飴村行のレビュー一覧
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真樹夫は同級生の雪麻呂に自宅に招待され、友人大吉とともに雪麻呂の家に向かう。雪麻呂の家にはヘビルノという爬虫人が下男として仕え、さらには死体安置所があり……。同じころ真樹夫の兄、美樹夫は東南アジアのナムールという国で重要人物の護衛の任務を請け負うことになるのだが……。
うわさには聞いていましたが予想以上のハチャメチャっぷりでした(笑)。まったく話のその後の展開が見えないまま第一部が終わると、第二部はいきなり戦地の東南アジアに話が飛び、第一部の閉塞的な状況とは打って変わっての冒険活劇風なストーリーに。さまざまな化け物や戦地でのゲリラとの戦いが終わったと思いきや、第3部ではまた日本、それも今 -
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強靭で暴力的な三男 雷太に脅える長男 利一と次男 祐二が、河童と協力して弟の殺害を計画する話。
かなりパンチ力のあるグロテスク表現を多用しながらも、ただのエログロホラーでは終わらない叙述トリック的な要素もあり、かなり面白かった。
オチは、ここで終わるのか〜感も否めないけど、逆にズルズル長引かせるよりは簡潔でこちらに委ねる形のラストです。
エロやグロに偏軽偏重しただけの作品は正直かなりあるけれど、本軸であるストーリー構成が圧倒的に良く読み応えがあった。
この作品の中で唯一 美紀子だけが巻き添えを食らった感はある。
河童はあまりにも河童です。人間の常識が通用しない。でもクスリと笑えるキャラクタ -
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ネタバレ飴村行の粘膜シリーズ。
ちょっとクセになる。
残虐行為の描写は相変わらずエグい。
今回も蜥蜴人間が出てくる。時代は太平洋戦争の初期。
町で唯一の総合病院の院長の息子である、月ノ森雪麿呂が主人公。
雪麿呂は国民学校初等科に通っている。
権力を傘に来た、その傍若無人さは子供とは思えない振る舞いだ。
雪麿呂に使える下男の富蔵は爬虫人である。雪麿呂に対して忠誠を尽くしている。
富蔵は子供の頃にナムールから日本へ連れて来られた。自分は生粋の日本人だと思っている。
雪麿呂の同級生の二人の堀川真樹夫と中沢大吉は雪麿呂の家に招待される。
その豪華な家と調度品の数々に驚きを隠せない。
真樹 -
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ネタバレ双子の兄弟、須川麿太吉・矢太吉が主人公。
時代背景は太平洋戦争の初頭から始まる。
今回は何故か子どもの「爬虫人」(頭が蜥蜴で体が人間)が出てくる。
兄弟が戦地のナムールから「爬虫人」を日本へ連れ帰る。
そして、「粘膜人間」にも出て来た、黒い外套に身を包んだ、顔が睾丸の瘤だらけの二頭身の神様「吉太郎」も出てくる。
何も無い空間にスリットが出来て、そこから現れる全身が真っ黒の人間が、矢太吉を殴りに現れる。殴った後は帰って行く。謎の現象。
今回も残虐行為の描写が出てくるが、「粘膜人間」ほどではない。エロ度も低め。
兄弟が関わる、使用人のヘモ爺や、子どもの爬虫人との会話には、何度も笑っ