苫米地英人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
目標に向けた行動が、無意識レベルで出来るようになりたくて試行錯誤していました。
この本を読んで、今まで試したことのないアプローチ法に新鮮さを感じました。
これまで武術について学んだ経験が全くなかったのですが、日常生活で取り入れられるものが結構あります。
まずは「足音を立てずに歩く」は無意識レベルに落とし込みたいです。
あと印象的だった、苫米地博士のお話を2つご紹介。
1.武術をやってる人は相手が倒れないと勝った気がしないんだろうけど、心の世界に技が入ってくると、相手はピンピンしているけど、思った以上に技は相手に物凄い影響を与えていることがある。
(これは武術だけでなく、自分の言葉で相手を傷付けてしまっていることもありますね)
2. 趣味と職業の必ず共通するところは「人から止められてもやりたいこと」これは基本。そして、人の役に立ったら職業で、役に立たなかったら趣味。
この本を読み終えて、すぐにYou Tubeで「ナイハンチ」を検索してしまいました。 -
Posted by ブクログ
教育学的な視点から書かれた本なのかと思っていたが、脳科学や心理学、経済学などの視点から見た筆者の考えが書かれていて新鮮だった。
著者はこの本を通して、テレビは偏った報道しかせず視聴者を洗脳するだけ、今の日本のキー局が放送するもののなかに大人が見る価値のある番組はほとんどない、と主張している。
確かに昨今のテレビ業界は著者が望んでか業績悪化、若者を中心とした”テレビ離れ”が叫ばれている。
イマドキの若者はコマーシャルが多く放送時間が決まっているテレビではなく、コマーシャルも比較的少なくいつでも好きなときに好きな動画を見られるYouTubeなどに魅力を感じているそうだ。
YouTubeは、多種多様な番組が作れ、一人ひとりの個性が輝くものとなり、著者にとっては夢のようなメディアへと進化しているだろう。
かの有名な林修先生は、生徒にわかりやすく魅力的な授業をつくるため、お笑い番組を視聴するなどし、人を惹きつける話術の勉強を続けているそうだ。
かくいう私も天邪鬼な性格のせいか、YouTubeなどはあまり見ず、休日は本とテレビばかり見ている。
テレビを擁護する気は無いのだが、子供の頃から共に成長してきたテレビには親近感を抱いてしまうのだ。
林先生がYouTubeでお笑い番組を視聴している可能性も否めないが、私がここで言いたいのは、テレビも人それぞれに合った使い方をすれば、毒にはならないのではないか、ということである。
確かにテレビを惰性で見ていては、いつのまにかに洗脳されていたり、時間の無駄になることはありえるが、そうでないのならテレビも一つの情報媒体として有効に使うことができるのではないだろうか。 -
Posted by ブクログ
個人的に、この本を読んで、これから最も必要になることは、
自ら、思考し、考えて、実行する時間を如何に作り出すことかなと思いました。
当たり前だろ!、と思いますが、その行為が相対的に重要になるだろうな思いました。
また、「考えない時間」というのも増々大事になると思いました。
思考する時間と思考しない時間を、如何にバランスよくとるかが、
これからの自分の人生で最も大事なことになると思いました。
数年前から、AI時代に必要とされる能力は何か、
消える職業や消えない職業などの議論が盛んにおこなわれていますが、
多くの内容は、不安を煽るだけで、参考になるものは少ないと思いました。
特に、今はスマホと24時間「つながる生活」です。
膨大な情報が毎日垂れ流されている中で、
如何に効率的に自分にとって有利になる情報を得るか、
が、個人的に大事と思っていましたが、実は、それらから、如何に距離を置いて、
著者のいう「やりたいことをやれ!」を実行するのが、
人生のゴールを実現する上で大事なことだと思いました。
なぜなら、やりたいことをやる上で、今の社会は、あまりに雑音が多いからです。
そもそも、思考しなければ、自分にとって、何が重要で、何が重要ではないのか、
わからないわけで、それを阻害する環境は、スマホだけじゃなく、メディアもそうでしょう。
ちなみに日本人のテレビ視聴時間は、平均年間1200時間です。
一日の平均活動時間(寝る時間と食べる時間を除く)は13時間といわれているので、
年間約100日程テレビを見ている計算になります。15分おきに3,4社ほどの商品CMを見てる
ので、年間19200回CMを見ていることになります。
スマホの場合、テレビ以上の視聴時間があるでしょう。考えるだけで、恐ろしいと思います。
人生の貴重な時間を年間100日、10年で3年分、テレビやスマホに使っているわけですから。
より良い人生を築く上で、その手段として「つながらない生活」が、
ますます、大事になっています。その中で、思考する時間を、より増やし、
やりたいことをやる上での生産性を上げのが大事だと思いました。
ただ、毎日、思考する時間とうのは、有限だと思います。
ぶっ続けで10時間も、思考することはできません。
つまり、何に対して、思考するのかが、今まで以上に大事になるということです。
また、思考する時間と同じくらいに、「思考しない時間」=頭を空っぽにする時間、
あらゆることに「反応しない時間」を持つことが大事だと思いました。
それは、休むことであり、運動かもしれませんし、瞑想かもしれませんし、遊びかもしれません。
少なくとも、英語やプログラミングを学べば、
AI時代に対応できる!という、これがあれば、なんとかなる論や、
やはり、公務員になることが一番良い職業の選択!
というのは、2050年の未来を考える上で(それは、自分の人生をこれからどうしたいかということで)、
本質からずれているなと、はっきりわかりました。
大事なことは、可能性は無限だけど、時間は有限で、
その制約の中で、何を思考し、実行するかでしょう。 -
Posted by ブクログ
超情報場の仮説が本当に面白かった。確かに指摘されてみれば、世界を認識する上で3次元以上の何かメタ的なもの(或るものの、他のものとの関係性とか?)が必要だろうと感じられる。それが、(認知科学を含めた、従来までの)科学で扱えるかどうかはさておき。そもそも人間はなぜそのメタ的なものを感じ取れるのだろうか。もう少し突っ込んだところまで言い及んで欲しかったが、著者自身の研究内容に関わることだからそれも難しいのだろう。
3次元以上という言葉から、超弦理論を連想したが、何か関係があるのだろうか。分からない…
それから、自分は全くの素人に過ぎないのだが、レストランの例えはあまり適切でないように思った。実際、建物の写真を与えたときに、その画像がレストランか否かは多分出力するだろうし。筆者の言いたいことは、人工知能が、レストランという「概念」、目の前の特定のレストランとして表象している「情報」を理解しているかどうかということだろうが、もう少し良い例があったのではないかと感じた。 -
Posted by ブクログ
人間にとって、視覚情報は重要である。
その視覚情報に訴えかけ、ホメオスタシス(内部の臨場感)を書き換える。これは洗脳の原理と同じである。
そのため、米国の大統領選ではテレビ戦略が重要である。
日本のテレビ局の洗脳から守るためには、英語力をつけ情報力をあげることも重要である。
著者は「サイゾー」を所有しているが、内容には口出しをしていない。
雑誌の売り上げは軒並み落ちているが、サイゾーはウェブとの合わせ技で収入を伸ばしている。
キーホールTVを運営している。これは誰でも受信発信できる個人用テレビ局です。これにより、フーコーの提唱したパノブティコン(相互監視装置)が構築される。
報道は悪「人」を追求すべきではなく、「システム」の悪である。
「マニア」の趣味が大衆化すると、「ブーム」になる。
マニアはコンフォートゾーンが他人とずれているので、SNSなどで仲間が見つかった時に、爆発的なカルチャーを生み出す。
タイガー・ウッズは決勝の時に、相手のパットが入ることを念じた。
彼の高い自己評価の中に「強いライバルを倒してこ、自分は超一流」と真に強い敵を求めることが、彼のコンフォートゾーンのなかにある。
彼の父親はグリーンベレーである。グリーンベレーは素晴らしい教育プログラムを持つことで有名である。息子が超一流のゴルファーになるよう「教育(洗脳)」した。
逆に犯罪者は自己評価が低い。
現状を変えるためには「コンフォートゾーン」をずらすことが必要である。
そのためには
1暫定的なゴールを立て、
2未来をリアルに思い浮かべ
3そうなるためには、と現実とイメージのギャップを脳に埋めさせるようにする。
差別というのは他人を自分と違う存在として排斥すること。それは人間ではなく、動物の本性。仲間同士で身を寄せ合い、集団で戦った方が生き残る確率が高いから。こうした進化は、動物が周りの環境に合わせることで身に着けていった「最適化」、人間が臨場感空間を利用して、「空気を読む」のは当然のこと。
しかし人間を人間たらしめているのは、物理的な臨場感空間に縛られずに精神世界で自由を享受し、またそこでの臨場感空間を共有できることである。物理的な空間を超越した抽象空間で何らかの価値を感じ取り、自分以外の利益に対しても意義を感じることができるのが、人間の人間たるゆえん。
ところがこのような考えは支配する側が最も嫌うものである。