荒木飛呂彦のレビュー一覧
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年齢不詳の漫画家・荒木飛呂彦氏が縦横無尽に語り尽す映画論を纏めた物です。荒木氏の説く『サスペンスの鉄則』は荒木氏の解説を読んでいると「なるほどなぁ」と思ってしまい、荒木氏の映画への真摯さが窺えます。
年齢不詳の漫画家と聞いてまず゙最初に思い浮かぶのは荒木飛呂彦氏で、彼独特の『映画論』をまとめたのが本書です。荒木氏の映画論は他にもありますが、僕が最初に読んだ荒木映画論は本書になります。
やはり、荒木氏もそうですが、漫画家で映画が好きだという人は手塚治虫に始まって藤子不二雄の二人も言うに及ばず、映画から沢山のイマジーションを得て、それを自らの作品に生かしております。荒木氏も無論、その一人で、彼 -
Posted by ブクログ
ネタバレイケメン6人のチームとか、今までのどのシリーズよりもずるい設定ですよね。フーゴとナランチャの漫才がとても好き。ナランチャの方が年上っていうのが、なんかすごく荒木先生にしてやられた!という気がしました。ナランチャのスタンドは全スタンドの中でも相当上位に好き!かっこいい!!
ジョジョも好きです。ジョルノとミスタがコンビで戦った時の、
「覚悟とは……犠牲の心ではないッ!覚悟とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開く事だッ!」
というジョルノの台詞がすごい好き。と言うかジョルノとミスタの仲は、たぶんナランチャに誤解されたままだと思うのですが…いいのかフォローなしで。
でもジョルノかっこいいよ~お -
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映画のおもしろさを把握するために分析する。
その結果が、
偏熱狂的な見方になり、
異常な奥行き感をもつ感想になる。
荒木節のコメントや見方が本当におもしろい。
紹介されている映画はどれもおもしろそうに見える。
ただ観てみてしまうとそんなことないのかもしれない。
やはり見えないからこその怖さと同じか。
(以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋)
●よいサスペンス、五つの条件(P.13-16)
1.謎
2.主人公に感情移入できること
3.設定描写の妙
4.ファンタジー性
5.泣ける
○この「勝てばよかろうなのだ!」ではない男の世界が泣けるんです。
(P.55)
○この人たちは転