あらすじ
注目を集めているフィンテック、仮想通貨。すでにメガバンクが仮想通貨を発行すると宣言しているが、これは私たちの生活に大きなインパクトを与えることになる。何がどう変わるのか?ビジネスチャンスはどこにあるのか?いまフィンテックで使われている暗号技術を1990年代から研究してきた著者が、仮想通貨がもたらす未来を語る!
目次
第1章 仮想通貨とは何か
第2章 仮想通貨は暗号通貨
第3章 ビットコインとは何か
第4章 ベチユニットと苫米地アルゴリズム
第5章 仮想通貨が導く未来像
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
仮想通貨=預金通帳、帳簿(現金では無い)
マイニングがビットコインの肝
(ビザンチン将軍問題:互いに離れたところにいる味方同士、裏切り者がいないかどうかをどうやって確かめるか。 を解決)
ブロックチェーンのブロックには、ノンスと呼ばれる、任意の数値が入っており、次のブロックのヘッダにノンスを含めたハッシュ値が埋め込まれる。
ハッシュ値からノンスを求めると報酬をもらえる仕組み。
確率的に約10分で正解にたどり着けるので、ビットコインの取引成立には10分のタイムラグが発生。
2140年に2100万ビットコイン上限。
ビットコインのマイニングに要する電力量はアイルランド一国分(2014年)。大量のラックマウントコンピューターと電力が必要。(割に合わない)
ブロックチェーンの要素技術自体は1990年代からあるもの。
手数料の安さ→海外送金(swift)、クレジットカード(cafis)の代替に。
※クレジットカードの磁気情報は暗号化されていない。
cat端末で読み取った情報はnttの電話回線を使ってcafisに送られる。(2度電話をかける)そのため、この料金は相当な額になっていると思われる。
Apple Payは決済のプラットフォーム。
MUFGコイン
日銀仮想通貨を発行すべき。お金のデジタル化。
ブロックチェーンがあれば脱税・マネーロンダリング不可。
Posted by ブクログ
中央銀行が通貨発行権を外部の者に許可したというとんでもない事態を分析している。オバマ政権が発端だったよな…
仮想(暗号)通貨の流通量が増えるとインフレが起きることがきちんと指摘されている。
「サトシナカモト」なる人物の問題点は、以前から存在した仮想通貨に法定通貨との兌換性を持たせたこと。自分(達)が儲けるために仮想通貨を普及させているのであれば、政府は詐欺師にお墨付きを与えたようなものだ。
手数料が安い仮想通貨の普及によってインフレだけでなく、クレジット会社とNTTの衰退が指摘されている。
さらに、日銀発行のデジタル通貨をすすめているのは、ステーブルコインの登場を予測していたようだ。
Posted by ブクログ
なぜ通貨として成り立つかという技術的な背景が基礎から説明されている。一方向性、単調性、マイニングの説明がわかりやすかった。
なぜ、通常の通貨との交換が変動制のもと許可されたのかとか気になることは残る。
一歩掘り下げた本を読む前に全体をつかむにはちょうど良い程度だと思う。