苫米地英人のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
コンフォートゾーンとは何か
著者・苫米地英人が定義するコンフォートゾーンとは、「その人が心地よいと感じる環境や状況の総体」である。
例えば、年収500万円で心地よい人と、年収1億円で心地よい人がいる。その違いは、才能や努力ではなく「どの環境を『心地よい』と感じているか」という脳の設定値に過ぎないというのだ。
これは、脳科学の知見に基づいている。脳にとって、年収500万円と年収1億円は、単なる「数値」に過ぎない。重要なのは、その数値に対して「これが心地よい」と感じているかどうか。
自分が「どのような人間か」という認識が、その人の人生を決定するのだそうだ。
セルフイメージか。自己肯定感低めな私にはちょうどいいかも。 -
Posted by ブクログ
残り97%の脳の使い方★4
適当にえらんで聴いてたら興味深い話がちらほら。
洗脳と催眠はどちらも「自分では気づいてない」点で共通するが、催眠は解けるのに対し洗脳は解けない点で異なる。
現実世界以外に臨場感を感じる状態を変性意識という。相手を変性意識下に置くことで思い通りに動かせる。なぜなら同じ変性意識下においてはラポールが必ず形成され、ラポールが形成されると相手を信じ込んでしまうから。例としてはストックホルム症候群。恐怖によって物理的現実世界から切り離され強烈なトランス状態(=変性意識下)となるから。だから売れてる占い師は脅しを使う(あなたにとんでもないことが起こるとか)。
使えそうな情報
・相手を思い通りに行動させる方法
相手の価値基準を変えて自分の基準で行動させる。そのためには相手がコミット(約束する)している価値基準(パラダイム)を構成してるサブパラダイム(フレーム)を書き換えていく。フレームの例:マクドナルドでは注文→支払い→食事というフレーム。フレンチでは注文→食事→支払いというフレームがありその行動を選択するとその行動が完結するまではそのフレームに支配される。フレームを理解すると相手の行動を予測したり、そのフレームをコントロールして相手の行動を変えられる。
フレームを組み替える方法
①相手にフレームを選ばせてコミットさせる。ここで言うコミットはそのフレームの臨場感を上げるくらいの意味。一つのフレームにコミットするとそのフレームを維持するしかないから行動が予想通りになる。例えるなら、電車の線路を作ってその上を走らせる
②もしくはそのフレームからわざと突然切り離して相手が支配できない空間を一瞬作ってそれをこちら側が取る。(エリクソン派のカタレプシーというテクニック)例えるならあるレールを走ってる電車を脱線させて別の線路に切り替える。
例:名刺交換の際相手が自分の名刺を取ろうとしたときに名刺を引き戻す。(この時不自然にならないように自分の名刺の電話番号が間違ってるみたいな感じで) そうすると相手は手を伸ばしたまま止まってしまう(カタレプシーの状態)。これがフレームの中断である。その後何事もなかったように再開するので相手は気づかない。このフレームの中断中にメッセージを投げ込むとフレームが書き換えられる可能性が高くなる。例えば中断の瞬間に「どうぞ緊張せずに」とか「今日はいい商品をお持ちしました」とかいうとそれが刷り込まれる。「いい商品→買う」というフレームが相手の中にあればこの新しいフレームが終了するまで無意識に支配される。
このようなフレームの中断をどんどん重ねていき相手のフレームを崩して繋いでいく。そうすると相手の価値基準が揺らぐ。
僕が思うに、相手が無意識でしている行動をわざとくじかせて相手が意識を向けたところで刷り込むと強くそれを意識してしまうっていうイメージ。たしかにただのティッシュ配りなら印象に残らないが、ティッシュ貰おうとした瞬間に手引っ込められたら意識がそっちに向くってのもあるかも。
メモ
・筋トレが伸びないのはcomfort zone、スコトーマ、ホメオスタシスのせい
・引き寄せの法則の実際は、目標を口に出して意識することで目標がはっきりしconfort zoneがずれてスコトーマがハズレることで今まで見えてなかったものが見えてきて目標達成ができる
・イメージトレーニングが大事な理由
高いエフィカシーを持ち何度もリアルに思い描いたcomfort zoneと現実のcomfort zone。どういう行動をとろうかと迷った時、この2つでよりイメージできている方に傾く。理想のイメージができていなければいつも通りダラダラスマホを見るが、動き出してカフェで勉強してる自分を想像できていればそっちを実現しようと行動ができるってわけ。イメージを強化するためにアファメーションが必要ってこと!これはすごく腑に落ちた。
※エフィカシー:自己効力感と訳され自分ならできるという自分の能力への自信。ベクトルは現在、未来。自己肯定感とは別物。
※自己肯定感:自分の存在への評価。ベクトルが過去、現在。できる、できないにかかわらず存在そのものへの肯定。
-
Posted by ブクログ
ネタバレこの本を読み進める中で、「大きな夢を実現するためには、“エフィカシー(自己の能力を信じる感覚)”を高めることが不可欠」という点に強く共感しました。
「人生を自分の思い通りにする」ためのメソッドが、この本には明確に入っています。
特に、「毎日過去の自分がよくやったと思うことをイメージし、それをアファメーションとして脳に刷り込む」という習慣は、自分を丁寧に扱い、日々の行動を振り返り、自分の成長を実感する――こうしたプロセスによって、脳が「これは自分の常識だ」と受け取ることが、次のステージに進む鍵になるという著者は言います。
著者の言う「他人を動かす技術」が、時に“操作”や“影響力のテクニック”として捉えられる部分があり、私自身はそこに少しギャップを感じました。
「他人を動かす=人を支配する」的な印象を感じさせる場面があることは否めません。とはいえ、この本を“自分のゴールを達成するために使う”という視点で捉えれば、他人を動かす技術も「影響を与え合う共創」の手段として捉え直せると思います。
「丁寧に、自分の言葉で、日々を改善したい」と思っている人には、この本は非常に使いやすく、強力なツールになると思います。
読み終えた後、自分のゴールを明確にし、それに合わせた“脳の使い方”を意識する事で新しい自分と出会えます。。 -
Posted by ブクログ
私は、アファメーションは好みじゃないな。
と、思っていた。
けれど、chat GPTで私におすすめのアファメーションを作ってもらったら、案外よかった。
・私は、私のままで価値がある。
・私は、できない自分を責めずに、受け入れることができる。
・私は、他人の期待ではなく、自分の信じる道を選んでいい。
・私は、誰かの人生を生きる必要はない。私の人生を生きている。
・私は、無理に好かれようとせず、自然体で人と向き合う。
・私は、頑張らなくても、もうすでに十分やってきた。
・私は、「どう思われるか」ではなく、「どう在りたいか」で生きている。
・私は、他人を変えようとせず、自分の行動を選択している。
特に
「私は、頑張らなくても、もうすでに十分やってきた。」
これ、好き。
これでいいなら、できそう。
やっぱり、AIの時代だなー。
AIに私のことが見透かされてる。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ【読めば人生が変わる衝撃】「一瞬で自分を変える技術」読書メモ:眠れる力と人間理解の深淵へ
巷にあふれる自己啓発本とは一線を画す、苫米地英人氏の著書「一瞬で自分を変える技術」。この読書メモは、単なる内容紹介に留まらず、私自身の深い探求の軌跡を辿ったものです。読み進めるうちに、 まるで眠っていた能力が覚醒するような衝撃 を覚えました。
本書の核心は、タイトル通り「一瞬で自分を変える」ための技術です。しかし、それは決して魔法のようなものではありません。私たちが普段意識できていない 無意識の力を意識的に活用する ことにあります。それは、まるで長年連れ添った自分の身体でありながら、その本当の動かし方を知らなかったことに気づくような感覚です。
特に印象的だったのは、 武術家との対話を通して、身体と精神が深く結びついている という事実を再認識した点です。沖縄空手や古武術の世界では、心身は切り離せない一体のものとして捉えられます。これは、苫米地氏の提唱する認知心理学、そしてセルフコーチングの根幹にも通じる考え方です。 私たちは、とかく物事を要素に分けて考えがちですが、武術の世界は、身体操作、呼吸、意識、そして意図が渾然一体となった、まさに 「心身一如」の世界 なのです。
興味深いのは、認知心理学の専門家である苫米地氏が、まさにその要素分解的な思考を持つからこそ、武術における心身の総合的な在り方に気づけたという点です。現代社会に生きる私たちは、効率化や専門性を追求するあまり、心と身体、思考と感情を切り離して考えがちです。しかし、武術という極限の世界では、その分離こそが弱点となりえます。気づく前に相手を制する。それは、理屈ではなく、身体全体で、そして無意識レベルで反応できる状態を意味します。
本書を読み進める中で、当初はスピリチュアルな響きを持つように感じていた 「思考は現実化する」 という言葉が、全く異なる意味合いを持つことに気づきました。それは、決して非科学的な願望実現論ではなく、人間の認知、感情、そして行動が密接に結びつき、現実を創り上げていくという、極めて科学的なプロセス なのです。目標を明確に意識することで、脳はそれを達成するための情報を無意識的に集め始め、行動を促します。まさに、人間の心身の深い理解に基づいた行動変容 そのものと言えるでしょう。
そして、本書を読み解く上で、少々衝撃的だったのが、殺人のための技術が、より良く生きるための人間理解と実践に繋がる という視点です。一見すると倫理的に相容れない二つの概念ですが、武術における相手の動きを読み、瞬時に対応する技術は、ビジネスにおける交渉術や、日々の人間関係におけるコミュニケーション能力に転用できます。相手の思考や行動パターンを深く理解し、その無意識に働きかける。それは、相手を打ち負かすためだけでなく、より円滑な人間関係を築き、目標を達成するためにも不可欠なスキルなのです。
「一瞬で自分を変える」ためには、座学だけでは不十分です。実際に体験し、自分を含めた他者との関係性を深く認識し、無意識を意識的に使える状況を自ら作り出し、そのための鍛錬を継続する 必要があります。 そこには、まるで命のやり取りをするかのような危機感、そして「自分ならできる」という強い自己効力感(エフィカシー)が求められます。
この読書メモを通して、私が最も伝えたいことは、本書が単なる自己啓発本ではなく、人間の可能性を最大限に引き出すための実践的なガイドブック であるということです。武術の世界の奥深さと、認知心理学の知見を融合させ、私たちの眠れる力を呼び覚ます。それは、ビジネスの現場で、日々の生活で、そして何よりも自分自身と向き合う上で、強力な武器となるでしょう。
もしあなたが、現状を打破し、新たな自分に出会いたいと強く願うなら、ぜひ本書を手に取ってみてください。 この一冊が、あなたの人生を根底から変える、その第一歩となるかもしれません。