飴村行のレビュー一覧

  • 粘膜戦士

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    ネタバレ

    2話目の『肉弾』は長編で読みたい作品だった。
    命令を下した後、想像以上の力を持つ機斥兵に翻弄される主人公を見てみたかった。
    「頼むから早く爆発してくれ......」で終わるラストが素晴らしかった。

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    2024年03月25日
  • 粘膜蜥蜴

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    軍国主義の日本を舞台にした荒唐無稽な話
    エロくてグロくて正気をゴリゴリ削られる話だけど読み進めてしまう妙な魅力がある
    でもこれホラーか?

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    2024年02月26日
  • 粘膜探偵

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    高校時代に粘膜人間、蜥蜴人間、粘膜兄弟の3作を読んでいたので、新作が出ているのを見て嬉しくなり手に取った。このシリーズはエログロとギャグチックな作風がなぜか上手くマッチしていて大変面白いのだけど、今作はエログロ抑えめで謎解き要素強めな印象でこちらも読みやすく良かったと思う。私は基本的には綺麗なものやかわいいものが好きだけど、同時に昭和の匂いがするような泥臭いエログロも好き。後者はあまり人様にお見せできるような趣味ではないので、今後もひっそりと嗜んでいきたい所存。粘膜兄弟と粘膜探偵の間に短編集の粘膜戦士も出版されているので、そちらも読んでみよう。

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    2024年02月25日
  • 粘膜人間

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    非現実的な登場人物だけど、描写が鮮明で、過激で、安易に場面が想像できてしまった。少し顔を顰めてしまうくらいの"リアルさ"。脳内で、本の内容が終始鮮明に映像化された、一つのホラー・サスペンス映画を見たような感覚に陥った。

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    2023年12月29日
  • 粘膜人間

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    ネタバレ

    エログロな世界観の話を読むことはあまり無いので、新鮮だった。
    ○良かったところ
    ・2章の虐殺幻視。清美のキャラが立っていてとても良い。「髑髏」を打たれた後の幻覚に深層意識が現れていたことが、終盤に判明してくるところは、読み応えがあった。幻覚の中でも、強い精神性や決意が垣間見られるので、どういう人間かがよく描写されていたと思う。清美という人間の解像度だけやけに高い。実兄との関係についての記憶が蘇るシーンも非常に良い。(中学生で豊満な肉体、拷問により廃人、そして近親相姦という設定で出版できる事に驚いた)
    ・溝口一家がちゃんと全員死んだところ。わりと淡白に死んだので、作者のお気に入り度の差かな?と感

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    2023年10月10日
  • 粘膜蜥蜴

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    粘膜人間もそうなのですが独特の世界観が癖になります。エログロではあるのですが、おとぎ話のような感覚が好きです。

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    2023年09月26日
  • 粘膜兄弟

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    粘膜シリーズ第三弾。
    戦時下を舞台に山奥でひっそり暮らす兄弟とカフェで女給として働く一人の美女。三角関係の恋路は戦争をきっかけに大きく動き出す。ナムールへの出向命令、現地で出会う爬虫人、そして時折現れる黒い影の正体は何なのか? ホラー、グロテスク、SFそしてラブロマンスを加えた物語はとんでもないラストへ。

    まともな話だと思ったんですよね途中までは、そしたらいきなり異空間から黒い影があらわれるんだからびっくりしちゃう。河童と蜥蜴はまだ説明がつく存在だったんですけど今回はいよいよ分からない。そして舞台はまたもや戦時下最前線のナムールへ、話もぐちゃぐちゃだし体もぐちゃぐちゃになったところで盛大なネ

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    2023年01月10日
  • 空を切り裂いた

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    ★★★
    今月5冊目。
    久々の飴村行。
    やばいまじで狂ってる、後半訳がわからん。
    この著者の謎のグロ回想シーンとロイドメガネとどーいう頭の構造したら発想できるのかわからん。今作はだいぶ訳がわからない。

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    2022年08月18日
  • 空を切り裂いた

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    正直な感想として表題のデザインがあまり好きではないです。
    堀永彩雲をKEYとした主格が切り替わる連作ホラーなのですが、一番最初の話が一番印象に残りました。
    個人的には、全体的に割と俯瞰でみる狂気の話のように感じました。

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    2022年08月09日
  • 本格王2019

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    2021/07/28 08:10
    よく読んでたベスト本格ミステリーの2019年の文庫版なんだな。
    前のノベルズはもっと収録されてる本数が多かったから、面白いのに当たる可能性も高いし、逆に趣味に合わないものに会う確率も高いのだけれど、これは文庫版になって6篇だけになったから、さてどうかなと思ったが、とびきりのものはひとつもなかったけれど、5篇はそこそこ、ちびまんとジャンボという話だけ、ミステリとしては多分面白いのだろうけど、カメムシを食うだのゲロだの、読んでて気分悪くなる話だったので残念だった。
    中で1篇、時代劇のミステリがあるが、宮部みゆきも、まぁ、あれはミステリとは言わないのかもだが、書いて

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    2021年07月28日
  • ジムグリ

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    ちとジャンルに悩むところだけど、なんか小難しいこと言ってるから、SFってことにしよう。
    ただまぁ展開がどうなっていくか読みきれず、微妙にモヤモヤしてしまう。一体何の話だったんだっけ?だってタイムマシン的な話だとすると、最後の展開はSF的に色々問題なんじゃないの?いやまぁ最後のはこじつけだったとすると、でも大田原さんのエピソードとか、昔洞窟に行った話とか、そうだ、そこらへんの伏線を全くと言っていいほど回収してないよ!だからモヤモヤするんじゃないか。ホントにもう。減点ですよ。

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    2021年07月01日
  • ジムグリ

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    正直なところ、まだストーリーの流れを理解できていない…。世界観はとても好き。粘膜シリーズに比べてエログロさがスッキリしすぎているのだけど、結局美佐と昌樹はどうなったのかとか、モグラの世界のこととかも理解できておらず…

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    2021年02月18日
  • 路地裏のヒミコ

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    いつもの粘膜系よりもあっさりではあったけど「水銀のエンゼル」「路地裏のヒミコ」ともに『らしさ』は出てて面白かった。とくに「水銀のエンゼル」の方の最後の方のみなもの畳み掛けたまらない笑

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    2021年02月16日
  • 路地裏のヒミコ

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    久々の飴村さん作品。
    「水銀のエンゼル」医学部を中退後に作家デビューを果たした晃介は、若く美しい隣人で自分の大ファンだと言うみなもと恋人同士になる。順調に交際していたが、ある時医学部時代の元カノからの連絡で全てが一変してしまう。

    数々の伏線もあり、みなもの正体もわかったが終わり方が呆気なかった。

    「路地裏のヒミコ」
    悪友の茂夫に誘われ踏み込んでしまった路地裏で、25年前に姿を消した百発百中の予言者、ヒミコのオッサンの存在を知る大輝。正体を探りはじめた二人に待っていたものとは...。

    粘膜人間の世界観を期待し過ぎてしまったのか、物足りなかった。
    もっとめちゃくちゃな展開が欲しかった。

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    2020年09月24日
  • 粘膜兄弟

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    粘膜シリーズ第3弾。
    突拍子もない世界観のエログロ小説です。

    「粘膜人間」のキチタロウ様や「粘膜蜥蜴」のナムールでの戦争、蜥蜴人間なども登場します。

    冴えない双子の兄弟の高嶺の花ゆず子との恋愛話から、徴兵され戦地ナムールでの拷問、ヤクザとの対決、親の敵討ちなど、次から次へと幅広い展開されていきます。

    グロい表現が続く中でも「双生児」を双子の意味だと知らず「ソーセージ」だと思って上官に解答するという可愛い場面もあったり、全体的にギャグっぽい印象のお話です。

    定期的に軽い気持ちで読みたくなるシリーズです。
    素晴らしい想像力に、毎回感動させられます。

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    2020年08月04日
  • 粘膜戦士

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    ★★★
    今月6冊目。
    今回は短編系だが前回の要素も入っている。
    しかしこの作家はほんと頭がイカれてる。
    面白い

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    2020年03月17日
  • 本格王2019

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    毎年ノベルスで出ていた『ベスト本格ミステリ』が、装いを変え今回から文庫になった。序文で「手に取り易いようにした」と書かれているが、結局縮小したって事だよね。収録作品も6編しかなく、創刊からずっと読み続けていたのでとても寂しい。
    尤も、6編に絞り込んだとも言えるので、作品の質は高かった。大山誠一郎さんがベスト。短いページの中で多重解決のフーダニットになっていて、それぞれの解答が納得出来てしまうハイ・クオリティ。大好きだ。白井智之さんのグロさも凄いなあ。フナムシ大食い競技の中での殺人なんて、普段何を考えていたら思いつくのだろう?(^-^)

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    2020年01月16日
  • 本格王2019

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    面白かった

    本格とあったから密室とか?とおもったら、シンプルにどんでん返しミステリーだった。既読もあったし、読みづらくパスした作品もあったけど、冒頭2作は面白かった。満足。

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    2019年12月08日
  • 粘膜蜥蜴

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    ネタバレ

    これは兄弟の話か?
    と思いきや
    前作『粘膜人間』同様に3部でどんでん返しが待っていた。
    何となく怪しいな、とは思っていたがそう来たか。

    第1部は少年達の日常の裏側にあるちょっとした探検。
    第2部は本格的な冒険SFもの、巨大な虫だの出てきて大好物だ、むしろおかわり!

    二度も死んでしまう大吉少年は所謂運の無いやつ、間抜けなのだろう。
    流石にジャイロの場面は笑ってしまった。

    エゴイストな雪麻呂と献身的な富蔵の掛け合い、それを愛でるそんな作品でした。

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    2019年09月17日
  • 粘膜兄弟

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    ヘモやん最初は気持ち悪い爺様なのに段々と親しみが涌き、可愛く見えてきました。
    粘膜シリーズ、最初は、ひぃぃとなるキャラが最後には親しみわくキャラが一人、二人いますね。

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    2019年03月10日