ブクログ
西原理恵子を形作る名言集
公式の紹介文でもうお腹いっぱい
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実父はアルコール依存症。継父はギャンブル依存症で自殺。元夫もアルコール依存症。自身も地元高知の高校を退学となり、大検を経て武蔵野美術大学に進学するも、生活費稼ぎのために、在学中からミニスカパブでホステス、成人誌で漫画を描く日を過ごした。そしていまは、〝整形手術の帝王〟高須克弥氏と熱愛中……。
そんな波瀾万丈の半生のなかで、サイバラの人格を形作る土台となった身近な人の「金言」集です。その一部を紹介すると――。
「前科とお金、どっちが大事?」……バイトしていた白夜書房の編集長の言葉。猥褻図画を載せて何度も警察に捕まった氏は、「前科なんていくら増えてもいいじゃない。お金が儲かるんですよ」と繰り返した。
「半分も払ったのに」……雀士・小島武夫の言葉。麻雀の負け分をめったに払わない氏は、「半分も払えば返したも同じ」という考え方だった。でも、誰からも愛されたという。
「病気は作んなきゃ」……高須氏の言葉。氏が「包茎は悪いこと」という認識を世に広めることに成功し、「包茎手術の第一人者」となった経験から。
歴史上の偉人とかビジネスの成功者の名言みたいに輝かしいものではありません。どっちかというとゲスだったり、身もフタもなかったり、ワケわかんなかったりするような言葉ばっかりです。でも、サイバラの人生の糧となった〝言葉の劇薬〟です。
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5章に渡って紹介される様々な名言とその解説のエッセイ「仕事の名言」「お金の名言」「男と女の名言」「家族の名言」「生と死の名言」
いくつか面白かったものと印象に残ったもの
「さくらももこが断わった仕事が私に来る、私が断わった仕事が倉田真由美に行く。」
西原理恵子が断ったら倉田真由美にオファーが行くのは納得w
でも、さくらももこから西原理恵子のラインはちょっと違うんじゃないかと思うけどね
「病気は作んなきゃ」(高須)
本来は病気ではない特徴を、さもマイノリティであるかのように煽って整形手術で設けるというモデルで成功した様
「病気」というものを取り扱っているから不快感を覚えるけど、こんな感じのセールスモデルって結構あると思う
需要があるから供給するのではなく、需要を作り出すのが広告の役目と考えている人もいるわけで
日本の「ブーム」というのは結局そんな風潮に流される人たちによるものなのでしょうねぇと思う
「人は2回死ぬ。1回目は命が途切れた時。2回目は人々に忘れられた時。その時が本当の死なんです。」(高須)
芸能人や有名人だとこんな考えの人はいるでしょうね
この言葉からも、高須も歴史に名を残そうとしている人だとうかがえる
「人のことを憎み始めたらヒマな証拠」
この言葉は本書の中で唯一完全同意できる
幸せに暮らしている人は人のことを恨んでいる暇なんてないんだよ
だからといって人を恨まないからといって幸せになれるわけでもないけどね
個人的なイメージとして、西原理恵子は毒舌と暴言で成功した詐欺師、もしくは宗教家のように思っている
無頼で破天荒な生き方に憧れを抱いたり、その強靭さに共感を覚えたり、時折り見せる人間らしさに魅せられる人がいるのはわかる
けど、自分の身の回りにはいてほしくない存在だなぁと思う
最近、娘さんとのあれこれが取り沙汰されているけど、正に迷惑を被った人がいる証左なのではなかろうか?
そう言えば、西原理恵子の著書を読むのはこれが初めてかもしれない
やはり事前のイメージの通り、型破りっぷりがどうも受け入れられない
ただ、完全に否定するわけでもなく
以前に見た映画「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」では鴨志田穣との夫婦関係がどんなものであったのか断片的に描かれていて
ただ単純にDV被害者というわけでもなく、献身的な側面があったのもわかる
それでもやはり、関わりを持ちたくない部類の人という印象は変わらないけどね -
Posted by ブクログ
清水義範の面白エッセイ『もっとどうころんでも社会科』を読みました。
清水義範の作品は昨年10月に読んだ『映画でボクが勉強したこと』以来ですね。
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“活きた社会科”をお勉強する面白エッセイ。
日本人はどうして土地に執着してしまうのか?
その答えは大化の改新と班田収授(はんでんしゅうじゅ)の法にあった!?
では、お金って何?
家族って何?
社会科は人間の生活の積み重ねなのだから、ホントは身近で面白い!
本文とまったく無関係なようでいて、深いところで社会科の真髄を描くサイバラ漫画もますます絶好調!
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講談社発行の月刊小説誌『小説現代』に1998年から1999年に連載された面白エッセイ… お勉強シリーズの第4作、社会科としては第2弾となる作品です。
■それにつけても土地のほしさよ
■ニッポンよニッポン、あーあニッポン
■思えば何でも食うもんだ
■自由について自由に考えてみる
■吉良上野介ゆかりの吉良へ行く
■脚力の問題
■お金にまつわるエトセトラ
■オランダ人の謎
■二十世紀はこう始まった
■家族甘いかしょっぱいか
■あとがき
■文庫版へのあとがき
独特の視点で描かれた社会科のお勉強エッセイです… 土地の話やお金の話、家族のことから野菜の歴史、オランダ人に関する悪口英語(ダッチ●●●)、ゲルマン民族大移動の理由、忠臣蔵の悪役・吉良上野介の真実まで、エッセイを愉しみながら雑学に近い知識まで身に付く作品ですね、、、
気分転換にぴったりな感じ… 他のお勉強シリーズも機会があれば読んでみたいですね。