飴村行のレビュー一覧

  • 粘膜戦士

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    「変態!」を褒め言葉と受け止める人種のための短編集と言えましょうか。こういう作家がいてくれるだけでホラーファンとしてはありがたい、、、へもやん大好き!

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    2014年12月09日
  • 粘膜蜥蜴

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    飴村さんの粘膜シリーズ第2弾。

    雪麻呂の暴君ぶりが子どもながらそら恐ろしかったり。
    ラストはなんだか切なくなりました。
    終わり方がとても印象的な作品。

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    2014年11月29日
  • 粘膜蜥蜴

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    なんとも衝撃的な作品だった!
    カバーデザインから単におどろおどろしいだけの話を想像していたが、実際はとてもしっかりした小説。ホラー/ミステリー/コメディどの部分も見事で、大いにおののき、大いに笑わせてもらった。第二章、密林行のくだりは息を飲む面白さ。初めて読む「粘膜シリーズ」の作品だったが次はどれにしようか悩む〜。

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    2014年10月30日
  • 路地裏のヒミコ

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    評判があまりよくなかったので期待しないで読んだらのめりこみました。正直表題作よりも水銀のエンゼルのほうがいい。ぐるんと展開が動く瞬間は「あ、これミステリだったんだ…」とどきどきします。
    規格外の怪作、と帯には煽りがありますが、普通の本と割り切って読んだ方がいいです。特別なグロもないので安心して読めるし、むしろ読みやすい部類ではないかと感じました。
    「いわゆる身も心も美しい女なんてこの世に存在しねーからな」

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    2014年08月02日
  • 粘膜蜥蜴

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     真樹夫は同級生の雪麻呂に自宅に招待され、友人大吉とともに雪麻呂の家に向かう。雪麻呂の家にはヘビルノという爬虫人が下男として仕え、さらには死体安置所があり……。同じころ真樹夫の兄、美樹夫は東南アジアのナムールという国で重要人物の護衛の任務を請け負うことになるのだが……。

     うわさには聞いていましたが予想以上のハチャメチャっぷりでした(笑)。まったく話のその後の展開が見えないまま第一部が終わると、第二部はいきなり戦地の東南アジアに話が飛び、第一部の閉塞的な状況とは打って変わっての冒険活劇風なストーリーに。さまざまな化け物や戦地でのゲリラとの戦いが終わったと思いきや、第3部ではまた日本、それも今

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    2014年11月20日
  • 粘膜戦士

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    変態的気持ち悪さはそのまま。

    相当の資料を読んで書いたテーマである。

    本筋とは関係無いが「兄」に早く死んでくれと願う心理、これは戦時中にあった独特の空気を理解出来る人には、極上のホラーである。

    小松左京「召集令状」の雰囲気が持つ不気味さがあった。

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    2012年04月15日
  • 粘膜兄弟

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     粘膜シリーズで一番好き。枚数も多いし。意外にも兄弟の青春活劇として読め、エロエグが売りのはずなのに爽やかな作品。といっても、目の拷問のシーンなどは目を覆わんばかりのグロさなのだけれど……。
     物語作りが上手いので、ノンストップで読める。ゆず子を巡る兄弟の恋愛の遍歴としても楽しい。男の情愛がよく書けている。とても質の高いエンターテイメント。へもやんの変態ぶりもいいし、怪物黒助がなぜ表れるようになったのか、その結末も納得。最高です。

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    2011年11月17日
  • 粘膜人間

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    まったく見事ですね。言うことがないです。ここまで突き詰められているものに我々ができることは感謝だけでしょうね。本当にありがとうございます、と素直に頭を下げたいです。
    たしかにこれは傑作とは言えないかもしれません。その年の、長編賞であれど大賞ではなかったことも頷けます。頭の中すぎるからです。作者先生の頭の中でもあるし、他の誰かのものでもある。全裸で外は歩けません。でもこれはそれをしてしまっているんですよね(してませんよ
    こんなにも丸裸の脳内を見せられたら、そしてそれがあまりに理路整然としていたら、こちらの方が間違っているような気分になってしまいます。そんな危険な説得力がこの本にはあります。狂気の

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    2026年04月01日
  • 粘膜兄弟

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    読み終わったら無性に手を洗いたくなる。一刻も早く手放したくなる。なのにしばらくするとまた飴村行の文章に触れたくなる。タバコか酒かヤバい薬か、毒のある嗜好品のようなシリーズ。
    作中で時折見られる「なんてことない描写を一言一句違わず繰り返す」というのは作者独特の手法だが、このタイムリープものの映画のようなやり口が不思議なリズムを感じさせて心地よい。

    前の2作に比べると戦時中の描写が色濃く、それも実際の出来事から掬い上げただろうものと悪夢のような創作が隙間なく融合していて、丁寧に読んでいると奇妙な酩酊感を覚える。初年兵の件、等々力丸内部の話などは、間違いなく戦時中の記録に取材したものだろう。水木し

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    2026年03月29日
  • 粘膜大戦

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     粘膜シリーズ最新作かつ『粘膜蜥蜴』の続編の本作は、シリーズの持ち味であるグロテスクかつ陰惨な世界観と血生臭い描写の数々は健在で、前作の主要人物や『粘膜人間』以来の要素など新たな楽しみと相まって期待を裏切らない面白さだった。

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    2026年03月28日
  • 粘膜黙示録

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     MANGA家になるべく歯科大を中退するもやることなすこと上手く行かず泥沼にはまりこむ著者の最悪の時代を綴ったエッセイで、現代版『蟹工船』というべき派遣工時代の生活と癖が強すぎる上司、同僚達の姿が自虐満載な感じで描かれていて(不謹慎ながら)面白かった。

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    2026年03月27日
  • 粘膜探偵

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    ネタバレ

    シリーズ通して、残り1/3からめっちゃ面白くなっていくの何なんだ??
    おばあさま無双見たいよ〜!!相変わらず『髑髏』を打たれた後の世界観が好きだよ〜!!!
    久世、野島、江森がどうなったか気になるけど、胸糞大佐が呆気なくおばあさまに処されていたのでめっちゃスッキリして終わった…。
    次も楽しみ〜!!

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    2026年03月16日
  • 粘膜人間

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    軍国主義的世界観を背景に語られる異形の物語。
    悪趣味なおとぎ話を読んでいるような感覚に目眩を覚えそう。
    どう考えてもクソッタレなエログロB級スプラッターホラーのはずなのに、何故か格調の高さを感じさせる文体でグイグイと読ませる謎の勢いがある。引退した文豪が趣味で書いたかのような小説。
    極悪巨漢小学生の暗殺計画、幻覚剤"髑髏"による拷問、毒猫…そして河童。あらゆる外連を詰め込んだ超弩級の暗黒童話との出会いにうち震えている。

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    2026年03月10日
  • 粘膜人間

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    世界観が面白い。容赦なくエログロだし暗い雰囲気なんだけど、そこはかとなくコミカルに感じるのはなんでだろう...。
    河童のキャラが好き。

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    2026年02月28日
  • 粘膜兄弟

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    シリーズを読み進めるごとに何とも言い難いクセになる感じ。噛めば噛むほど味がする、みたいな。
    蜥蜴同様、最後に満足な結末が待っていたのでわはーっと満たされた感じ。それと、シリーズを読んだから「あ、知ってる人」とか「どこかで繋がってるな?」と探すのが楽しくなった。
    ヘモやんが最後までヘモやんで良かった。いつ裏切られるかハラハラした。

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    2026年02月27日
  • 粘膜蜥蜴

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    「粘膜人間」から、じゃあ続編が出るならどうなんだ!!と気になって読破。
    戦況に関してはそこまで物語に影響しなさそうだったので読み飛ばしました…長々とそこはいらないかなぁ、と思ってしまった。
    ナムールでのハラハラ感は「お願いだから助かってぇ」と祈りたくなる面白さがありました。
    最後まで読んで、最後の台詞を読んで「はーーー!面白かった!!」と満足。クズがちゃんとクズとしての結末を迎えて良かった。

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    2026年02月27日
  • 粘膜大戦

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    8年ぶりの粘膜シリーズ。そうそうこの感じ、と思いながら読んだ。戦時下という枷の外れた不穏な世界に旧日本軍と異形とが当然のように併存していて、世界観が極度にグロテスクなのに、適度にチージーで読む手がとまらない。調味のうまさに感心しながら延々とゲテモノを喰ってしまうような凄みがある。

    本作もそんなウマみは相変わらずなのだけど、プロット自体はだいぶ平坦。どうも膠着しているらしい"大戦"の全容が一向に見えず行き先不明なので、常時グロやら笑いやらが放り込まれるのを待っている感覚がある。特にキノブ&戸田コンビがサービス精神旺盛すぎただけに、他のサブプロットは味気なく感じてしまった。

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    2026年02月02日
  • 怪と幽 vol.020 2025年9月

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    今回の特集は、昭和に流行ったオカルトについてと小泉八雲さんの2本立てで、ユリゲラーさんや つのだじろうさんのインタビューも掲載されていました。
    先月「緊急検証!THE MOVIE」を読んだばかりの私には、ユリゲラーさんが立て続けに出てきたから、懐かしいというよりも「ブーム再来!?」って勘違いしてしまいそうになる(笑)

    加門七海さんが当時のご自身のことを「心霊現象のみに強い関心を抱いていた」って仰られてたけど、考えてみれば私もそうだったかもしれない。オカルト全般というより、心霊と超能力に惹かれてたから、夏休みには毎年「あなたの知らない世界」とかワイドショーの心霊写真特集を友達と観たりしてたし、

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    2026年01月26日
  • 粘膜蜥蜴

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    今シリーズも面白かった
    けど前作よりはエログロは少なめだったかな

    昔の話(戦争中とかそこらへん)って想像しにくいから苦手だったんだけど読みやすかった
    蜥蜴だったからかな。

    久しぶりに「えっ」って声出た作品でした
    次のシリーズも楽しみです

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    2026年01月23日
  • 粘膜戦士

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    作者の粘膜シリーズ4作目にして初の短編集。
    起承転結分かりやすく、意外と短いのも得意なのかと感じる出来。
    輪をかけてダークな仕上がりで、「鉄血」「柘榴」など、この悪趣味さは他では読めないなと感じる。
    他作との関連も多少あるが、未読でも問題無い範囲。

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    2026年01月14日