苫米地英人のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
抽象的な思考、最低限の食事、長時間続けられる運動、こららが脳を若返らせるキモだと作者は説く。激しく同意である。
苫米地英人さんには遠く及ばないが、毎週二冊程度は読むようになって、頭がスッキリしてきたのだが、確かに抽象的な思考力が増したのだと改めて思った。このチカラは、プログラミングや小説などの物語を創る事に通じるという。確かに紙に書き出す、作業をする前に頭の中でコネコネと作るのだと気付いた。先生と呼ばれる作家は総じてこの能力が高いということの理由なのだろう。
この本の納得感やお得感は、解脱を目指す宗教家やヨガの達人を科学的な根拠が無いからと見ないのではなく、むしろ未だ解明されていないことの多い -
Posted by ブクログ
テレビと洗脳について知りたくて読書。
凡人ながら日本のテレビを見なくなってよかったなと思うことが多々ある。
日本ではテレビの平均視聴時間が減っているらしい。それでも平日で平均2時間半以上は見ているそうだ。テレビの視聴時間と年収は反比例するという本を読んだことを思い出す。
テレビは受け身で自分の頭で考えないていいので楽。テレビと読書だと行動のハードルは前者のほうが低く、簡単に楽しめる。
後半は、コンフォートゾーンとセルフイメージについて興味深く読ませてもらう。肯定的な自己イメージをしっかり築き、高める方法に以前から取り組んでいる。
タイガー・ウッズのエピソードが面白い。いい意味で自己陶 -
Posted by ブクログ
ディベートが目的ではなくて、その超論理思考に至るための苫米地流講義。
論理思考ではなくて超論理思考を手に入れるための指南。
宗教的(仏教的)解説もされているので、親しみながら読めた。
1章と2章はディベートについての導入と総論がわかりやすく解説されている。
3章と4章でディベート実践のための具体的方法論。しかしこれが難しいので、何度も読み返す必要を感じた。
5章とエピローグは、苫米地英人の世界で、一番の見せ場になるところかな。
全体としての流れはつかめたけども、方法論やテクニックとしてのディベート(3-4章)は、しっかり学ぶのに時間がかかりそう。そして、実際に行うことも難しそうなので、ま -
Posted by ブクログ
ネタバレいきなりパンチの効いた言葉!
命の質=生きている間にどれくらい楽しんだか、喜んだか、充実したか、満足したかによって決まる。
それを決めるのは、その人の脳の若さ!
楽しくない毎日を送っているなら、脳がそうしなさいと命じているから!・・・ヤバイ!
脳が人間の若さを決める!
IQとは、たくさんの情報の中から抽象化されたシンプルな情報を取り出す能力
釈迦の縁起瞑想は、死ぬまで考え続けなさいという意味。考え続けることで「空」の境地にたどりつくことが重要だから。
IQの高い人の脳の使い方
1長時間の思考をしている
2情報空間に大きな構造物をつくる
脳の衰えを止める方法
1 読書
2 コンピュータ -
Posted by ブクログ
ネタバレ・記憶を出し入れする仕組みは偏桃体と海馬の働きによって生み出される。
・偏桃体は記憶の増幅、減衰を海馬に命じる。
・海馬は既知のもの重要と認識しない。
・増幅した記憶を繰り返し、引っ張り出すことで、前頭前野に認識のパターンができる。
・生存のために(再度失敗しないために)海馬は「失敗」を記憶するようにする。
・記憶は「失敗」が多く含まれる。
・「記憶」は視覚の情報等バラバラな情報が統合してできたもの。
・統合の方法は自分の「意味付け」
・「意味付け」如何では「記憶」は事実とは異なり、嘘をつくことになる。
上記により「記憶」との付き合いかたは、下記の通り。
◆結果論で過去の出来事を後悔しない。
-
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
著者の本は何冊か読んでいるが、脳科学者やプログラマーとしての洗脳に関してが専門であり、電脳の洗脳効果についての記述はよいと思う。しかし、電通の歴史的な検証は、やはり門外漢で社会部などの方がいいかなと思った。
例えば、~と思うとかの表現が多用しされていたり、新聞記事などから(深読みしてしまうと)陰謀論的な記述で、GHQなどの関係を邪推した上で、最後の判断は読者に任せるというのはどうかなと思った。
ただ読み物としては、電通の広告業界(特にテレビ業界)での影響がきわめて大きいこと、多くの圧力をかけられること、歴史的に時の権力者や韓国との関係などは知っておいて損はないことだった。