荒木飛呂彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
映画のおもしろさを把握するために分析する。
その結果が、
偏熱狂的な見方になり、
異常な奥行き感をもつ感想になる。
荒木節のコメントや見方が本当におもしろい。
紹介されている映画はどれもおもしろそうに見える。
ただ観てみてしまうとそんなことないのかもしれない。
やはり見えないからこその怖さと同じか。
(以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋)
●よいサスペンス、五つの条件(P.13-16)
1.謎
2.主人公に感情移入できること
3.設定描写の妙
4.ファンタジー性
5.泣ける
○この「勝てばよかろうなのだ!」ではない男の世界が泣けるんです。
(P.55)
○この人たちは転 -
Posted by ブクログ
無料試し読みを見てみたら面白かったので、勢いで購入。
面白いものを作る人が、どんな作品を『面白い』と感じるのか、ということがたっぷりわかる本です。
『何か映画が見たいけど、特に指針がない』というときにすごく役に立ちそう。
映画が見たくなります。
映画の話をしているはずなのに、ジョジョのキャラクターのことを話されているような気持ちになる不思議。
ずっとわからなかった部分、もやもやしていた部分が、映画について話されている文章を通して『ああ、そういうことを伝えたかったのか』となんとなく掴めた、ような気になりました。
しかし、『男の世界』ってやつは、私にはどうにも、頭でわかっても心では理解できない -
Posted by ブクログ
漫画家 荒木先生が映画をどのような観点で見て、その上で、自身の漫画にどう活かしているかがわかる本。
先生は、面白い作品とは何だ?というところから、考えを始めています。
「まず気がついたのは、好きだとか嫌いだとか、流行っているとか流行っていない、あるいは世間から受け入れられているだとか評価されていないだとか、そういった要素と『面白い』とは関係ない、ということです。『面白い』ものには、そうした時代の価値観には左右されない、不変の法則があるに違いないと考察しました。」(p.12)
そして、面白さにはサスペンスが必要だとも述べています。
「この『人間心理を計算して、ドキドキさせるべく、ひとつ