【感想・ネタバレ】テレビは見てはいけない 脱・奴隷の生き方のレビュー

あらすじ

画期的な自己実現法で話題の希代の脳機能学者、初の新書が電子化! あなたの脳は知らぬ間に毒されている! 洗脳のプロフェッショナルが教える「だまされない生き方」とは? 日本人はなぜテレビに洗脳されるのか。CMに映し出される魅力的な商品、芸能人が着ている華麗なファッション、著名人が住んでいる高級マンション、有名店の豪勢な料理……それらはホントにあなたが欲しいモノですか? 幸福な生き方ですか? 「空気を読め」と画一的な価値観を強制してくる最強の洗脳装置を前に、知らぬ間に自分の心が書き換えられる原理とは。だれもが放送局になれる「キーホールTV」の開発・運営にも携わる著者が、日本のマスメディアの危険性と裏事情に鋭く斬り込む。奴隷解放の人生指南。
【洗脳メディアの恐怖】
視覚情報は最強の洗脳媒体
テレビによく出る政治家が当選するのはなぜか
日本のテレビは3秒遅れで放送される
視聴率の真っ赤なウソetc.

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Posted by 読むコレ

怖いぐらい。
これを読んでから、tvを見なくなった。
受験勉強をする人などに役立つが、多くの人に読んで欲しい。
本当にすごい。

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2013年05月03日

Posted by ブクログ

天才、苫米地 英人(とまべちひでと)博士のPHP新書

タイトルにある「テレビは見てはいけない」は僕にとっては既に実践されているのだけども、なぜか?というところが重要。(僕の場合はタイギイだけなのだが)

苫米地 英人のメディア論のみならず、「お金」を中心とした価値観や、ある種の洗脳から解き放つための指南書といえる。

「アファーメーション」や「洗脳言論」などにある知識も具体例を交えて登場してきており、いくつか苫米地本を読んできた者としては親近感が湧いた。

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【内容(「BOOK」データベースより)】
日本人はなぜテレビに洗脳されるのか。CMに映し出される魅力的な商品、芸能人が着ている華麗なファッション、著名人が住んでいる高級マンション、有名店の豪勢な料理…それらはホントにあなたが欲しいモノですか?幸福な生き方ですか?「空気を読め」と画一的な価値観を強制してくる最強の洗脳装置を前に、知らぬ間に自分の心が書き換えられる原理とは。だれもが放送局になれる「キーホールTV」の開発・運営にも携わる希代の脳機能学者が、日本のマスメディアの危険性と裏事情に鋭く斬り込む。奴隷解放の人生指南。
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【目次】
第1章 テレビは見てはいけない
・視覚情報は最強の洗脳媒体
・テレビはつくり手と受け手がともに「進化」してできた
・脳の中の「臨場感空間」
 ほか

第2章 脱・奴隷の生き方
・敵のパットを「入れ」と願ったタイガー・ウッズ
・無意識が「理想の自分」を追いかける
・犯罪者は子どものころから自己評価が低い
 ほか

第3章 日本人はなぜお金にだまされやすいのか
・麻原がイケメンに見えていたオウム信者
・物理世界も目に映った情報にすぎない
・臨場感を感じる三つの要素
 ほか
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2013年02月01日

Posted by ブクログ

前回の一冊を読んで。
苫米地さんの考えをもっと理解したいと思い、この本を手にとりました。


内容的には重複するものがありました。いかに僕らが社会から操られ洗脳されているかをいろんな例をもとに紹介されています。

洗脳について彼の本を2冊読んだいま、自分の中で人生に懐疑的であった部分のいくらかがほどけてくれたような気がしています。

そういうこんがらがったやるせなさこそを表現したいのであり、そのために読書を始めようと思っていた僕には何か示唆的なものがあるように感じました。


ぼくらの世界が見せようとしてくれないものを苫米地博士は伝えようとしてくれているんだと思います。


自分という正しさをもって進んでいきたい、改めてそう考えることができた啓発書でした。

ありがとうございました。

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2012年12月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

テレビに洗脳されていることはよく言われているが、どういうことか改めて良くわかった。また、自分らしく充実した人生を生きるために、コンフォートゾーンを上にシフトさせることや、とうてい到達できないような目標を掲げるといったことは参考になった。

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2012年05月30日

Posted by ブクログ

教育学的な視点から書かれた本なのかと思っていたが、脳科学や心理学、経済学などの視点から見た筆者の考えが書かれていて新鮮だった。

著者はこの本を通して、テレビは偏った報道しかせず視聴者を洗脳するだけ、今の日本のキー局が放送するもののなかに大人が見る価値のある番組はほとんどない、と主張している。

かに昨今のテレビ業界は著者が望んでか業績悪化、若者を中心とした”テレビ離れ”が叫ばれている。

イマドキの若者はコマーシャルが多く放送時間が決まっているテレビではなく、コマーシャルも比較的少なくいつでも好きなときに好きな動画を見られるYouTubeなどに魅力を感じているそうだ。

YouTubeは、多種多様な番組が作れ、一人ひとりの個性が輝くものとなり、著者にとっては夢のようなメディアへと進化しているだろう。

かの有名な林修先生は、生徒にわかりやすく魅力的な授業をつくるため、お笑い番組を視聴するなどし、人を惹きつける話術の勉強を続けているそうだ。

かくいう私も天邪鬼な性格のせいか、YouTubeなどはあまり見ず、休日は本とテレビばかり見ている。

テレビを擁護する気は無いのだが、子供の頃から共に成長してきたテレビには親近感を抱いてしまうのだ。

林先生がYouTubeでお笑い番組を視聴している可能性も否めないが、私がここで言いたいのは、テレビも人それぞれに合った使い方をすれば、毒にはならないのではないか、ということである。

確かにテレビを惰性で見ていては、いつのまにかに洗脳されていたり、時間の無駄になることはありえるが、そうでないのならテレビも一つの情報媒体として有効に使うことができるのではないだろうか。

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2019年12月14日

Posted by ブクログ

自分自身を取り戻そう、再発見しよう!それに気が付きにくい世の中なんだよ、テレビをはじめとして他人を喰い物にするシステムに覆われていて。実例をテレビから示し日本の文化、儒教そして経済まで。
著者自身の取り組みを紹介して、突破口を具体的に示し独立した自分として生きられる時代の到来を知らせる。
その時代の極まりがコロナ禍の中で、世界に変革を迫っている。十年前に上梓されているが著者の先見に脱帽。

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2020年11月10日

Posted by ブクログ

日本のメディア批判はごもっともなところと思いつつも、それほどおもしろみは感じられませんでした。
ところが、2章の途中から教育の問題に触れられた辺りから興味深い内容が多かったです。
私も著者と同じく、人に植え付けられた理想に生きるのではなく、自分の責任で自分の好きなことを追いかけるのが、本来の人間らしい生き方だと思います。

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2019年08月12日

Posted by ブクログ

 人間にとって、視覚情報は重要である。
 その視覚情報に訴えかけ、ホメオスタシス(内部の臨場感)を書き換える。これは洗脳の原理と同じである。
 そのため、米国の大統領選ではテレビ戦略が重要である。
 日本のテレビ局の洗脳から守るためには、英語力をつけ情報力をあげることも重要である。


 著者は「サイゾー」を所有しているが、内容には口出しをしていない。
 雑誌の売り上げは軒並み落ちているが、サイゾーはウェブとの合わせ技で収入を伸ばしている。

 キーホールTVを運営している。これは誰でも受信発信できる個人用テレビ局です。これにより、フーコーの提唱したパノブティコン(相互監視装置)が構築される。
 
 報道は悪「人」を追求すべきではなく、「システム」の悪である。

 「マニア」の趣味が大衆化すると、「ブーム」になる。
 マニアはコンフォートゾーンが他人とずれているので、SNSなどで仲間が見つかった時に、爆発的なカルチャーを生み出す。

 タイガー・ウッズは決勝の時に、相手のパットが入ることを念じた。
 彼の高い自己評価の中に「強いライバルを倒してこ、自分は超一流」と真に強い敵を求めることが、彼のコンフォートゾーンのなかにある。
 彼の父親はグリーンベレーである。グリーンベレーは素晴らしい教育プログラムを持つことで有名である。息子が超一流のゴルファーになるよう「教育(洗脳)」した。

 逆に犯罪者は自己評価が低い。
 現状を変えるためには「コンフォートゾーン」をずらすことが必要である。
 そのためには
1暫定的なゴールを立て、
2未来をリアルに思い浮かべ
3そうなるためには、と現実とイメージのギャップを脳に埋めさせるようにする。

 差別というのは他人を自分と違う存在として排斥すること。それは人間ではなく、動物の本性。仲間同士で身を寄せ合い、集団で戦った方が生き残る確率が高いから。こうした進化は、動物が周りの環境に合わせることで身に着けていった「最適化」、人間が臨場感空間を利用して、「空気を読む」のは当然のこと。
 しかし人間を人間たらしめているのは、物理的な臨場感空間に縛られずに精神世界で自由を享受し、またそこでの臨場感空間を共有できることである。物理的な空間を超越した抽象空間で何らかの価値を感じ取り、自分以外の利益に対しても意義を感じることができるのが、人間の人間たるゆえん。
 ところがこのような考えは支配する側が最も嫌うものである。

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2018年12月22日

Posted by ブクログ

テレビを毎日30分見ると、1年で182時間、
1日の活動時間を15時間として12日分です。

テレビ1時間→24日
テレビ2時間→48日
テレビ3時間→72日

テレビを見て、「良い」ことを真剣に考えてみてほしい、
全くないことがわかる。

刺激に満ちた広告、全く役に立たない娯楽番組、
そして、内容が薄いニュース番組。

テレビの影響は深刻です。
なぜなら人生で最も貴重な時間を奪われるからです。

見る、見ないというより、買わない方がいいでしょう。
時間が勿体ないと思います。

テレビを見る時間を、家族にあてた方が、関係が良くなります。

テレビを見る時間を、自分が「好きなこと」に全力投球した方が、ストレスが減ります。

テレビを見る時間を、運動に充てれば、より健康な生活を送ることができます。

テレビを見る時間を、学習にあてれば、より豊かになれます。

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2017年11月05日

Posted by ブクログ

「私たちの認識は「すでに知っているもの」しか見ることができないということです。」

テレビの話は前半部分。

ゴールは達成が難しそうなほうがいい。
達成可能なゴールでは、現状にとどまってしまう。

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2017年02月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

テレビを見てはいけない、という題名から、テレビを見てはいけない理由について書かれているだけかといえば、そんなことはなく、その大半は苫米地先生が得意とする洗脳に関する記述が大半を占める。確かにテレビがどれほど庶民に害悪を与えるかも知ることが出来るが、テレビ以外の他人からだって我々は洗脳されている。「空気」を読むことで我々は夢を失ってしまうのだ。洗脳とは何か、洗脳から抜け出すためにはどうすればいいか。テレビを代表的な例に出してお答えしているのがこの本だ。
ちなみに僕は印象的だと思ったのはブームはマニアから生まれるという章だ。
あらゆるカルチャーは、最初はごく少数のマニアックな人たちが始めて、それが口コミによって広がり、やがてメディアに載ることで多くの一般大衆の受け入れられ、、社会に定着する。
オタク文化がいい例であり、いまやアニメはオタクだけではなくみんなが見るようになっている。
これもまた洗脳なのである。

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2015年10月21日

Posted by ブクログ

テレビと洗脳について知りたくて読書。

凡人ながら日本のテレビを見なくなってよかったなと思うことが多々ある。

日本ではテレビの平均視聴時間が減っているらしい。それでも平日で平均2時間半以上は見ているそうだ。テレビの視聴時間と年収は反比例するという本を読んだことを思い出す。

テレビは受け身で自分の頭で考えないていいので楽。テレビと読書だと行動のハードルは前者のほうが低く、簡単に楽しめる。

後半は、コンフォートゾーンとセルフイメージについて興味深く読ませてもらう。肯定的な自己イメージをしっかり築き、高める方法に以前から取り組んでいる。

タイガー・ウッズのエピソードが面白い。いい意味で自己陶酔なんだろうけど、セルフイメージを高めるためにどうすればいいのか考えてみたい。

読書時間:約50分

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2014年06月29日

Posted by ブクログ

『はじめに』
・本書はそうした私自身の経験をもとに、「メディアと脳」という視点から、どうすればメディアの「洗脳」から解放され、自分自身の人生を取り戻すことができるのか、できるだけわかりやすく説明することを心がけてまとめました。

『第1章 テレビは見てはいけない』
・テレビは私たちの心の中に、臨場感を感じる空間をつくりだします。そしてその空間に、映像と音声を介して絶え間なく情報を書き込んでいく。その情報が私たちの内部表現に変化をもたらし、自分が感じている空間の認識を変えさせて、結果的に自分自身をも変化させてします。

『第2章 脱・奴隷の生き方』
・人間が快適に生活できる外部環境にはある程度の幅があり、その幅のことを「コンフォートゾーン」と呼びます。
・コンフォートゾーンは固定されたものではなく、訓練しだいでズラすことができます。
・どうすればコンフォートゾーンをズラすことができるのでしょうか。①暫定的なゴールを一つ設定する。②そのゴールを満たした未来が必ず来ることをリアルに思い浮かべる。③その場合、自分は現在どうあるべきかを徹底的に吟味する。
・私の考え方を若い人に伝えると、「『have to』ではなく『want to』で生きたいけれど、経済的に不可能ではないか」としばしば反応されますが、その考えも誤っています。そういう人が気にしているのは、やりたいことをやることで職を失ってしまい、欲しいものが手に入らなくなるかもしれないという恐怖でしょう。では、その「欲しいもの」は、本当にあなた自身が欲しいと感じているものなのですか?ブランド、マイホーム、はたまたお金そのもの…。テレビを中心としたメディアに「欲しい」と思わされているだけではないですか?

『第3章 日本人はなぜお金にだまされやすいのか』
・この世に、読まなければならない空気なんか本来ないのです。

自分は本当になにがしたいのか…

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2012年12月31日

Posted by ブクログ

メディアにもかかわってる脳機能学者の筆者が述べてるメディア論。

彼の業績を元に斜めに読んでいたけれど、洗脳などについてはさすがに専門家だけあって、中々勉強になった。

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2012年10月29日

Posted by ブクログ

テレビの話は前半。
もともとテレビは持っていないし、自分にとって目新しい情報はなかったけれどテレビにハマっている人は読んだほうがいいでしょう。
少々自慢話?と感じる箇所と、宗教には詳しいのにスピリチュアルについてはあまり勉強していないのかな…?という印象を受けました。
逆に苫米地氏に洗脳されそうになる危険性も。
後半はいつもの苫米地氏の脳の話で、復習になったので良かったです。
★は3.5かな。

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2014年11月25日

Posted by ブクログ

タイトルは「テレビは見てはいけない」だけれど、メインのテーマは、正しい生き方、そしてこれからの日本のあり方、だと思った。
筆者の苫米地氏、有名な人なのですね。知らなかったです。

最近、フジテレビを筆頭に、偏重放送が問題になっています。K-POPを流行らせようとしたり、ある一方向からの情報を使って特定人物を糾弾したり、色々な“洗脳”が問題になっています。

私はテレビの“洗脳”で思い出すのが、故人ですが中川昭一氏。
大事な国際会議の際、呂律が回っていなくて酩酊していた、とメディアが一斉に攻撃し、世論を操作しました。
どのテレビ局も、呂律が回っていないその一場面だけを繰り返し流し、あたかもそれが酔っていたため、と視聴者に印象付けました。
実際、ネット上で検索すれば、その前後で全く酔っていない中川氏の姿が動画で見られるんですけどね。

私は日本のメディア、特にテレビなんて嘘で固められてると思っている人間なのですが、未だにテレビで流されていることを全て真実だと思っている人はいますよね。

筆者はアメリカの行き過ぎた資本主義も批判していましたが、私も行き過ぎた資本主義は間違っていると思います。
「『NO』と言える日本」でも同じことを言っていて、やはり“お金”という実体がないものを、しかも何百億円というお金を簡単に操作できる社会は、いつか潰れてしまうと思います。
日本がそうならないためにも、日本人が、メディアに流されず、自分たちが一番やりたいことを、本当に欲しいものを追求していけば、未来は今よりも良くなると思いました。

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2014年07月04日

Posted by ブクログ

コンフォートゾーンやスコトーマにホメオスタシス…といつもの苫米地節が炸裂しています。
快適に生活できる状態をコンフォートゾーンと呼ぶらしいです。
そこから外れた際に元に戻そうとする機能がホメオスタシス。ホメオスタシスは恒常性として高校の理科あたりでも出てきますよね。著者はこれを情報空間にまで拡大できると考えてるみたいです。
コンフォートゾーンにとどまっていると認識が狭くなり、スコトーマ(心理的盲点)が生まれてしまいます。視点を変えると見えるものがありますよね、あれだと思います。カラーバス効果とかRASとかで調べた方が分かりやすいかも。
このコンフォートゾーンが誰かの価値観で作られてしまい、スコトーマで見えてないものがあるかもしれない。自分オリジナルのゴールを見つけてコンフォートゾーンを上にずらし、他者からの洗脳を抜け出そう。その洗脳をする者にとって都合の良いツールがテレビだ。というのが大枠ですかね。

まず、テレビがいかに洗脳ツールとして優れてるかが解説されます。
正直、著者が手掛けている「キーホールTV」と「サイゾー」の説明(宣伝?)が殆どで苦笑しました。面白くもあるので是非ご一読ください。
映像メディアとしての問題とメディアの腐敗などを同列に語ってるのが気になりましたが、分かりやすい説明で読みやすかったです。
メディアの力を示す例として、著者がハイジニーナの商標登録を行ったり、カリスマ美容師ブームを仕掛けた話が載っています。真偽は不明ですが凄いですね。
>ユーチューブの弱点はデータ形式がMPEG方式のため、リアルタイム生放送ができないところにあります。放送するためには、グーグルが所有するサーバーにデータを落とさなければならないので、時間の上限も十分と決まっています。
こんな時代を感じる部分もありました。時代を鑑みないと著者を叩く人が出てきそうですね。本書は2009年のものです。無理もないことです。
>いまでも新聞記者や民放キー局の報道記者たちは、大臣の首を獲るのが勲章だと思っているフシがありまあす。国民に不利益をもたらしているシステムの欠陥や問題点を知らしめるのがジャーナリストの役割だと私は思うのですが、なぜか記者たちは、問題の原因をシステムのせいではなく、個人の問題に還元しようとしがちです。
ここが一番共感出来ました。どうでもいいようなことを突いてるのを垂れ流すテレビにはうんざりです。

次に、そんな洗脳から脱するテクニックが解説されます。前述したコンフォートゾーンを上にずらして…の部分ですね。
私が著者の主張で一番好きな「時間は未来から過去に流れている」説明も行われます。時間が未来から過去に流れるんですよ、凄くないですか?
説明しておくと、将来なりたい自分をリアルにイメージ出来ると「そのためには今何をしているべきか」が見えてきますし、自然とその行動をとるようになります。結果が今の行動を作るのです。
目標の立て方や考え方として知っておいて損はしないと思います。もし他人に薦めるなら他を読まなくていいから、ここだけでも読んでほしいですね。
>マナーは、だれから強制されるものでもない自主規制です。
本筋からは外れますが、マナーについての箇所は共感しました。SNS等で見る映画館のマナーの話とか地獄ですね。

最後は、お金に騙される理由についての話。
ここは人によって意見が割れそうですね。私は「うーん…」と思いました。

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2020年05月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私たちは、先ず親、次に教育、そしてメディアから洗脳を受けている…
・私たちは、先ず親、次に教育、そしてメディアから洗脳を受けているわけですが、親や教育の場合は、相手に悪気がないから厄介ですよね。まあ、かく言う私も、娘たちを洗脳してしまったのかもしれませんが^^;

・栞代わりに挟まれていた、地元スーパーのレシートから、4月に買って読みかけだったものと推測される。後から手に入れて先に読み終えた『苫米地式「幸せ脳」のつくり方』に、この本のことが書かれていたので、続けて読み終えた。副題に「脱・奴隷の生き方」とあるように「私たちは、親・教育・"新聞やテレビなどのメディア"・国家」などに洗脳された世界で生きている」という。そして「どうすればメディアの"洗脳"から解放され、自分自身の人生をとりもどすことができるか、できるかぎり分かりやすく説明することを心がけてまとめた」とのこと…

・早朝3時から「フレンチ・オープン」を観てしまった私です…でも、スポーツ番組は、誰かを洗脳しようとして放送しているわけではないので、大丈夫だと思います。それに続けて放送されているニュースについては、何らかの意図的な操作が入っていないか、疑いつつ見るようにしないと^^;

・私は、どちらかというとテレビに洗脳されやすい人なのですが、このような本にも洗脳されやすい人でもあります。また、そこから得た情報を、リアル・リツイートすることによって洗脳を流布する人とも言えます。まあ、この本の前に読んだ『苫米地式「幸せ脳」のつくり方』によると「すべては幻想」なのであるから、どちらでもよいのかも…

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2020年05月03日

Posted by ブクログ

「テレビは見ない方が良い」というのは、個人的にも前から感じていたことだったが、その根拠をはっきりと言語化することができなかったので、タイトルを見て手に取った本。
第1章は「メディアによって洗脳されている」という主題で書かれていた。著者の自慢話や宣伝が鼻についたが、おおよそ同意できる内容であった。
2章では、「脱洗脳」について書かれていたが、この本こそが洗脳のように感じてきた。

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2020年04月17日

Posted by ブクログ

胡散臭い話と、的を射ている意見が混在する、なんとも評価を下しづらい本。自己評価が低い人は、コンフォート・ゾーン自体が低くなり、そこに留まることが心地よくなる。これを続けると、ほんとうにダメになって行くという意見は、参考になる。

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2018年10月23日

Posted by ブクログ

全ての行動を「have to」から「want to」に変えること.
コンフォートゾーンを上にずらす.

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2018年10月09日

Posted by ブクログ


サブタイトルの脱奴隷の生き方の方がこの本にふさわしいと思う。洗脳を軸にした内容でコンフォートゾーンについてはとても興味深いが、全体的に広くあっさりとした内容の本。

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2018年09月11日

Posted by ブクログ

TVの悪役度は理解できる。自分もいつも見ないようにしようと思うが・・・タイトルに引かれて時間のムダをしてしまう。これが洗脳の恐ろしさか!!

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2015年10月18日

Posted by ブクログ

著者の著作に興味があったので読んでみた。61ページの「社会的コスト」の話、83ページの著者が飲食店のオーナーにしたアドバイス、94ページの「テレビ放送枠をオープン市場化」するというアイディア読んでいて参考になった。テレビ業界の内情の話が読んでいて面白かった。

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2013年09月21日

Posted by ブクログ

すでに自分は成功していると思ってはいけない。という言葉が一番残った。未来のなりたい自分を思うことが大切。

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2013年09月01日

Posted by ブクログ

たまたま本屋で見かけて手にとってみた本。
大学の講義の「メディア概論」を思い出し、当時もう少し掘り下げて勉強すれば良かったと思った。なんとなく似ていることを講義で聞いた記憶しかなかったので。

・プロダクトプレイスメント
ドラマの中でひそかに製品を効果的に使い、消費者に「その製品はいい」と無意識に思わせること
・ストックホルム症候群
人質ですら犯人を警察からかばい、人質の1人は結婚するにいたった事件からちなんだ、人間が臨場感を共有することによって互いに対する親近感が高まること
例:テレビに出た人は選挙の当選率が高い
・莫大な広告費を払ってくれる企業や宗教団体の悪いことを大手メディアはうたない
・経営者と編集者を完全に独立させる
・大手メディアしか入れない記者クラブシステムはやめるべき。そこには、権力側に都合良い情報が流れている。
・ニュースをみたら、反対の意見も考える。「どうしてこのニュースが報道されたのか?」を考える。その報道によって得する人は誰か?反対にダメージを受ける人は誰か?

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2013年06月23日

Posted by ブクログ

脳機能学者、計算言語学者、認知心理学者、分析哲学者である苫米地英人氏の著書。オウム真理教信者の脱洗脳なども手がけ、その活動は多岐にわたる。
「テレビは見てはいけない」理由からはじまり、「脱・奴隷の生き方」そして「日本人はなぜお金にだまされやすいのか」と続く。
テレビメディアの現状をいろいろな方面から追求し、見る価値が無い理由を解説し、それよりもっと価値ある事を行う事を推奨する。
特に、自分の頭で考え、ほんとうにやりたい事をやる事の大切さを説いている。
そして「一人ひとりが当たり前のように偉い」「一人ひとりの価値は自分で決めてよく」「だれが上でだれが下でもない」そんな価値観を述べている。
もう少しテレビ、新聞などのメディア論について知りたかったけど、まあまあ現状認識は正しいと思う。
そしてあるべき人間性についても共感できた。

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2013年01月07日

Posted by ブクログ

 メディアが仕掛ける洗脳について解説した本です。あまり専門的ではなく、とても読みやすくなっています。
 著者は認知心理学者、計算言語学者、脳機能学者など多数の肩書を持つ「洗脳」の専門家で、オウム信者の脱洗脳を手掛けた人物としても有名。最近はオセロ中島の依頼を受けたとの噂もあるが真偽のほどは明らかではない。
 著書は多数で、そのいくつかには一貫したメッセージが込められている。例えば・・・
「空気を読むことを強要する風潮は一種の差別である」
「常識や社会性などという概念も、幼少期に親や教師によって都合よく押し付けられた偏見だ」
「他人と違った行動に対して攻撃してくるドリーム・キラーが世の中にあふれているが、相手にしてはいけない」
「基本的に人間は、なりたいと思った大抵のものになれる。だからやりたいことを自由にやっていいのだ」
 ・・・などである。非常に勇気づけられるとともに、洗脳とは特別なモノではなく、大小にかかわらず日常的に受けているモノだと教えてくれる。だが、この著書では、もう一歩踏み込んだ、というか足を滑らせたというか、次のような一文も見られる。
「人間は、人殺し以外なら何をやってもよいのだ」
 そうかなぁ!? もっと、しちゃいけないこと、いっぱいあると思うよ、苫米地先生。

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2012年09月02日

Posted by ブクログ

自分なりの価値観を持つこと、洗脳されないこと、空気を読まない、脱奴隷…原因の追求はきっちり論じられている。ちょいちょい入る著者の宣伝はめんどくさい。

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2012年02月16日

Posted by ブクログ

テレビという題名ではあるが、副題の脱・奴隷の生き方がメインテーマである。

テレビは資格情報であるので価値観が一定にしやすく、特に日本人は一定の価値観を信じやすいので、結果的にテレビが洗脳装置としての役割を果たしていることが多い。

その意味では、テレビの奴隷にならずに、自分の価値観をもって生きなさいということを伝えたい本だと思う。

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2012年03月23日

Posted by ブクログ

テレビという現代の巨大メディアによって世論がどう形成されるのか、その歪みについて、第一章で解説されている。
文章も平易で読みやすい。
第二章以降は、著者の専門分野である洗脳をベースにした内容に移るが、こちらはやや説得力に欠ける内容。
ただ、内容自体は興味深い。

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2013年08月07日

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