荒木飛呂彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大弥戦の決着から次の相手との対面へ向かう3巻。
記憶を絡めた戦闘という意味では6部のミューミュー戦と似ている部分もあるのだが、元々が記憶喪失でわずかな記憶しか残っていないという初期設定や康穂との関係性、大弥の性格などの要素が生み出す緊迫感により全く異質な面白さになっている印象がある。決着の付け方は少々あっさりしすぎている気もするが、能力そのものだけでなく、元々の設定や状況が展開全体を作っている様子なのが非常に面白い。
それ以上にこの巻で特筆すべきは第7部との繋がりがはっきりし始める点である。7部を起点に新たな一連の流れを作ろうとしているかのような想像以上に深い絡め方は7部既読者にとっては先が