荒木飛呂彦のレビュー一覧
-
ネタバレ 購入済み
2話目に収録されてる話は、内容が少し分かりづらかったです。3話目の話はジョジョランズの世界と繋がっていたり、石仮面の蛾が出てきたのが良かったです。
-
Posted by ブクログ
ジョジョ5部で途中離脱したフーゴのその後を描いた小説。パープルヘイズが大好きだったので、本編での戦闘は一度きり、かつチームを抜けてその後はほぼ全く登場なしという扱いに寂しさを感じていた私にとっては救いの1冊でした。
本編ではチームについていったメンバーが、それぞれ戦いの中で精神的にも成長をしていく姿が描かれていましたが、フーゴに関しては途中で抜け、人としての成長の機会がないまま終わってしまったので、スタンドは好きだけどキャラクターは微妙だなぁというのが当時の私の感想でした。
しかし、この物語を読んで、ほかのメンバーたちに遅れをとる形ではあったけれど、フーゴ自身も理解できていなかった感情に答えを見つけることができたようでスッキリしました。 -
Posted by ブクログ
荒木飛呂彦の漫画術の続編。
前回は王道漫画の作り方を全体的に解説していた。今回はキャラクター、特に悪役の作り方に特化している。
映画やドラマ、アニメ、漫画、どんな物語でも良いが、読んでいると主人公より遥かに悪役が魅力的な作品が多かったりする。それは悪役に対して主人公に魅力が足りないのではなくて、悪役を魅力的に作ることが出来れば物語の牽引力が増すから敢えて主人公より魅力的に作っているのだ。主人公は実はプレーンで良かったりする。
そのうえで物語の過程を通して主人公が成長していき、太刀打ちできそうにない悪役をどうやって倒すのかが重要なのだ(ただメディアやランタイム、ジャンル、エンタメ性かアート性かとかでこれは全然変わるが)
とはいえ、悪役を魅力的に作るというのはそんな簡単な話じゃない。
本書は荒木飛呂彦流魅力的な悪役をどうやって作ってきたのか、どうやって作ればいいのかを教えてくれる。
特に王道漫画や王道な展開のラノベなどの物語を作りたい人や、荒木飛呂彦がどうやって漫画を作っているのかを知りたい人には面白いと思う。
悪役の作り方自体は別段真新しいものはない(と言うか創作術で真新しいやり方ってものが出てきにくい気がするが)
ただ荒木飛呂彦の実際の漫画内に登場した悪役をどうやって作ったのかを、実際に漫画執筆前に作ったキャラクターの身辺調査書を使って見せてくれる。こういった資料ってなかなか見る機会はないのでかなり参考になる。
本の最後のほうでは現在連載中の『ジョジョランズ』の1話を使って、コマ割りの作り方だったりを解説してくれる。
ここがめちゃくちゃ面白くて、もっと解説してほしくなった。
読んだことはなくても誰もが聞いたことはあるジョジョというシリーズ、世界を作り上げ、未だ漫画界のトップランナーである漫画家がどうやって漫画を作っているのか、その一部だけでも覗くことが出来る。
その資料だけでもかなり面白かった。