荒木飛呂彦のレビュー一覧
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無料版購入済み
ジョルノの設定とか性格は絶妙だと思っている
他のジョジョよりも諦観や達観があるのがいい
ゴールドエクスペリエンスの感覚暴走は最初だけだったね -
Posted by ブクログ
ファンブックのようなので荒木飛呂彦先生の「岸辺露伴」が目的で読んだ。「ホットサマー・マーサ」これはドラマもよく出来てた。岸辺露伴の作ったキャラクターの名前だけど、どうもワニを連れたヤバいファンの女の子だと認識してしまうな(笑)。それぐらいキャラが強かった。
乙一さんのアヴドゥルとイギーの話は、慣れないアメリカでタクシーにぼったくられそうになるアヴドゥルや探索の合間に映画を楽しむ姿も面白いし、イギーの人格形成を丁寧に描いていて、本編では描かれなかったけどこんな出会いだったのかもなぁ〜と思わせる。火と砂の化学反応も良い。
「無限の王」は読みにくい。
メキシコの言葉で漢字にルビを打ってるのの良さが理解できなかった。私が南アメリカの文化に明るくないからかな。
声優のインタビューはサービス過剰な気もしたけど、作品への愛情を感じた。 -
Posted by ブクログ
アクション映画、恋愛映画、アニメ…取り上げたジャンルを問わぬ映画作品の数々には、その全てに、まさに荒木飛呂彦流の「サスペンスの鉄則」が潜んでいる。
本書は、その一つひとつを徹底的に分析し、作品をまったく新しい視点から捉え直した映画論であり、エンタテインメント論である。
『ジョジョの奇妙な冒険』を描かせたとも言える、荒木飛呂彦独特の創作術とは?
映画の大胆な分析を通じて、その秘密が明らかに。
荒木飛呂彦が理想とする良いサスペンスの条件とは、ストーリーを惹きつける「謎」、主人公に共感出来ること、ストーリーに説得力を与える設定描写の妙、見る者が憧れるファンタジー性、泣けること。
このサスペンスの条件が荒木飛呂彦の認めた映画でどのように演出されているかを、スピルバーグ監督の「ジョーズ」「ジュラシックパーク」、デパルマ監督の「殺しのドレス」、イーストウッド監督の映画や「96時間」や「ヒート」などのサスペンス映画を通して具体的なシーンを引用して説明しているので、漫画家や監督志望の人が読んでも、楽しめる映画本になっています。
このサスペンスの条件が荒木飛呂彦の認めた映画でどのように演出されているかを、スピルバーグ監督の「ジョーズ」「ジュラシックパーク」、デパルマ監督の「殺しのドレス」、イーストウッド監督の映画や「96時間」や「ヒート」などのサスペンス映画を通して具体的なシーンを引用して説明しているので、漫画家や監督志望の人が読んでも、楽しめる映画本になっています。 -
Posted by ブクログ
荒木飛呂彦がこよなく愛するホラー作品の数々は、『ジョジョの奇妙な冒険』をはじめ、自身が描いた漫画作品へ大きな影響を与えている。
本書ではそんな著者が、自身の創作との関係も交えながら、時には作家、そして時には絵描きの視点から作品を分析し、独自のホラー映画論を展開する。
巻頭には「荒木飛呂彦が選ぶホラー映画 Best20」も収録。
ホラー映画には一家言ある著者の、1970年代以降のモダンホラー映画を題材とした偏愛的映画論!
「ゾンビは、無個性だからこそ、怖い」「孤立して逃げ場がない怖さを実感した「田舎で襲われるホラー」、荒木飛呂彦作品に影響を与えたスティーブン・キング作品の魅力、様々なジャンルのホラー映画の魅力の数々に加えて、荒木飛呂彦作品のテーマである「芸術作品は『美しさ』や『正しさ』だけを表現するのではなく、人間の『醜さ』だとか『ゲスさ』とか、そういった暗黒面も描ききれていないと、すぐれた作品とは絶対にいえません。」
この言葉には本書のあとがきに寄せられたものですが、まさに荒木先生の創作に対する姿勢をそのまま表した言葉だと思います。
「ジョジョの奇妙な冒険」や「魔少年ビーティ」、「バオー来訪者」の特徴である個性的な登場人物のルーツが、分かる本でもあります。
悪を魅力的に描くほど、善人が際立つ作風の秘密が、分かってまた荒木飛呂彦さんの作品を読み返したくなります。 -
Posted by ブクログ
ジョジョの奇妙な冒険の登場人物・岸辺露伴が主人公のスピンオフ作品で短編小説集。
「くしゃがら」:本人も言っているが本当に露伴らしくない。だが、自分よりも熱狂してる人がいると自身は冷めるのは現実でもある。最後に謎の編集者の存在がじわりと恐怖感を演出していて上手い。
「Blackstar.」:スパゲッティ・マンは都市伝説だ。怪談は幽霊の話、だが都市伝説の多くは正体不明の存在が相手だ。謎の存在は人の恐怖心と好奇心を同居させる。自身の写真を見たいとダメが同居する。
「血栞塗」:好奇心は猫をも殺す。ダメと言われるとやりたくなる、だが多くの人は分別を付け妥協してある程度で止める。この2人越えてはいけない境界線を平然と越えているが、憧れていいの?これ?
「検閲方程式」:好奇心は猫をも殺すパート2。露伴の好奇心は超次元レベルに達している。それを方程式にしたら何か起きそうと好奇心一般レベルは思う。
「オカミサマ」:好奇心は猫をも殺すパート3。好奇心は~パート1、2と違って軽い気持ちでやって痛い目を見る。学習してよと思う反面、露伴はこうでなくちゃねと納得してしまう。だが、作品のために妥協しない姿勢はこれまでの経緯がアホみたいだが素敵だなと思った。
岸辺露伴は叫んでる。各話で叫んでる。ほぼほぼ自業自得でそうなっているが、ほぼほぼ死にかけてるから叫びたくもなるだろう。だが、岸辺露伴は妥協しない、自身がそれを許さない。危険を承知でいけるのは無謀か勇敢か、いこうとすら思えない自分は冷静か臆病か…考えてしまう。 -
匿名
ネタバレ 無料版購入済み第二部
英国貴族のジョナサン・ジョースターと彼の家の財産を狙っていた貧民街出身のディオ・ブランドーの命と誇りをかけた死闘から50年が経ったある日、ジョナサンの孫にあたるジョセフ・ジョースターは祖母であるエリナ・ジョースターと二人で住み慣れたロンドンからアメリカのニューヨークにやってきた。
ジョナサンのかつての親友であるスピードワゴンに呼ばれたからだった。
スピードワゴンは油田を掘り当てたことから一代で大富豪となったことからエリナとジョセフをアメリカに呼んだのだがジョセフからしてみればなぜという感情の方が大きい。
しかしスピードワゴンに世話になった男から彼がチベットから来た男によって殺されたという情報を聞き……。
ジョナサンが主役の時とはガラっと変わった雰囲気になったのはやはりジョセフが出てきたからだろうなぁというくらい祖父と性格が違うので面白かった。
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匿名
ネタバレ 無料版購入済みジョジョとディオ
19世紀のイギリスにジョースター卿という一人の貴族の男性がいた。
馬車での移動中にがけ崩れにより馬車が事故にあってしまう。
妻は助からなかったが一人の男により彼と息子のジョナサンは一命をとりとめる。
それから12年がたちその男の息子であるディオ・ブランドーは父親が亡くなったことがきっかけでジョースター家に世話になる。
ジョナサンとディオは仲がよくないながらも同じ家で家族同然に暮らしていく。
ジョナサンの想い人であるエリナに対する行為や愛犬のダニーに対するひどい仕打ちなどから少しずつすれ違っていく二人だがディオがジョースター家の財産を狙っていると知ったジョナサンはディオとの全面対決をしていくことになる……。
アニメは見ていたものの漫画を読むのは初めてだったので新鮮な気持ちで物語を追うことができた。
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Posted by ブクログ
ネタバレまっすぐでピュアなおぼっちゃん・ジョナサンvs笑えるほど極悪なカリスマ・DIO。
「人に優しくしすぎて馬鹿を見る」ではなく、「自分のしたことを後悔しない最高の大甘ちゃん」「誇りが受け継がれる」という捉え方が最高に熱い!
ただの素直な少年でしかなかったジョナサンが、覚悟と勇気を備えたら唯一無二の主人公になって、心の強さはこんなにも人を輝かせるのだ!と感動を覚える。
DIOがどう考えてもクズなのに、クズと言うのがはばかられる圧倒的な輝きがあるのも、同じ理由かもしれない。心の強さがある。2人は対になっているのに似ているところもあるのが、またいい。
プライドって現代ではもはや邪魔でかっこわるいもののように扱われているけど、本当のプライドってこういうことなんだ。自分の意志を貫くことであり、自分を信じきって、信念を持って美しく生きること。
誇り高く生きるって、とてもかっこいい!美しい!こんなふうに生きられたら。
ジョジョは人間讃歌だという話は有名だけれど、一巻から既にそれは感じられた。
人間が人間らしく多面的に描かれていて、わかりやすい善人やわかりやすい悪人ではなく、でもその人の持つ芯みたいなものは絶対にぶれない。同時にどんな人間なのか作者にしっかり理解されており、だからこそなのか、皆とてつもない魅力を放っている。
ジョナサンがダニーをいじめてた時代があったり、食べ方が汚くて怒られたりするのも、完全無欠のキャラクターじゃなく等身大の人間である感じがしていい。あのディオがお母さんを大切に思う心を持っていることにもなぜか矛盾を感じないし、でもお父さんのせいで性格がひん曲がったわけではなくて彼自身がひん曲がっているというのも理解できる。
人間を愛しているからこそ描ける人物造形なんだと思う。荒木先生のことを心から尊敬している。
10年以上ぶりに再読(どころか4回めくらい?)。
他の部に比べると独自性や技巧は弱いけど、個性とパンチは充分。すべての始まり、序章と思うとかなり深みも増してくるし、今も昔も流れている信念みたいなものは変わらないんだなと確認できた。後に語り継がれる名言も連発。そこにシビれる!あこがれるゥ!!
何度読んでも名作です。