【感想・ネタバレ】デジタル・ベーシックインカムで日本は無税国家になる!のレビュー

あらすじ

AIの発達とロボットの普及によって、今後は必ずしも成人すべてが働く必要のない時代になっていくと言われている。(中略)よく「近い将来、AIに仕事が奪われる」などと言われるが、これは「近い将来、AIのおかげで仕事をしなくてもよくなる」という意味でもある。そうした時代には、ベーシックインカムが必要不可欠になってくるかもしれない。つまり、AI時代には、人はベーシックインカムなしには生きられなくなる可能性すらある。(本文より)

■目次
まえがき
第1章:ベーシックインカムで国民を救え(2020年からのコロナ禍で起こったこと;コロナ禍の特別定額給付金;浮上する「ベーシックインカム」待望論 ほか)
第2章:消費を促す「デジタル半減期通貨」(半減期通貨で消費は活性化する;半減期通貨というアイデアは昔からあった;苫米地式「半減期通貨」のしくみ ほか)
第3章:無税国家・日本への道(半減期通貨が無税国家を実現する;想定される懸念への反論;「無税国家」は「財政ファイナンス」なのか? ほか)

内容紹介
日本銀行による異次元の金融緩和を続けているにもかかわらず、日本経済は一向によくならない。供給されたはずのお金が国民に配られず、消費に使われることがないからだ。対して、本書で提案する「デジタル・ベーシックインカム」は国民を豊かにし、日本経済をV字回復させる決定的秘策である!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

デジタルベーシックインカムで日本は無税国家になる 苫米地英人 サイゾー

再三の実験で成功しているにも関わらず
ベーシックインカムがなぜ実施されないのか?
それは財界とその配下である財務省と言う搾取支配に溺れた貴族思考の人間による
民主制によって格差が薄まることへの感情的な拒否反応が根底にあるのだろ
半減期通貨についても同じく
第一次世界大戦後の大恐慌時において
「ゼゲルの自由貨幣論」に沿って
オーストリアの町ベルグルなどで発行された1ヶ月で1%劣化する負の利息を持った地域通貨が功を奏し
活発な消費と投資が起こり経済復興を成し遂げた事例がある
しかしコレも国家が介入し
中央銀行の貨幣発行権を侵すとして罰せられ廃止となったのである

苫米地さんによる今回のこの画期的な提案も財界に阻まれ
御用学会やマスコミや国会の俎上にすら乗らないだろう
国民自体が現状と本質について学び
地震と津波を起こして根底から突き上げない限り
金融業界によって独占されている建前社会は動かないのだ

0
2024年01月20日

Posted by ブクログ

アイデアは良い。内容はyoutube等で多数発言している。

薄く、良くまとまっていて、動画等であらかじめ知識があれば直ぐに読めるので良い。

フォートトークや知識本位制等の記載はないので、増補版を期待したい。

0
2023年06月22日

「ビジネス・経済」ランキング