苫米地英人のレビュー一覧
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ここ数年のビジネス書ブーム牽引の立役者(と私は思っている)苫米地さんの本
神様というものを非常に広義に捉えているなぁということが印象的でした
当然ですが、神は必要とされて生み出されたもので、
(実在しなかったとしても)神を信じるも信じないも自由であり、
信じるものはバカで不幸で…ということなんてないよ、と言っている気がします
ただ、それを利用する人には気をつけましょう、そういう奴は大体が極悪ですよ、と
宗教にすがる(信仰ではなく)人を見るととても弱いなと感じてしまうところがあって
彼らによって自分の弱さをくすぐられるから嫌悪感を感じていたような気がします
だから神がなぜ作られたか(弱者の絶 -
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この手のタイトルの本は出尽くした感あり。が、あえて読んでみた。
多岐にわたる話題が提供されており、雑学としては面白かった。
アメリカに冷戦を仕掛けられなければ、まだまだ共産主義が残っていたかも分からないというのは、随分乱暴な話しである。先日読んだハイエクの本には共産主義の明らかに非効率な部分がある。例えばある財やサービスの適正価格の決定である。しかしながら、氏が言いたいのは、共産主義の思想全てが全て悪かった訳ではないだろうということではないだろうか?アメリカに負けたという点では共産主義国家も日本も同様で、負ける以前の価値観はすべて悪しきものというレッテルが貼られ、無きことのように扱われる。最近 -
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「クリティカルエイジ」がなぜ存在するのか?
バイリンガルは二重人格でも語られていたが、言語の習得は人類が生存可能性を高めるために、人格が固まるある年齢以降は二つ目の言語を習得しないように「脳」がガードをかけていることにより、難しいものになっていると繰り返し説明されている。
日本人であれば日本語を話すときに活性化される「脳のネットワーク」、これを日本語脳と読んだ場合、このネットワークを活性化させずに、新たに「英語を使うネットワークを作る」学習過程を経ることがクリティカルエイジを克服することになると著者は語る。
しかし言語に関して複数のネットワークを作ることは、もう一つの人格を自分の中に作る -
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苫米地氏は経歴を見るとものすごいし、実績もすごいのだろうけど、だんだんと著書の密度が薄れているような気がする。2545新書自体が激薄(本の厚さではなく中身)の印象があるので、このレーベルに合わせたのなら仕方ないか。
理系的な思考ができないためか、神の不在証明についてはどうも腑に落ちない。人間が作り出した科学が宇宙の全てを解明できるような思い上がりすら感じる。
それ以外の、「人はなぜ神を必要とするか」などについては、割と普通のことが書いてあり、納得はできるけど、あまり脳への刺激にはならない。
どうでもいいが、苫米地センセイの著書には、ナルシスティックな写真を使うことが増えてきていないか? この本 -
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タイトルのわりに普通の内容。
ようするに英語に触れる時間を増やして、頭を英語モードにしちゃえ、というもの。
「最新の脳科学でわかった!」って、どんな斬新な方法かと思ったら
英語を学ぶときは日本語を使うな、英語で考えろ、と。
英語を日本語に訳すのではなく
英語は英語のまま意味をとらえるようにするというのは
かなり前からすすめられてきた方法。
専門用語を取り入れて、さもすごいことのように書いているけれど
これまでも多く語られてきたことで、特に目新しいことはない。
「日本語を使っている時間以上の時間、英語だけに触れるようにする」って、
普通の人でこれができる人はあんまりいないはず。
「勉強して -
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ネタバレ1. 臨場感を持って読む。
2. DVDなどブルーレイで英語のドラマを何度も繰り返し見る。
->日本語字幕はNG、観ている時は周りに日本語が目に入らないようにする。
->意味を追う事に頓着せず、場面の雰囲気、登場人物の仕草からイメージを膨らませて観る。
3. 英語で書かれた古典作品を大量に読む。
->何度も繰り返し読みする事が大事。
4. 英語、もとい外国語は誰でも習得できる。
5. 日本語で得られる情報よりも、英語で得られる情報の方が圧倒的に多い。
6. 翻訳によって切り捨てられる情報
->誤訳はもとより、別言語に訳す事が不可能なその言語特有の表現が歪んで訳されてしま -
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抜粋:
脳は知らないことは認識することができません。
プラシーボ効果 内部表現の書き換え
「モーダルチャンネルが変わった」
身体が感じている臨場感から、言語の世界に臨場感が移動
街で配られているティッシュを受け取ろうとした瞬間に手を引き戻され、気付いたらそのまま新興宗教のようなところに連れていかれたという話
私たちは何が本当に欲しいのか知らない
エフィカシーとは、自分の能力に対する自己評価
これかなと迷っているうちは本当のゴールではない
やり方が見えるだけじゃなくて、無意識が勝手にやってくれる。
相手が最後のパットで「外せ!」なんて思ってはいけない。「外せ」と思うということは、外さないと優勝で