苫米地英人のレビュー一覧
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『はじめに』
・本書はそうした私自身の経験をもとに、「メディアと脳」という視点から、どうすればメディアの「洗脳」から解放され、自分自身の人生を取り戻すことができるのか、できるだけわかりやすく説明することを心がけてまとめました。
『第1章 テレビは見てはいけない』
・テレビは私たちの心の中に、臨場感を感じる空間をつくりだします。そしてその空間に、映像と音声を介して絶え間なく情報を書き込んでいく。その情報が私たちの内部表現に変化をもたらし、自分が感じている空間の認識を変えさせて、結果的に自分自身をも変化させてします。
『第2章 脱・奴隷の生き方』
・人間が快適に生活できる外部環境にはある程度の -
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フォトリーディング&高速リーディング。まあ面白そう。以後は高速リーディングを交えて読んでみる。苫米地本なので、高速リーディング向きかも。
キリスト教の暗部である魔女狩りなど、暗黒時代と呼ばれるヨーロッパの話を下に、洗脳や大衆扇動について述べている。なかなかの理論建て。しかし信仰者としては、聖書の成立に“十全霊感”という概念を欠いているために納得できない欠陥を見る。またKJVの成立やKJVオンリー主義についてなど、他のキリスト教関連についての話も知識が歪んでおり、解釈が未信者としての解釈の限界の中にあった。
しかしながら罪の歴史という意味において、キリスト教の暗部を知ることは益であると思った。ま -
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ネタバレ生産性を高めるには、仕事が社員のコンフォートゾーンにはいっていることです。そうなれば仕事が「やりたいこと」なのですから、いくらでも生産性はあがります。それには、本書でみてきたようにリーダーである経営者の臨場感空間に、いかに皆が同調してくれるかが大切です。つまり、経営者自身がゴールをリアルに認識し、「やりたいこと」をやっていて、その臨場感を皆が共有できるかどうかなのです。ここで、経営者自身が「これってうまくいくのかな?」なんて半信半疑でいたら、部下達は臨場感を共有できません。だからこそ、「成功するのが当たり前」とおもっていなければ、いけないのです。
--P.209 -
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タイトルは「テレビは見てはいけない」だけれど、メインのテーマは、正しい生き方、そしてこれからの日本のあり方、だと思った。
筆者の苫米地氏、有名な人なのですね。知らなかったです。
最近、フジテレビを筆頭に、偏重放送が問題になっています。K-POPを流行らせようとしたり、ある一方向からの情報を使って特定人物を糾弾したり、色々な“洗脳”が問題になっています。
私はテレビの“洗脳”で思い出すのが、故人ですが中川昭一氏。
大事な国際会議の際、呂律が回っていなくて酩酊していた、とメディアが一斉に攻撃し、世論を操作しました。
どのテレビ局も、呂律が回っていないその一場面だけを繰り返し流し、あたかもそれが -
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ネタバレちょっとトンデモ色も感じられる著者の書なので眉に唾をつけながら読む。シンプルに考えればその通りで、円高なのは他国に比べて円の評価が高いからだし、日本が輸出よりも内需の方が遥かに大きいという事実も意図的に隠されているように思われる。悲観論がこれほど幅をきかせる理由はやはりアメリカ・システムの中に組み込まれた日本の役割であり、それを果たすことで利益を得られる集団〜官僚組織など〜の存在であろう。誰が得するのか、を注意してみれば浮かび上がってくる事実があるのは分かる。スティグリッツの「フリーフォール」などにも通じる新自由主義経済の問題点が、日本においても露わになっている。