苫米地英人のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「現在は、過去にベストの選択を積み重ね出たベストの結果」
題名の通り、技術的な方法によるイヤな気持ちの消し方が書かれています。イヤな気持ちのほうが強く心に残る理由とか、イヤな気持ちに囚われることのデメリットとか、現代にはイヤな気持ちはもう必要ないこととか、つい読んでしまうようなフックがちりばめられています。
薄い色合いと繊細な線画のメンタルヘルス系の本とは違い、一貫して脳の機能について科学的に書いているのでクサクサした心が安らぐということはないですが、説得力があります。
ですが、何でこんなうさん臭さがプンプンする本を出すのかというのはやはり不思議です。きっと、今抱えている苦しみとか悩 -
Posted by ブクログ
経済の事がよくわからないので読んでみた。
昔の経済学は、前提となっている場が今とは全く違うので、今の世界経済の動きにはあてはまらないのだそう。世界経済はやはり巨大資本を動かす銀行家達に支配されているのだろうか?
印象深かったのは日本の借金を何とかする方法。
税収と普通の国債発行のみで解決しようとするのは時代遅れな発想だそうで、例えとして国の無形資産の命名権を期限付きで売る方法、相続税のかからない税収受取権付き転換国債(期間100年)の発行などの案が挙げられていた。
命名権などは、気の利いた地方自治体などでもすでに採用されているし、そんな国債があれば相続に頭を悩ませているお金持ちが買いそうな気も -
Posted by ブクログ
たまたま本屋で見かけて手にとってみた本。
大学の講義の「メディア概論」を思い出し、当時もう少し掘り下げて勉強すれば良かったと思った。なんとなく似ていることを講義で聞いた記憶しかなかったので。
・プロダクトプレイスメント
ドラマの中でひそかに製品を効果的に使い、消費者に「その製品はいい」と無意識に思わせること
・ストックホルム症候群
人質ですら犯人を警察からかばい、人質の1人は結婚するにいたった事件からちなんだ、人間が臨場感を共有することによって互いに対する親近感が高まること
例:テレビに出た人は選挙の当選率が高い
・莫大な広告費を払ってくれる企業や宗教団体の悪いことを大手メディアはうたない
-
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
タイトルからして過激なので手に取ってみました。
データというより、作者の知識と想像の世界に過ぎないのだとは思いますが、かなりこわさを感じてしまう本。
とくに、多くの日本人が落胆した、2002年サッカーW杯が単独ではなく韓国との共催になってしまった部分のくだり。
日本は単独開催を主張し、韓国は単独開催を装いながら実ははじめから共催がねらいだった。。。
それはわかっていたのですが、その片棒を担いだのは、あろうことか日本の電通であったという話。
証拠があるわけではないのでしょうが、辻褄が合う部分もあり、底知れないおそろしさを感じてしまいました。。。 -
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
電通が巨大な権力であることは事実。
電通がマスコミを支配していることも事実。海外のCMエージェンシーでは、一代理店一業界、一業種一社がふつう。業界内に代理店は複数ある。
日本はあらゆる業界で電通と博報堂のほぼ寡占状態なのが非常に問題。
1位 電通 【1兆8930.55億円 (2012/03/31)】
2位 博報堂DYホールディングス 【9783.21億円 (2012/03/31)】
3位 アサツー ディ・ケイ 【3471.11億円 (2011/12/31)】
電通とCIAとの繋がりも、歴史的に事実。
電通がビデオリサーチを支配してることも事実。視聴率が中立的に算定されているかどうか誰にも証 -
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
ネタバレ英語が話せるようになりたい!
経済が急速にグローバル化している今、多くのビジネスマンの願いではないでしょうか?
他ならぬ私も、その一人です。
しかしながら、中学校から考えると40年間、何度も挫折してきた身からすると、いまさら地道に勉強するのは、無理とだと思えます。
そんな諦めかけた自分に、苫米地英人さんは、新たに希望の光を与えてくれます。
苫米地英人さんが、示す方法は「英語モードの記憶をつくり、その記憶によって生み出される臨場感世界をつくる」というものです。
真面目に勉強する+αの秘訣が欲しいと思っている方は、ごらんになってみることをお勧めします。